昔話

自分は本格的に始めたのはパチンコからの人間なのでスロットの古い物というと初代北斗くらいなんです。


まぁパチンコも初代エヴァなのでそんなもん最近だわ！って言われてもおかしくはないんですが（笑）




初代北斗には思い出があります。
当時周りがスロットをやり始めて興味があったんですが目押しという初心者にとっての最大の鬼門で敬遠してました。



ある友達が北斗のスロットのプレステのゲームを買ったからこれで練習しろと突きつけられました。





ゲームだからイケるだろ（笑）
と思いやっては見たもののまー止まらない。



スイカなんて全然。



チェリーでさえも無理。




そこで友達に

無理！見えねー！見える奴は視力いくつだよ！アフリカ人かよ！ジャンボ！ジャンボ！ジャンボ野郎！



などとその他放送コードに引っかかる汚いおぞましい罵声を浴びせ突き返しました（笑）




アフリカ人じゃなくても見えるから（笑）
コツがあるんだよ




そうニヤニヤして家に来いと言われた事を鮮明に覚えています。





レア役が来るまであの

ンーーーー



というリール音と時々


アタッ！



というけんちゃんの悶え声


会いたかった！

こっちは会いたくねーわ！



と言うやりとりを聞きながら待っているとついに来ました。




ズルリとスイカが






まー見てろ


と友達が言って


トン

トン


ンゴンゴンゴ



と払い出し音





何故だ！




その後もチェリー・スイカと華麗に止めていく。





しるしを決めて、しるしが見えちゃえば後は自分の中でタイミングとりゃいいんだよ





そう教えられましたが簡単に出来る訳ではないです（笑）



右の赤7が見えないという致命的なもの（笑）



それでも練習していつしか友達から師弟関係になっていました。



違う！

バシッ！



すみません！



その7じゃねー！



すみません！



そこのスイカじゃねーだろ！


すみません！




まーザックリ雰囲気こんな感じです（笑）


ただこれ大真面目にやっていたのだから今考えるとあほだったなーと思えてきます（笑）




そして免許皆伝。




よし！とうとう実機で勝負いくぞ！



はい！



次の日ホールへ行きデータの見方も分からない僕は適当に座り千円をサンドに…



パチンコしかしてなかったから左に…




隣にメダルが出てるのを見て呆然としました。



まー空き台だったので何事もなかったようにメダルの出たほうのデータランプをポチポチ押して移動。




こっちの方いいよなぁ




的な雰囲気かもしだして（笑）



まぁ周りにはバレていたと思いますよ確実に。



あいつ



ど素人だ


と（笑）




そしてメダルをいれいざ実践！






衝撃が走りました。







実機










リール遅ぇ…








もはやその時点でタイミングが分からない




パニック





パニックになったあげくとりこぼしまくる。






そして毎回律儀に3枚ずつ入れてるので疲れる。




3000円で辞める（笑）










今でいう甘デジのマジンガーZに逃げる（笑）



ほろ苦く恥ずかしいスロットデビュー…







そして月日が経ち俺の空を打ち続ける自分がいました。




なぜ俺の空か？





なんか知らないけど勝ったから（笑）





そして勉強。そして敗北。
でも通い続ける。

今思う事は






名機は今後誕生するのか…その名機で僕は勝てるか…何よりあの熱くなれた自分が甦れるか。

皆さんのちょい古名機はなんでしょうか？



注)初代俺の空と初代リンかけは名機。

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