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【世代交代】ハイスクールD×D2は1日打ち倒せるスルメシステム
【世代交代】ハイスクールD×D2は1日打ち倒せるスルメシステム
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アリオリ侍:Reさん
がんばった - 投稿日:2022/01/26 11:20
2022年1月24日導入開始「ハイスクールD×D2 ハーレム王に俺はなる」を、
ホールで打ってきました。
6000Gほど稼働した所感を取り急ぎまとめます。
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◆切れ間なく1日中飽きずに打ち尽くせる6.1号機◆
『3周期までのループが約50%』というのが本作の売り文句になっている。
6号機の弱点としてよく挙げられる、枚数上限や連荘のしにくさを払拭する意図があると思われるが、
正直なところ、私はその売り文句に「減算区間か…」という先入観があった。
(画像引用元:KONAMI公式HP)
たとえば昨年導入された同じメーカーであるKONAMIの「GⅠ優駿倶楽部3」では、
1周期目の南国ゾーンが期待度約33%となっており、
それが良い意味でも悪い意味でもヤメ時となっていた。
ところが実際に打ってみると、本作が売りにしているこの周期システムは
『延々と打ち続けられるスルメシステム』なのでは…?
という感触を得た。
つまり、延々と食べ続けられるスルメの様に、
1日を通して飽きずにずっと打っていられるシステムということ。
飽きないという点では、私がこよなく愛しているGⅠフェアリーグランプリと共通する部分もあるが、
打感そのものは、これまで打ってきた6号機とは大きく異なるものだった。
◆ボーナス期待度とAT期待度のかけ算◆
本作は、周期カウンターをゼロにする事で突入するCZを突破する事で、ボーナスを獲得できる。
また、ボーナス獲得まで蓄積していく「ブーストポイント」は、AT獲得枚数の期待度を底上げしてくれる。
通常時は『周期カウンターを減らす』『ブーストポイントを増やす』という、
減算と加算、2つの目的をもって打つことになる。
周期カウンターは、主に特化ゾーンで減算させていく。
今回実践した限りでは、特化ゾーンは弱レア役からでも頻繁に突入したので、
カウンターがみるみる減っていく事も珍しくなかった。
(引用元:パチ7様解析サイト https://pachiseven.jp/machines/6441 )
基本的にはこの周期カウンターが減るのは喜ばしいのだが、
早くカウンターが減るという事は、
「ブーストポイントが貯まる前にボーナスに入ってしまう」という事でもあり、
ジレンマになってしまう事が多々あった。
詳しくは後述するが、そのジレンマがほど良いさじ加減なのがまた良かった。
感の良い方ならもうお分かりだとは思うが、
「3周期でループしても弱ATで終わってしまうのでは?」
という懸念は、遠からず浅からずといった所。
今回の実践でも、2周期や3周期で引き戻すも、
しかし本ATに入れられず200枚程度の獲得で終わってしまい、
結局はメダルが目減りしていった……という事も多かった。
では早めの引き戻しに希望が無いのかというと、そうではない。
周期カウンターの減算と、ブーストポイントの加算を同時にできる、
『ブーストブレイク』という特化ゾーンが存在するからだ。
(ブーストブレイク中の画像。左で周期減算、右でブーストポイント加算。GⅠ3のデュアル調教システムを彷彿とさせる)
この『ブーストブレイク』は、
今回の実践では強レア役やレア役の連チャンで突入した印象だった。
しかも1度突入したあとで、2度3度と再突入する事もあった。
本作の通常時は、こうしたボーナス期待度とAT期待度のかけ算を増やしていくのがとても楽しい。
特にAT期待度の部分が「ハマらないと貯まらない」という性質のものではなく、
腕力でどうにかなる程度なのがまた良い。
◆スルメシステムで飽きずに打てる◆
ブーストポイントは、「打ち続ける動機付け」にもなっている。
期待値の高い3周期の周期天井をスルーしても、
ブーストポイントがある程度貯まっているなら、打ち続けたいところ。
また、特化ゾーンで周期カウンターを大幅に減算すると、
次の周期に減算分を持ち越すことが出来る。
それでつい「もうひと周期…」となってしまう。
これもなかなか止められない要素のひとつ。
(見辛い画像を補足すると、周期残り172に対し610の減算。減算分が多いとCZ突破率も上がるので、このCZは突破した。右下のブーストポイント示唆も赤になっている)
「ヤメ時を見失ってしまうのでは?」という懸念もたしかにあるが、
それらがメリットでもあるのは確かなハズ。
多くのスロッターにとって「打ち続ける理由がある」っていうのは、
そんなに悪い感じがしないのでは…?
私が特にいいなと思ったのは、
ブーストポイントが貯まるとATもめっちゃ伸びる!……という訳ではなく。
期待度がちょっと上がる程度なのが、また良いな、と。
ブーストポイントは、ATの初期枚数を決める際に参照され、
ポイント貯蓄量の示唆は、白>青>黄>緑>赤>虹で分かるようになっている。
私は赤まで3回成長させたけれど、AT初期枚数は100が1回、200が2回。
緑で200枚、黄や青で100枚だった事もあり、
必ずしも赤=超期待できるという訳でもなさそうだ。
(初期AT決定時の画像。実践では200より大きい獲得はできなかったので、難易度高いのかも)
だからその程度の期待値とほどよい「追ってる感」が、
逆に気楽に打っていて気持ちが良かった。
ブーストポイントが「虹」になったらどうなるかは分からないが、
きっと容易に到達できるものではなし。
しかしそれを夢見て3周期以降も追っていける……というのは非常に面白いなと思う。
こういった動機付けの工夫は、まさに「スルメシステム」だ。
これまでの6号機開発のノウハウを注ぎ込んでいるんだろうなという感じがして、
とても感心させられた。
6号機と6.1号機は有利区間が1500Gであり、
良くも悪くも止め時がハッキリしていて、短時間で気持ちよく打てる。
それが大きな特徴だと思っていた。
けれど本作は、前述の通り1日中腰を据え、終始飽きずに打てる様な台に仕上がっている。
5号機の入れ替えが控えている都合もあってか、導入台数が現状少ない様子だが、
ホールで見かけた際は是非打ってみてほしい。
(もちろん萌え要素満載なので、それ目的だけでも十分打てます)
(イケメンキャラもいるよ!)
各ポイントの感想については、以下に簡潔にまとめてみた。
【押し順】
・左から押さないとペナルティあるっぽいので超注意!!!!!!!!!!!!
・間違って何回か変則押ししちゃったら、演出進まなかったりポイント貰えなかったりしたツライ
・特化ゾーンで押し順ベル正解しても効果にイマイチ変化無いので、ペナルティを考慮した作りになってるのかも。
【通常時】
・しょっちゅう「召喚ブレイク」に行く印象。その前兆中にレア役連打でよく「ブーストブレイク」した。
・全くレア役引けないと周期カウンターが全然減らない。3周期まで300G近くかかる事も。
・定期的にレア役引けてれば全く飽きない。召喚ブレイク楽しい。ブーストブレイクはもっと楽しい。
【ブーストポイント】
・GⅠ3で面白かった「後輩レベル」を違う形で良い感じに活用してきたな、という勝手な印象。
・白→青になるまでのブースト目を1度数えて18回だった。獲得量は一定じゃないっぽい。
・ブーストブレイク時の獲得量も何度か数えたけど良く分からず。見えてる数=獲得量とも限らない?
【小役】
・スイカと共通ベルに設定差があって、ベルは共通なら上段ベル揃いになる
・「ブースト役」は特化ゾーン抽選もしてるしブーストポイントももらえる。1/32.8と軽いしとても面白い小役だと思う。
・やっぱり強チェは偉いっぽいけど、1/512。中段チェリーは解析だと無いし実践でも出てこなかった。
【周期】
・3周期までの天井が50%で、そのうち70%が2周期。実践でも2周期突破が多かった。
・周期減算期待度を周期開始時に決める。青・黄・緑があって青は弱レアで召喚ブレイクしない事が多々あった。
・「エクストラ高確」の状態で強チェ含むレア役をどんなに引いても突破できなかった
【CZ】
・全役で抽選してるけど、自力感はあまりない。ただベル・リプ成立でもよく昇格する。
・突破率40%と解析にあるが、自力突破率はそこまで高くないのでは。
・レア役引いても1段階しか昇格しないが、強チェ引いたら突破したので、レア役は裏で色々抽選してるのかも
【ボーナス】
・赤7と白7があって、赤しか来なかった。1セットベルナビ7回。実践上ほぼ2セット。1回だけ3セットの時があった。
・リプレイやレア役でブーストポイントゲットできる。この最後のひと押しでポイントゲット→色変化→AT初期枚数200とかもあった。
・ポイントゲットの演出は毎回同じっぽいけど、獲得量はバラツキがあるようです。
【ブーストチャレンジ】
・ブーストポイントに応じてAT初期枚数を決定。
・実践した際は白は毎回50枚、青は3回中1回だけ100枚、黄2回中50枚と100枚、緑は1回200枚、赤は3回中1回100枚2回200枚
・レバオンしたあとのドクンッって音と、リールの揺れる感じ、下パネルのフラッシュが気持ちいい。
【サービスタイム(本ATの抽選区間)】
・ブーストチャレンジで決定した枚数分、本AT抽選を受けられる。
・レア役待ち。1/32.8のブースト役を引くとベルナビが出ても減算ストップ。この時リプレイでも抽選してるっぽくて、1度それを契機に当選した。
・減算ストップはG数じゃなくてベルナビ回数?ちょっと良く分からなかった。他の本AT突入契機は強チェリーやチャンス目だった。
【ヴァージンロード(本AT)】
・通常時と同じ様に周期ポイントを減算させ、CZを突破して残り枚数を増やしていく。
・レア役を引かなくても結構減らせる。とはいえレア役引けないとジリ貧になる事が多い。
・キャラ選択ができ、ナビボイスやCZのお相手に。かなりアッッツアツな演出盛りだくさんだが萌え台としては大いに正しい。
(周期ポイント減算高確率に移行すると、毎Gどんどん減らしてくれる。移行抽選がどうなってるか分からないが、これに入らないと結構キツい)
【愛の試練(AT中CZ)】
・突破率は1/2くらい。CZ中レア役引いてそれくらいだったので、実際は1/3くらいかも。
・愛の試練というからもっとエッッッなのかと思ったら、割と日常的な演出。だがそれもいい。
・これを6回成功させると、キングスガーデンという超つおい特化ゾーンに入ってほぼ完走したようなものっぽい。
【ファーストナイト(CZ突破後の枚数増加ゾーン)】
・YESの枕が選ばれれば獲得枚数増加という妄想膨らむ夢の詰まった5G。
・通常時に貯めた「愛ポイント」をここで倍々にしていく。たっぷり育んだ愛ほどYES枕で本領発揮と。なるほど愛は勝つ。
・けれど謎抽選。非チャンス役だと1/2くらい?プラス150枚くらいなら上々の出来ってレベルでした。
(演出の意図が私には分かりかねます)
【AT全般について】
・表示されている残り枚数はベルナビで獲得した枚数のこと。ナビ非発生時のベルなどの小役では減算されない。嬉しい。
・逆に1枚役などで減った枚数も残り枚数に反映されない。でも「ベルナビ出るなっ」と祈りながら打つATは面白い。
・本ATに入れるのも大変だが、入ってからも綱渡りの連続。しかしそれが思いのほか渡れる綱だったりするので面白い。
(こうやってしょっちゅう告白してくれる。ハーレム感半端なし。モテて困るわ~~)
ヤメ時
・まだはっきりとは分からないが、3種類あるような気がしている
・AT抜け後即ヤメか、1周期目の周期ステージ確認後。1周期の周期ステージは毎回黄開始だったが、緑やそれ以上もあるかも。
・もう一つが3周期後4周期のステージ確認後ヤメ。ただしブーストポイントの貯まり具合で継続で。時間に余裕がある時はこれがいいのでは?
総括
・朝イチから打てる台だと思う。5号機しか打ってこなかった人も打ってほしい。
・待ちが少なく飽きずに面白く打てるという点でも、ノウハウを発展させてきた新世代らしさを感じる。
・子猫ちゃんがかわいい。
不満点
・音量MAXが初期仕様
・召喚バーストの時、液晶の光量が強くて目が痛くなる時があった。
・子猫ちゃんが可愛すぎて困る
以上、少しでもご参考になったら幸いです。
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アリオリ侍:Reさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
私もそのワードで検索してしまいました、いや~~~誰かAlisaさんの検索履歴を見る人いないかなぁ。
しかし嬉しいお言葉ありがとうございます!ぜひぜひ打ってみて頂いて、画像検索でムラムラしたうっぷんを晴らしてくださいまし^^
見つけたら、子猫ちゃんに会うために打ってみます!
全国導入店舗、ピーワールドでまだ300未満なんですよ…かなしみ。
おっしゃるとおり、平打ちに適していると思います。朝イチで打っても、AT即ヤメで打っても、3周期抜けで打ってもそれなりに期待値があるのがスゴいです。
もっと注目されてほしい&導入されてほしい台ですね!