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本当は怖い三店方式 町田某店編
本当は怖い三店方式 町田某店編

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権田マンさん
男は黙って「呑む・打つ・書く」 - 投稿日:2020/11/28 01:16
【注意】このコラムはニュースがあった当日に「ホール側にも何かしら考えや対策を練った上で凱旋問題でやらかしてる」という、ある意味でホールを信用した上で書いたものです。現在から見ると、自分もホールを信用し過ぎていたようです。
「金景品売り切れは可能性としてはあるし、違法でも何でもないし、特別な義務も無い」
ことについては、前のコラムもご参考ください。自分で言うのは何ですが、こういう事態になると、大変参考になると思います・・・まさか現実が想像を超えてくるとは。こいつは面白え。
とにかく! 三店方式は自己責任なのを!もう一度強調させていただきます!
(上は20/12/4に追記です)
【コラム本編】
凱旋撤去問題と21世紀会の決議の誓約書を未提出で、東京都町田市にある某店(以下P店)が東京都遊技業協同組合の組合員資格の停止処分を受けたのが話題になっています。
やはり一番の話題となっているのは「換金はできるのか?」です。
東京都の三店方式における景品問屋組合である東京商業流通協同組合(TSR)は、規定の中に「納入できるホールは都遊協加入であること」という条件があり、今のままではP店は金景品を扱えなくなるからです。正確にはこれ以上の納入が不可であり、前回(本当は怖い三店方式②)、私が書いた「景品売り切れ状態」です。
ちなみに「本当は怖い三店方式①」にもチラッと書きましたが、TUCはTSRが運営しております。
(ホール→客→【TUC→TSR】→組合問屋という流れです)
そんなこんなで「組合資格が停止になることで金景品を仕入れできない=換金が出来なくなる!しかも今すぐに!」というような意見が出ていました。
それに関して、あくまで個人的な予想ですが
「ユーザーとしてはただちに影響はなく、心配ないんじゃないかなあ」
と思います。(もし業界の方が「これは一刻も早く動くべきだ!」というならばそちらが正しいです。私のは素人意見です。)
~以下妄想~
まずP店にしろ各組合にしろ、
・三店方式における混乱を防ぐ
・三店方式という「幻想」を守る
という点では共通している筈で、これが大前提です。そのための行動をしなけれななりません。
そうなると考えられる予想は三つ
①【TSRを使い続ける】
・今回は60日間の資格停止であり、その間に撤去を実行して誓約書を出せば、最終的には解除されるという含みを、遊技業協同組合は建前的には持たせている(それが実行されると本当に思ってるかは別問題)。
・また今回の件はモラルの問題であり、法令違反ではない。
・それらの建前や背景を最大限に生かし、「あくまで特例として」TUC・TSRは60日間のみ猶予期間(金景品の納入について)を設定する。「排除が目的ではなく、改心が目的である」だの理由をつけて。
・そしてP店は60日後に組合に復帰するか、猶予期間をつかい新しい三店方式を構築する。
②【TSRを使わない】
・P店はあらかじめ組合員停止(=金景品の納入停止)を想定済み
・すでに新しい三店方式を準備している(例えば神奈川県や千葉県の同じ系列が利用している景品問屋と契約しており、景品交換所も確保済み。)
・あとは金景品が売り切れ次第、新三店方式に移行(TSRが出来ないのはあくまでホールへの納品であり、客がP店から貰った金景品を近くのTUCに売るのは一切禁止されていない)。
・ちなみに他の一般景品も納入できなくなるので、一時的に売り切れが多発するかも?
③【①、②のハイブリット】
・猶予期間は30日間(適当)とする
・その間に新しい三店方式を急ぎ作る。
・猶予期間についてはP店運営会社とTSRで秘密裏に談合し設定。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【追記】20/12/4
④【まさかの特殊景品売り切れ状態?】
ちょっと調べてみると「換金できなくなってる!」という話がチラホラ。それが事実だという前提で感想を。
たしかに前回コラムの『本当は恐い三店方式②ホール景品編』で、「そういうのも可能性としてある」とは書きました。なんせ金景品も一般景品も区別はありませんから、売り切れても違法ではない。だから「そういうこともあるし、ちょっとした事例もある」ことを書きました。
書きましたが、本当にやるところがあるとは思いませんでしたわ(笑)いや、ここまで無策のノーガード戦法とは、ホール運営会社を信頼し過ぎてました。「営業を続けることが第一で、そのための凱旋設置」と思ってましたが、まさかのいきあたりばったり。
これをやると確実に系列チェーンでも取り付け騒ぎがあるでしょうに、意地なのか無謀なのか・・・コラムで繰り返しているように、まさに三店方式は自己責任なんですねぇ。
(以下、今となっては恥ずかしい素人意見が続きます)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というように、表立っては厳しい措置をとるようなパフォーマンスを対外的には取りつつも、裏ではスムーズにすすむようなやり方を模索しとると思います。だからユーザー的には今すぐ影響があるとは思いません(妄想)
繰り返しになりますが、
・三店方式における混乱を防ぐ
・三店方式という「幻想」を守る
は至上命題です。
何故なら三店方式は、風営法と古物営業法の間を「信頼」や「お約束」だけで繋げている、一種の共同幻想だからです。そのため、その幻想が薄れ「貯玉の取り付け騒ぎ」なんかが起きれば共倒れしかねません。
ですので三店方式への信頼は守らねばなりません。
今回の予想が当たっても外れても責任はとれません これもまた三店方式における「ユーザーの自己責任」です。
【追記】
今後も似たような処分が増えるケースが多くなるかもしれませんが、「三店方式等に悪影響がある=営業にかかわる」ようなことにはならんと思います。
何故なら組合やメーカーにしても、公正取引委員会に駆け込まれたり法廷論争に持ち込まれるのだけは避けたいから。「パチンコ店の出店が妨害された」と地元自治体にたいして訴訟をしたような過去がある業界ですので、営業妨害になりかねない一線を越えたらそれは躊躇わんでしょう。
ですので、ユーザーにとっては「ただちに影響は無い」と思います。
しかし「半年後一年後にどういう影響があるのか」は誰にも分かりません。一度「法令違反ではない」とモラルを遠くに投げ捨てた企業は、別のことでも「法令違反ではない」とモラルを投げ捨てるかもしれません。あるいは逆に最後までユーザーを守るかもしれません。
そして、貯玉はそれを保護する法律は無く、三店方式は合法であっても仕組みそのものを守る法律は無い。すべてはモラルと信頼と信用の問題です。
そのことを忘れず、自己責任で、パチンコパチスロライフを楽しみましょう!
〈了〉
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権田マンさんの
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このコラムへのコメント(5 件)
よく考えてみりゃ凱旋はみなし機状態なんだから再設置はないですね・・・ドヤ顔で再設置なんて言ってスミマセン。恥ずかしい。
個別の件は何とも言えませんので、あくまで一般論で。
次に書こうとしている「貯玉編」に入れようと思っていたのですが、「貯玉は貯金とは違い、基本的には保障が無い(それを守ってくれる法律はない)」「貯玉からの直接換金は不可能」という現実を忘れずに貯玉の数を考えたほうが良いのかなあ、と。三店方式ってのは調べれば調べる程、「ユーザーは全て自己責任」というのが浮き彫りになります。
最近だと貯玉の大量交換を防ぐため「一度に●万発まで」みたいな規約変更をしている店もあるとお聞きしますので、準備は早いほうが良さそうですね。
二週間ほどはおとなしいと思います。そんで「あれ?P店は普通に何も営業に影響もなく営業できてるやん」と思われたら、年末にむけて再設置する店が増えそうですね。
大声では言えませんが「モラルなんて捨てた方が大儲けできる」のが現実で、過去にはガセイベントやらストック飛ばしだのモラルが無い営業をしていた店も多数。
現実に交換できなくなってからでは遅いので迷ってます。
某町田じゃない店、凱旋増台、ちゃま喝再設置、サラ番元気に稼働中とやりたい放題。そりゃ周りの店からしたら不公平だよね