- パチセブントップ
- コミュニティ
- パチ7自由帳トップ|ブログコミュニティ
- コラム(ブログ)詳細
本当は怖い三店方式② ホール景品編
本当は怖い三店方式② ホール景品編
-
権田マンさん
男は黙って「呑む・打つ・書く」 - 投稿日:2020/11/21 19:47
※自分で垂れ流しておいて無責任ですが、景品交換所だけ閉まるなんて本当に妄想です(大阪がイレギュラー過ぎ)。実情はほぼホールと一心同体で、あんまり近すぎて摘発された例もありますが、それは別の機会に。
パチンコが本職の人らからすれば「素人がw」と笑っちゃうところもありそうですが、趣味がパチンコなだけのド素人が書いてるので見逃してください。むしろ「ここは間違いだよ、安心していいよ」と言う部分があれば教えてください。より安心して遊べるようになります。
・
・
・
「当たり前のことなんだけど、当たり前すぎてて忘れてた」が多いのが三店方式という仕組みです。
合法ではあるからこそ、「デメリット&ユーザーにとっての不利益もある」ことをユーザーは知っておかないと怖いです。このシリーズの最後にはあるオチもつけたいです。
というわけで今回は「ホールの怖い部分」。
それは・・・
まず①②を説明するために「景品(賞品)」について説明させてください。
法律上ではパチンコ景品に決まりについて以下のようになっています
「いろんな物を置いて客に自由に選んでもらいましょう」ということです。
しかし、このままでは曖昧なので、業界団体では次のような規則を決議として出しています。
これはただの業界団体内の決議なので、守らなくても罰則はありません。なので「俺の行くホールはそんなに景品がない!!」というのは「道義的には問題があるが違法行為ではない」状態。凱旋撤去の拒否問題みたいなもんです。
そこらへんは横に置いといて、ここで注目していただきたいのは、法律にしろ業界決議にしろ、
ことです。
そりゃそうですよね。
換金のための景品について具体的に決めてしまったら、それは風営法の一線を超えてしまっている状態です。だから曖昧にしておくしかない。これが「②特殊景品なんてものはない」ということです。(でも用語として特殊景品は使います)
ここから導き出されることは・・・
つまりどういうことかと言うと
「特殊景品を仕入れないという選択肢はある」
「特殊景品にも売り切れ状態はある」
ということです。
例えば、あるお客が
「景品には無いけどレ●ドブルを飲みたいから何とかしろ」
と言ってもどうしようもありませんし、
あるいは
「レ●ドブルがずっと売り切れ状態なのはヒドい!前まであったんだから交換してよ!」
等と言われても何も出来ません。
ホールのカウンター店員が言えるのは
「今ある景品と交換してください」
だけです。これは何ら間違った事ではなく、違法行為でもありません。それでも何かを言ってくるなら、それは悪質なクレーマーです。
ここで思い出していただきたいのが「特殊景品と一般景品の区別は無い」ことです。
つまり上の例と同じように、
「景品一覧に特殊景品がない」
「特殊景品がずっと売り切れ」
というのは違法ではなく、あり得ることなのです。
【実際例】
「特殊景品が存在しない店舗」というのは、存在します。それはインバウンド向けパチンコホールです。
これは「説明がしにくい三店方式については省くことで、より純粋にパチンコを海外からの観光客に楽しんで貰う」為に作られました。コロナが無かった頃はそこそこ繁盛していたようです。
「特殊景品が売り切れ」というのもあります。これは大昔のグランドオープンが本当にグランドだった時代に、あまりに出しすぎて最後の方は特殊景品が足りなくて後日交換になったそうです(私の先輩談)。
また正確には売り切れではありませんが、100万円以上(!)の貯玉を交換する際に「景品の数には限りがある」ということで、事前に仕入れをするために別の日に交換をお願いされた事例もあるらしいです。
では、売り切れでも大丈夫な特殊景品を、何故ホールは律義に仕入れるのか?
誠実さに溢れてるから? みんなの笑顔がみたいから? それらは二の次三の次でしょう。
一番の理由は
パチンコ企業だけでなく営利企業は儲けることが第一です。慈善事業じゃございません。
インバウンド向けなんて特殊な例なんて除けば、皆さん三店方式をやっている店に行くのが普通です。だからどんなに経営が苦しくても、特殊景品を仕入れて三店方式を利用するのです。
ではホールが仕入の苦しみから解放されるにはどうしたら良いのか。
ホールの廃業を決断すれば良いんです。
(「本当は怖い三店方式③ 貯玉編」に続く)
※「③警察は特殊景品を(建前的には)推奨していない」については、長くなるので省略。
3
権田マンさんの
共有する