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自宅の部屋がパーラー化するまで(1)~タダでやってきた台達
自宅の部屋がパーラー化するまで(1)~タダでやってきた台達
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ingたんPさん
北海道旭川市在住の合計130台以上所有している家パチ・家スロバカです。パチンコとの関わりが無駄に長かったり、趣味をこじらせすぎた結果、家の中が大惨事になってしまっております・・・ Twitterアカウント:@ing4510 - 投稿日:2020/08/23 21:54
みなさまこんにちは。ingです。
前回は私の生い立ちの第1弾ということで幼少の頃をつらつらと書かせていただきましたが、今回は家パチ・家スロ編です。
むしろ家パチ・家スロ”変”の方が正しいかもしれません・・・
初めて家に実機がやってきたのは今から約30年前までさかのぼります。
前回の投稿をご覧になった方でしたら「は?」となるでしょう。
ええ、私今日現在で35歳です。
ということは当時5歳くらい、まだ幼稚園ですよwww
そんな歳で、家に台がやってくることを喜ぶやつがどこにいるんですかとw
はじめて自宅にやってきた実機がこちら。
アニマルGの青パネルでした。(画像は参考)
当時、私の祖母が某所の廃棄物処分場に出入りしておりまして、そこの片隅にスロット台らしきものが山積みになっていたんです。
それを私の父親といっしょに見に行くと、大量のアニマルGが。
中にはパネルが割れていたり部品が無かったり、という個体もありましたが、大半がきちんとした状態。メダルもある程度あったかな。
父が「これ家に持ってってみよう!」というので、1台だけ積んできてみたんです。
そうやってやってきたアニマルG。当然ながら台鍵なんてあるわけありません。
じゃあどうやって台を開けたか。
筐体の裏側の板を、バールのような物でバキバキにして開けましたw
そしていざ電源を投入。バッチリ正常に動作しました。
それにしても恐ろしい行為ですよね。24Vなのか100Vなのかわからない台をいきなり100Vで電源ONですよw
幸い、アークテクニコは100Vでしたのでセーフだったものの・・・
ボリュームなんて当然付いてませんので、スピーカも爆音。
これは昔の家スロあるあるの、ガムテープで塞いで音量を下げました。
そんなアニマルGですが、自宅の転居に伴い父親の知人のところへ嫁ぐことに。
それから少しの間、自宅に実機は無い状態になりました。
それから約3~4年後のこと。私が小学3年生の時です。
同じ場所で、今度はパチンコ台が山積みになってるではありませんか。
捨てられていた台は、ほとんどが三洋の機種だったと記憶しています。
ハロウィン2やバンバンバン、ミラージュなどがありましたね。なぜかフィーバーマキシムEX3の板も。
そんな中、積んできた台がこちら。
三洋の羽根物「ファンシー2」とおまけチャッカー機の「パニックコスモ」
アニマルGのときは運良く動きましたが、今回は最初から「ダメなのでは?」と自分の脳裏には思ってました。
なぜならば「パチンコ台は家庭用電源では動かない」と聞かされていたからです。
それは同じく小学2年生くらいの時の事。
当時よく出入りしていたパチンコ店「ニューホームラン」の店舗脇に、「フィーバーフラッシュSP」が数十台山積みになっているのを発見しました。
店内で、仲の良かった店員さんに「要らないなら欲しい!」と懇願しますw
すると「持っていくのは大丈夫だと思うけど・・・」と言った後にシマ上を指差し、
「ファミコンとかと違って、こういう機械つけないとボカーンと爆発して壊れちゃうよ」と教えてくれました。
(昔のホールは、今と違ってシマ上にコンセント4個口等の1kVAトランスを設置しているのが普通でした)
そんな前知識があったもので、そのままの状態では使えないのでは、と思ってました。
父親ともその点について話した上で、ダメ元で100V投入します。
まぁ、拾ってきたものですから動かなくてもともとというレベルでしたしw
・・・一瞬ランプ類が付いたと思った瞬間、ヒューズが吹っ飛びましたwww
一瞬にして粗大ごみと化したファンシー2。パニックコスモの方はそんな経験もあったので通電はさせず、オブジェとして自宅に佇んでおりました。もっとも賞球カセット欠品してたし。
不動となってしまった台ですが、その後はしばらくの間、台裏のタンクに玉を入れて、手で賞球カセット動かして「チリーン」と玉を払い出して遊んだり、あちこちにパチンコ玉を投入して、上皿部や台裏での玉の動き・流れを研究する材料になったりと。
昔のパチンコ台は、構造がアナログかつ単純でしたから、通電させて玉を打って遊ばなくても、台の基本的な構造はこれで学習できましたね。
当然ながら、釘を叩いて遊ぶこともやってましたw
パチンコ雑誌に書かれてる釘調整の見本を見つつ、見様見真似で釘を叩いてみたり、パチンコ店じゃありえないような釘の曲げ方にしてみたり、とか。
本物の調整ハンマーなんて持ってるわけありませんから、普通のハンマー等々を使って色々遊んでましたねw
太い木の棒を使って、思いっきり釘をひん曲げてみたりするアホなことやってみたりとか。
・・・その結果、左手の薬指に全治約1ヶ月の大怪我を負うわけですが(ノ∀`)
そんな台達ですが、電源入れて遊べるわけでもないので、当然ながら家庭内で邪魔な存在に。
1年後くらいには廃棄されてしまいます。
それにしても、今思うと非常にもったいない台ばかりですね。今買うとしたら何万かかることやら・・・
そして再び自宅から実機が消えるわけですが、やっぱり自宅に台が無いのは子供ながらに寂しくなってきてしまい、今度は自分から実機が欲しいと懇願するようになりまして・・・
この続きは次回に書かせていただこうと思いますw
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ingたんPさんの
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このコラムへのコメント(6 件)
昔は遊技機リサイクルの概念なんかありませんでしたから、よく敷地内とかに山積みになって捨てられてる光景見ましたよね。産廃処理業者さんが処理するんでしょうけど。
昔話の引き出しは色々ありますから、近日この続きを書かせていただこうかと思いますw
昔はよくパチンコ台が捨てられてましたよね。(積まれていた?)
私もスタートチャッカーや、1チャッカー等の部品を拾っておけばと後悔してます。
続きを楽しみにしております。
この歳で、こんな年代の台にリアルタイムで触れたことある人はそうそう居ないと思いますw
昔の台の構造は単純でしたから、子供ながらでも構造を理解するのは簡単でしたね。後にこのときの経験が色々生きてくるわけでw
にしても5歳で実機持ちとは・・・! 遊ぶのはもちろん、いろいろ弄ってみるのも楽しかったでしょうね〜
今でこそ長年触ってきてるので知識も経験も豊富ですが、当時は何もわからんで触ってるので、恐ろしいことばかりやってきてますねw
今同じ台に対して同じことやって、その台の価値を知ると目も当てられないです・・・