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私のスロ人生を彩った芳ばしきクソ台
私のスロ人生を彩った芳ばしきクソ台
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ただの普通の人さん
- 投稿日:2020/07/02 10:49
パチンカーであれスロッターであれ、初めて打った台が必ず存在するわけで。
自分のお初台は、はっきりとは覚えてないんだけど、パチンコはイヤミの羽根物のやつ(正確な名前は忘れた)
スロットは4号機の夢夢・俺の空・北斗のどれかだったように思う。
パチンコめっちゃ楽しいやん!ってキッカケになった台は上記のイヤミの羽根物で、同じくスロットでは、俺の空もしくは大一のハイビスカスあたり。
パチンコのパの字も知らないような状態で友達に連れられてはパチ屋に行って、何故かイヤミの羽根物に座って、何がどうなれば当たりかも分からんうちに、台が騒がしくなって、気付いたら下皿から玉がモリモリ出てきて、ようやっとこさ当たった事に気が付いて、したらそのうちに大当たりに至るまでの流れが見えてきて、赤い穴ぼこに玉が一つ入るだけで実質何千円にもなっちゃうもんだから、そりゃもうハラハラドキドキ高揚しちゃって、その時の自分はミリ単位も考えなかっただろうけれども、その高揚感に脳が焼かれてしまったのか、それから10年以上もパチンコ・パチスロを続けることになっちゃって、それが自分の人生において良いことだったのか悪いことだったのかは今になっても分からないけれど、とにかく、10年以上も前のその羽根物を打ったという一事が人生の大きな分岐になった。
パチンコ・パチスロの楽しさに目覚めちゃってからは、もう日がなその事で頭がいっぱいで、日常生活やらバイトやらにも支障が出るレベルで、まぁ、ぶっちゃけ依存症だった。
絶対に手を付けてはいかんお金でパチ・スロを打ったこともあった。人としての一線を超えてまで打ったその台は電撃フランケン。若い人はもはや聞いたこともない台だと思う。全くもって勝つために打つ台ではないんだけど、そんな台に全財産5千円でもってアタックした。人生張るに値する台では全然ないのに、千円、また千円と命を削るがごとく歯食いしばってサンドに金を投じた。今思えば気が狂ってるとしか思えん。
他にもレレレにおまかせ・主役は銭形なんかもイカンお金で勝負を張った事があった。結果は総じて負け。ここらへんは追々記事にして勝手に懺悔するつもり。
ボナ後即ヤメできる5号機のシェイクⅡを打ってはバイトに遅刻なんて事もあったな。
ホントつくづくどうしようもない。
10代から20代前半にかけては、とにかく負けた。収支は付けてないけど、トータルではたぶんそれなりの車を買えるぐらいには負けてるはず。ただ、不思議なことにパチ・スロ遍歴を振り返った時に、一番楽しんでいたのは間違いなくこの時期だった。
何を打っても楽しくて楽しくて。
今では何を打つにしても、意識不明状態で打ってることを考えると、あの時が懐かしい限り。6号機の仕様上仕方ないんだけど、リゼロや北斗天昇の高設定を掴んでも正直作業でしかない。
ルーニー・テューンズ。
いきなり何を言い出すんだと思われそうだけど、やっとこさここでタイトルに繋がる。
私のスロ人生を彩った芳ばしきクソ台、そのうちの一台。オリンピアの台。
これも若い人はまずもって知らない台だと思う。5号機初期の台なんだけど、ネット上なんかで、この頃のスロのハナシになっても、こいつの名前が上がっているのを見たことがない。
およそ誰の記憶にも刻まれなかったのだと思う。
自分自身も初打ちの記憶もなければ、仕様・演出・機械割やら何やら、この台に関しての情報は殆ど覚えていない。だけど、こいつがスロット楽しいやんって感情を一段と増幅させたことは明確に覚えてる。
客観的に見て間違いなくクソ台なんだけど、非常にシンプルな仕様で、当時スロを覚えたての自分にとっては取っ付きやすい台だった。
左リールにチェリー付きバーを狙って、スイカが滑って着たらスイカを狙う。それだけ。
で、スイカ・チェリー共に結構なボナ重複期待度があって、今の台とは違ってレア役がちゃんとレア役してた。ちなみにスイカ20%・チェリー50%の期待度。だからレバオンでレア役濃厚演出が来るだけで、脳汁モノだった。
絶対にチェリーで!チェリー止まれ!止まれ!あぁ、くそ!スイカか、でもまぁいい、とにかくボナれ、ボナれよ!絶対にボナれよ!しゃー!ボーナス!みたいな。
その頃の自分の経済力からして、スロの勝ち金=命のお金、ってぐらいの価値があったから、当時世界一の熱量でルーニー打ってた自信がある。
他には、サクラ大戦・デビルマン・キューティーハニー・クイーンあたりのエレコの2段階設定台。評判は総じて最悪だった記憶があるけど、こいつらも自身のスロ人生を語るうえでは欠かせない。
サクラ大戦はビッグ中の歌がとにかく素敵で。なんだろうあれ、携帯とかで聞いてもそこまでって感じなんだけど、ボナ中の頭お花畑状態で聞くと12倍ぐらい良い歌に聞こえちゃう。これ個人的には吊り橋効果の亜種みたいなものだと思ってるんだけどどうでしょう。脳が焼かれちゃってるだけかな。
振り返るとシンプルな造りの台を好んで打ってた。レア役が現実的な確率でボーナスに繋がって、ちゃんとまとまった獲得枚数があって、レバーオン→ボタン停止に一喜一憂できる台。スロットって本来的にはこういうもので良いと思う。
かといって今そういうシンプルな台が受け入れられるかというと違うと思うし、このご時世、ルーニーや上記2段階設定台があったとしても多分打たない。悲しいかな今では何らの高揚感も得られないと思う。
当時熱中した台をしばらく振りに打つと、あれ?と思うことがある。
パチスロ戦国無双の設置が全国的に数えるほどになった時に、打ち納めを兼ねて年単位ぶりの稼働をしたことがあった。
初めのうちは、うわぁー懐かしいわー、なんて感慨深く打ってるんだけど、ちょっとするともう退屈。慶次の択当てに成功して無限ART化させて、それを上手いことハメてという具合に展開にも恵まれたのに、これがどうにもこうにも退屈で。
その時に思ったことがあって、
時勢と共に台の変遷があって然るべきだし、当の自分自身の感受性やら経済力やら何やらが変わっていっちゃうわけで、結局、その時々にその時々の台を楽しまなきゃなんだろうなぁと。
他には、逮捕しちゃうぞ、ロード・オブ・ザ・リングなんかも個人的に思い出のあるクソ台。記憶を掘り返すと出るわ出るわ。
ただ長くなってきたんで、ここらでおいとま。
10代・20代の頃、4号機初期以前の台を嬉々として語るおじさんを見ては、そんな昔のこと知るか興味ないわボケ、なんて思ったもんだけど、悲しいかなもう自分はそのおじさん側。
40歳超えた時には、あの頃は青鬼って台があってだな、とか語っちゃうおじさんになってるんかな……。
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ただの普通の人さんの
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このコラムへのコメント(6 件)
はじめまして。コメントありがとうございます。
個人的には思入れの強い台ではあるのですが、客観的にはルーニーはクソ台だと思いますw
青鬼はある意味で語り継がれる機種になっているように思います。
はじめまして。コメントありがとうございます。
12号機w その時まで生きてるかな…
12号機を見届ける為お互い健康体で頑張りましょう!
自分がそうだから