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目の前にいるスロッター
目の前にいるスロッター
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ししょーさん
- 投稿日:2019/11/25 21:57
身近なパチンカースロッターインタビューと言われ、一番の問題は「周りにいないぞ、インタビュー出来るようなヤツが」
年々パチンコ、スロットをやめてくヤツばかり。
たまに会うと
「まだ打ってるの?好きだねえ」
「まさかまだやってるなんて」
「今は勝てないでしょ?勝ってるの?奢って〜」
さてどうしたものか、うーん???
「いるじゃん身近に!」
打ち続けて早40年弱。未だに毎週のように通ってるヤツが目の前に。鏡の中にだけど。
よし、ちょっと趣向を変えて、自分と言う人間を全く打たない人間から見た時にどう思ってるのかを聞いてみるのも面白いかも。
身近と言えば・・・パチンコ歴よりは少々短いものの30年くらい見続けてるかみさんに聞いてみるか。
と言うことでインタビュー!
(ってより単なる飲んだくれ夫婦の会話だな)
とある金曜日の夕飯時、
かみさん: 「また見てるの、好きだねえ」
Youtubeのスロ動画を見ながら
師匠: 「お勉強中なんだよ、新台の試打動画」
か: 「ってことは、また行くんだね、土曜?日曜?」
師: 「明日の土曜日行く。明日は6の日なんだよ。だからいつもより抽選が15分早いから8時に出ていく」
か: 「わざわざ休みの日なのに。せっかく時計セットせずに寝られるのに信じられなーい」
師: 「多分、時計セットしなくても目覚めるけどねw」
か: 「そう言えば、昔あったあの時計はうるさかったよね」
★4号機時代、バンダイから発売されていたモーニングボーナスという獣王のおもちゃを景品で取ってきた。
リールの図柄でビッグ、バケ、サバチャンをセットして時間設定すると、朝から獣王の音楽で目覚め。至福の瞬間を味わえるんだけど、問題はずっと聞き続けたくなり、音を止めなかったので、かみさんから超不評だった。当たり前か。
師: 「あれくらい目覚めの良い音は無かったんだけどなあ。あれ壊れちゃったもんなあ。残念」
か: 「良かったよ、壊れて」
「うるさいって言えば○○(息子)の戦隊モノだかの剣のおもちゃでさ、セットするとキーンって音が出るやつ」
師: 「あれ最高だったね。吉宗のキーンと同じ音が聞けるんだもん。ひたすら○○から奪ってキーンキーンさせてたね」
か: 「で、車の中では浜崎みたいなの流してたよね」
★4号機吉宗の姫ビッグで流れる「そこにあるかも知れない」のこと。
か: 「この前、街中で娘と歩いてる時に流れてて、娘共々、あっ!ってなったよ」
「で、明日は何の台打つの?」
師: 「取れたら北斗の新しいやつ」
か: 「クリキン流れるの?」
★パチンコ、スロットは打たないけど昔はアニメ、漫画は良く見てた。それとクリスタルキングのファンだったこともあるので、北斗で流れることは知ってる
師: 「さあ、新台だからわからないなあ」
「でもあれ流れたらテンション上がるよなあ」
「そう言えば(かみさんの)携帯メール着信音をルパンのタイプライターにしてたよね一時期」
「もうメール来るたびに脳がとろけちゃいそうだったもん」
か: 「音だけで、そんなに嬉しいもんなの?」
師: 「誰かさんも風呂にiPhoneと防水スピーカー持って入るじゃん。お気に入りの音楽と一緒だと思うよ」
か: 「そう言われるとね」
「それにしても毎週毎週、良くも飽きずに行くもんだねえ」
師: 「平日のストレス発散だから」
か: 「でも6の日って出るなんてどこにも書いてないよね」
師: 「いろいろあるんだよ。広告規制ってやつでさ、この日は出しますって言えないんだよ」
か: 「へぇ、へんなの」
「なんで?」
師: 「射幸心を煽る行為はダメなんだって」
か: 「出ます、出します、取らせますってお店の前を通ると言ってたじゃん」
師: 「懐かしいね。今は無いんだよね」
「あのマイクパフォーマンス、好きだったんだけどなあ。北は北海道から南は九州沖縄まで数あるホールの中から当店をお選びいただき誠に誠にありがとうございます〜ってね」
「上手い人のは聞いてて心地良かったね。思わずお金入れちゃう。軍艦マーチが流れると始まるんだよ」
「今はあれもダメなんだよなあ。楽しかったのに」
か: 「何だかんだ言っても毎回、勝った負けたってやってるから結局ギャンブルでしょ」
師: 「建前は出した玉で景品に交換出来るだけの遊技なんだよ。で、その景品をたまたま買い取ってくれる店がすぐそばにあるってだけ」
か: 「こじつけだあ」
師: 「誰もがそう思ってるんだけど、そこは大人の世界だから」
か: 「へんなの」
「最近パチンコは打ってないの?」
師: 「ほとんど打ってないな」
か: 「なんで?」
師: 「昔と違って今のフィーバー機(って言った方が、かみさんにはわかりやすいw)は、リーチかかるとやたら長いんだよ」
「トイレ行って帰ってきてもまだ止まらないくらい長い。それで外れる」
「外れてるなら、早く止まれよって思うとイライラしちゃってダメなんだよなあ」
か: 「早く止める方法ないの?」
師: 「無いよ。修行だよ修行」
「あれは無理だと思ってさ。最近は打ってない」
か: 「ふーん。ギャンブルって言えば、お馬さんはやめたねえ」
師: 「偉いと思わないかい?」
か: 「単に下手なんだからしょうがないでしょ」
「勝ってるなら何も言わないよ」
師: 「そうなんだよなあ、あの父親とあの母親の子供だったら府中の2400mで負ける訳がないって。直線でグググッって来るのが見えるんだよ。
まあ全て夢なんだけどね」
か: 「勝ったの見たことないもん」
師: 「まあその通りだからしょうがない」
「ほんと、下手だもんな、馬は」
「その分、スロット頑張ってるから」
か: 「自分の小遣いの中で遊んでる分には良いんじゃない」
「と言うか、それだけお勉強してて負けてたら悲しいよね」
師: 「その勉強が楽しくてね。これが学校の勉強だったら凄かったのになあ。東大入れてたなw」
か: 「それで東大入れてたら誰でも入れるよ」
師: 「でもさ、この努力は認めてもらわないと」
「さて勉強、勉強。なんて勤勉なんだろう」
か: 「はいはい。明日の夕飯はお寿司食べられるのを祈ってるよ」
師: 「よっしゃ!まかせとけー」
と言うことで、くだらない会話とともに酒量が増え、気づくと酔っ払いの出来上がり。
結論: 全く打たない人間から見ると、パチンカースロッターは「へんなの」とでもしておきますか。
まあ打ちに行くことを認めてもらってるだけでも、ありがたいと思わないとね。
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ししょーさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
ムカついてくれましたかw
逆インタビューは窮余の策でしたが読んでもらえてありがとうございます
やらない人へのインタビューもアイデアとして超アリですよね!
目指せサザエさん一家!w