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思い出はいつも側に…ほら今もあなたの後ろに!
思い出はいつも側に…ほら今もあなたの後ろに!
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しかたまさん
- 投稿日:2019/10/19 04:07
初めましての方はこんばんわ。
初めましてじゃない方もナマステ。
私、しかたま、と申します。
今回は、こちらのパチ7様でコラム宇宙一決定戦が行われるとの噂を聞きつけまして、これは幼少期よりゲームギアのコラムスで鍛え上げたコラム力をこれでもかと発揮出来る機会だと……
えっ、「ゲームギアって何」ですって?
あの、世界最強ゲームメーカー○EGAが1990年に発売した携帯ゲーム機『ゲームギア』をご存知ない!?
そうですか…。
まあ、日本だと前年に発売されたゲームボーイに押されて、あまりシェアは伸びませんでしたからね。ナウでヤングなディスクアッパーズの皆様は知らなくても無理なし。
…そんなことはどうでもよくて、コラムです!
コラムを書く!
書かなくちゃいけない!
「私は宇宙一のコラマーになって必ずホームランを打ってみせる」と、難病で入院している娘と約束したのです!
よし、これで審査員も情が湧いて、採点も甘くなることでしょう。
これで下準備もバッチリですね。そろそろ本題へ参りましょうか。
なになに?
コラムテーマは『思い出のホール』ですか…。
うーん…。
無いな!
いやね、私も(ピー)学生の時分にパチスロに出会ってから今日までの3億年間…いや少しだけ盛りましたが、とにかく結構それなりの年月をパチンコ・パチスロと共に過ごしてきましたので、これまで訪れたホールの数も3億…は流石に盛り過ぎましたが、それはもう沢山なので、それに伴いホールで過ごしてきた時間も、実際数えてみたとしたら、多分引きつった苦笑いを浮かべたくなるほどかと。
なので、ちょっと記憶のドブ川を覗いてみた日には、ホールでの麗しき思い出など、大豊作で近所にお裾分けしたくなるほど出てくるはずですし、その中から、読者のハートが思わずウォーミングしてしまうようなエピソードを見繕って、二重底の菓子折りと共にお届けすれば優勝確定濃厚の予定でお送りしてきたわけですが、私の思い通りになるのはここまでだ!
いくら探したとて、「あの店のガセイベントまじクソだったな」とか、「隣の席の奴が足臭くてせっかく6ツモったのに何でこんな苦しみを味合わなくてはならないのか」とか、「一台だけ28/kくらい回る慶次漆黒で6万負けたので次の日も打ちに行ったら昨日隣に座ってた軍団の奴に取られてて別の台で5万負けて泣きながら帰宅したのが今日のお話」などという、怨嗟と怨念に満ち満ちたドブ水色のエピソードしか出て来ないぞ?あれれ?おかしーな?
もっと、こう、「常連のおばちゃん達と和気藹々と海物語を打って、確変引いたらコーヒーレディを呼び出してご祝儀で全員にコーヒー奢る謎ルールが存在していて、打ち終わる頃にはおなかがタプタプになっちゃうのよ」とか、「通っているうちに段々と話すようになった店員さんとホール外でばったり遭遇!色々あって今では嫁です!」みたいな、そういうのがあればいいのですが、ありませんね。ええ。
特に2つめのエピソードなんかは、話の雑さ加減からわかっていただけると思いますが、童貞の想像力では、これが限界であり、ホールでのラブロマンスなど別世界の御伽話にしか思えないし、つまり私に病気の娘はいません。これが叙述トリックです。(違います)
とにもかくにも、ホールでの思い出の99%が薄汚れたモノで出来ている私にとって、皆さまが望むような、心温まる『思い出のホール』ストーリーを紡ぐ事は、初代戦国乙女甘でオウガイを撃破する並みの無理ゲーです。
そんな1%にも満たない可能性にすがるよりは、とっとと諦めて明日のパチンコの事でも考える方が建設的ってもんよ。
土曜日だから多分軍団の奴らは来ないだろうし、例の慶次漆黒でも打とうかなー?
でも週末だと素直に釘締めてくるんだよな。
最近、結構負けてるのを知ってるだろうから据え置いてくれないかなー?と期待したいんだけど、あのホール、先々月に店長変わってからそういうの無くなっちゃったしなあ。
前の店長の時代は良かったよなあ。
パチにしろスロにしろ、不発だったら結構な割合で据え置いてくれたりしたもんだ。
そうなると、万年釘の甘海でお茶を濁すかとも思うけど、あのホール通路が狭いからおじいちゃんおばあちゃんがガンガン背中に当たってくるんだよな。
なんであの人らはそんなに頻繁に席を立つのかね?
まあ、常連同士で交流するのがパチ屋に来る目的の半分みたいなもんなんだろうな。
そういえば最近はこの店でスロ打つ事も減ったな。
これも店長が変わって、設定の入れ方が変わったからだけど、パチンコの方もメイン機種ばかり優遇するようになって、甘デジなんか段々と回さなくなってきてるしな…。
このホールには1年半近く通ってきたけど、そろそろ卒業の時かもしれんなあ。
最初に来た時は換金所がわからなくて、辺りを3周くらいして、結局たまたま外に掃除しにきた店員にこっそり教えてもらったり。
冬に裏手口の近くの台で隙間風びゅーびゅーの中、凍えながら一日打って案の定風邪ひいたり。
ハンドルがいかれてて、強制右打ち状態の海(でもめっちゃ回る)を一週間打ち続けたら、次の新装で台ごと入れ替えられたり…。
まあ、基本的にコミュ障なもので、店員や他の客との交流どころか会話すらほぼなかったけれど、それでも思い返してみると、多少はエピソード的なものもあるわけで、なかなか思い出深いホールに……
ああ、そうか。
難しく考える必要はなかったんだ。
思い出のホールはここにある。
そこに自分がいれば思いは生まれる。
ただ忘れているだけで、これまで通ってきたホールにも、きっと思い出はあったんだ。
これまで私が訪れたホールの全てが『思い出のホール』なんだ。
よし!無理やり感満載だが、どうにか綺麗に締められた気がする!満足!おわり!
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