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見た事のない光景
見た事のない光景
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あきうめさん
恥ずかしながら帰ってきました - 投稿日:2019/10/09 18:14
あの光景には、もう出会えない。
夢を追い、北海道から東京に出てきたのはいいけれど、現実は厳しく、挫折して地元へ戻る事に。
夢に破れ、地元に戻った時、身についた物はパチスロの知識と目押しの能力だけ。
不景気も重なり、再就職の道は見つからない。
やる事もなく、パチスロを打っているだけの毎日。
貯金も少なくなり、いよいよ後がなくなってきた。
それでもパチスロはやめられない。
そんな毎日に、変化が訪れる。
いつも行っているホールへ車を走らせていると、うっかりして道を間違えてしまう。
一本道のため、戻るのも難しい。
仕方なくそのまま進んでいると、国道沿いに小さいホールを発見する。
こんなホールがあったのか?
いつも通らないから知らないだけなのか?
疑問に思いながらも、車は自然と駐車場へ。
入店してすぐに、私の大好きな大花火がお出迎え。
(※大花火…4号機。最大枚数711枚の大量獲得機)
一応データを確認するも、回転数とボーナス回数くらいしかわからない。
適当に台を決めて打ち出すと、すぐにBIGボーナスを引く。
そのBIG消化後の1ゲーム目。
予告音とともに、鉢巻リールが回りっぱなしに。
(※鉢巻リール…メインリールとは別にサブリールがあり、小役やボーナス当選を教えてくれる)
ハズレかボーナス、しかも一番期待度が高い演出である。
右リール下段にチェリーつきの青7を狙って止める。
見事に止まってBIG確定!
そのまま青7を揃えて連チャンスタート。
そして事件はこの後に起こる。
BIG終了後の1ゲーム目に、また予告音が鳴る。
鉢巻リールには赤ドンちゃん(小役かボーナス)。
小役を狙いつつ、青7を目押しすると……またも1ゲーム連チャン。
落ち着きを取り戻すため、とりあえずホールを一周してみる。
そこで見つけたいくつかの疑問。
・北海道なのに沖スロが半分以上ある。しかも月に数回、1万枚以上出ている台がある。
・図鑑でしか見た事がないようなメーカーの台が5機種くらいあるが、沖スロと同じ様に万枚を出している。
・「大花火!2万枚突破!」という紙が大きく貼り出されている。
疑問、というよりも確信に近い情報が手に入ったため、意気揚々とそのまま打ち続けると、BIGが10連チャンする。
このまま行けば万枚も狙えるんじゃないか…そんな考えが頭をよぎった瞬間、初めてREGが揃う。
REGが揃った後は、予告音も一切鳴らず、鉢巻リールも回らない静かな台に。
そのまま200ゲームほど回しても何も起きず、やめる事に。
5000枚のコインを獲得し、景品に交換後、恐怖と興奮が交雑する中、ホールを後にする。
現在と違って、怪しいホールが存在し、恐い店員がいる、それが普通の光景でもあった。
自分の記憶を辿って、ホールを紹介するためのエピソードを探す時は、決まってこの時代の話ばかり出てくる。
それほどに強いインパクトを残す、今では考えられないような世界にあった、昔のホールが好きなのかもしれない。
私は、そう思っている。
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あきうめさんの
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このコラムへのコメント(9 件)
①投稿テーマは、「思い出に残るホール紹介」です。
あきうめさんの作品を読んだ感想は、
知らずに裏モノの店で遊技した大花火の話。大花火の話が強くてホールの印象がとても弱く感じました。
別日にもう一度ホール状況や感想、もっとお店の事を深く掘り下げていれば、ホール紹介になったと思います。
②他の投票した方はどうかわかりませんが、僕自身裏モノの店の話はたくさん知っているので、あきうめさんの予選作品のホールが凄い、この店ヤバイ!と思えませんでした。
以上が僕の感想です。
この時代に打ってみたかったっす。
(^-^)
うめちゃん、それは若さで全ツして欲しかったなあ‼︎
こちらにもありましたよ…
そんなお店。
夢だったのかな、、、、
裏モノだろうと駆けつけて、打ってみたらノーマルというのも多かった時代ですねw
怪しい店の怪しい台、触れたいけど触れれない、そんなジレンマがあったよね。
こないだ会社でバリバリのモロ系は無かったんだよね~って話してたら実はバッキバキのパピードッグがあったみたいで、すげー悔しい思いをしたばかりよ!