思い出ボロボロ１８

馬鹿は馬鹿らしく
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/13489#contentsの続き
ついた先は近くの内科医院

ちっちゃい頃から良く診て貰っている

受付に診察券を出して直ぐに呼ばれる

〇さん中へどうぞ

中に入り椅子に座り先生と見合わせた瞬間先生から

「ハイ、直ぐ血液検査とエコーの用意して。お前こんなになるまで
ほっといたのかよ、死ぬかもしれないぞ」

え？何？何言ってんだ先生

『黄疸には～ん～まだなってないか？ん？』

その様な事を言われたが痛みが酷く、どう答えたか

「全く、夕べどの位飲んだ？マズイ状態だぞ！ここではもう
何とも出来ん。直ぐに大きな病院紹介するからそこに行け。
一人で行くな、家族に連れてって貰え。連絡はしておいた
絶対そのまま入院になるからな、覚悟しておけ。』

え？覚悟？どの様な覚悟が必要なんだ？

あ～～～訳分からん

そこへ父が到着、開口一番「このばが息子が！」

取りあえず痛み止めを打ってもらい少しは落ち着いたが

足取りが重い、気持ちも重い

これで病気やケガで迷惑を掛けるのは2度目

頭が上がらない

「黄疸がハッキリ出ていないので何とも言えないが
肝臓が異常に肥大化してます。腹水も見えてない
しかし少しの猶予も無いです、直ぐに入院治療を
してもらいます。兎に角今日で良かった」








行き着く大きな病院には小一時間

向かう車の中では無言が続く

しかし頭の中の片隅にイベントの事が有った

自分が死ぬか生きるかの時に

ここでも自分が最低のパチン粕

これからの入院生活は

テレビや映画の様な物とは

違う世界なのだろう











イベントの主役はコイツだった

初日から打てないなんてなんて日だ！

元祖数珠つなぎ連チャン機

ブラボーキングダム

3