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月刊保通協の資料~2017年7月編~
月刊保通協の資料~2017年7月編~
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暇人ししょうさん
ノーマルタイプをメインに立ち回る自称アマチュア養分。 好きな機種はマタドールとスーパーシオ。 パチンコもちょくちょく打っている模様。 所謂5号機チルドレンだがなぜか古臭いネタを知っている。 - 投稿日:2017/07/05 15:38
打ちたい機種と懐の中身が釣り合いません、暇人ししょうです。
新機種多すぎませんか……?それもノーマル機……。
パトロンかノリ打ちの相棒か5000兆円欲しい。
さて今月もやってまいりました月刊保通協の資料でございます。
今月もやはり取り立てて珍しい事例もなく……と言いたかったのですが珍しく「みなし不適合」が出ました。
『申請書添付書類に記載すべき回胴中継基板に係る書類が欠落していた。』
『「遊技機の諸元表(その3)遊技メダル等の獲得に係る遊技機の性能-試射試験」に、客が最大の出玉率を得ることができる遊技方法で遊技を行うことを前提にした値が記載されていなかった。』
これは検査にすら行き着いていない、書類不備による不適合です。
このシリーズを始めてから初のみなし不適合、正直調べるまで「みなし機認定に漏れた事例」だと思ってました。
みなし機はあくまで型式試験ではなく各都道府県の公安による検定で決まる物、保通協は関係ないです。
書類不備でウン百万が吹き飛んだのか、一旦保留されて書類を再度持ってきたら別日にやってもらえるのかは定かではありませんが、以前とりあげたハーネスの色違い案件並に怒られることは間違いないでしょう。
ところで機械割と出玉率の違いってなんなんですかね。
以前「機械割は実測値、出玉率は予測値」という話を聞いたことがありますが、そうでもないんじゃないかという気がしています。
理由は単純で、使う用語に気を使っているであろう保通協の資料でシミュレート試験と実射試験の両方で出玉率としていたため。
多分ですけど違いは主に使われる場所が機械割はホールで出玉率はそれ以外というのと、機械割の表現は十分率(ex.10割8分5厘)で出玉率は百分率(ex.108.5%)ではないかと。
明確な出典が手元に無いので断言はできませんがこの2つはだいたい一緒、ただし機械割119%というのは単位の関係で推奨されないといった感じではないでしょうか。
単位とか日本語って難しいなぁ……
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暇人ししょうさんの
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このコラムへのコメント(6 件)
別にどちらでもユーザー間では問題なくね?って思ってるんですけど。
じゅうふく→ちょうふく
みたいな感じで正しく使えよ、日本語をよ?的なんはぶっちゃけどーでもいい人です、はい。
全くもって。さすがの回答!ビシッと決めてくれましたねw
今日はよく眠れそうですw
なるほど、台に出入りした玉で計算するか店に出入りした銭で計算するかの違い……ありがとうございます。
SISのデータはたしかに気になるのですが色々現実を突きつけられそうで怖いですね……。
みなし不適合は、ちょろっと調べた限りでは半年に一度ペースで出てるみたいですね。なにか焦る事情でもあったのかと邪推してしまいます。
あと"また、"でつながれた文章は確かに珍しいと思いました。もしかすると「1機種で同一の項目に対し複数の不適合事象があった場合、1つの不適合事例とする。」みたいな取り決めになったのかもしれません。そのほうが統計資料としては扱いやすいと判断されたとか、わかりませんけど(笑)
ちまちま調べていたら佐々木御大がビシッとした回答を示してくれました。
ありがたい限りです。
出玉率と機械割ですが「使われる場所が機械割はホールで出玉率はそれ以外」で正解です。出玉率はイメージ通りなので問題ないでしょう。
機械割は「売上に対する還元」を意味します。例えば、コインサンドに入れられたお金が10000円で、18500円分の賞品を持っていかれた場合は「18.5割」となります。ええ、10割8分5厘という十分率です。
ホールがこの機械割を気にするのは、交換差額のある営業が長かったというのも一因でしょう。6枚交換なら12割。7枚交換なら14割が、損益の分岐点となります。
安銭でツケて粘る人ばかりの日もあるだろうし、不確定要素を大事にしていると、私も不思議に思っていたんですけど。ロジックで打つことが重要視される等価交換で育ったホールスタッフが増えたこともあり、少し存在感が薄れたような気はしています。
SISデータのようなビッグデータは、没個性蔓延装置ともなりますが、機械割は、そのホールに集うお客さんの傾向が表れることもありから、意外と捨てたもんではないな……と今は思っています。
ちなみに、ユーザーが出玉率のことを機械割と言うのはメディアの責任も大きいですね。なんとなく格好良いじゃないですか。その機械を攻略している感じがするから。私もこの違いを意識するまで、機械割と書いていましたとも(笑)。
そうそう。今回の統計資料ですが、書類不備は過去にもあることでして。それより驚いたのが「〜〜性能を有していた。 また、複数の入賞と〜〜」という書き方が2箇所もあったこと。今までのは1項目につき句点は1つのみ。このようなケースでは2項目に分けていた気がします。書く人が変わったか、なんらかの方針転換があったのでは。勝手に妄想しております(笑)。