神台とクソ台は紙一重？　愛しのエスパー台 乙女妖怪ざくろ

我が家にやってきた記念すべき1台目の実機が北電子の乙女妖怪ざくろである

この台の一番の特色はなんといっても自力感と言う名のエスパー要素

そう、この台は最凶のエスパー台なのである

まずART1発目から２択を求められれ
１/2で上位ART昇格期待度が33％の白７ 当てれば昇格期待度66%の赤７
まさに天国と地獄である

そして、そこまで頻繁に入らない上乗せ特化ゾーンの妖艶乱舞ですら6択に正解しなければ
ただの上乗せ10Gと化してしまう男らしすぎる潔さ　やはり天国と地獄である


では、なぜ私が一見辛そうにしか見えないこの台を愛してやまないのか
ずばり、それはアイデアの素晴らしさと潔さである

上記に挙げた最大の上乗せ特化ゾーン　妖艶乱舞

物凄く耳に残る　あっそーれ♪を聞きながらエスパータイムである

この妖艶乱舞は10G区間でカットインが入ったときに6択チャレンジ
正解すれば上乗せ+ゲーム数を10に巻き戻し　つまりエスパーすればするほど無限に上乗せする
夢しか無いとも言えるが、とても夢がある仕様である

ちなみに6択チャレンジは失敗後ボタンPUSHで正解を教えてくれるという謎機能が搭載されている

このシステムは本当に感動した
私はかねてから、本当に間違ってんの？どうせ自力風の何かであって結果きまってるんでしょ？

じゃあ正解教えろよ！と負ける度に思っていたが
まさか本当に正解を教えてくれる台が現れるとは思ってもみなかった


すいません、僕がヒキ弱なだけでした...


その他、スイカが熱いという時代と完全に逆行した流れ
CZ突入条件が上段停止のチャンスリプレイを引くだけという単純な仕様

ちなみにこのCZも狛犬風の妖怪が吠えればART突入という単純明快仕様である

夜祭開催時に打ち上げ花火があがってVが出ればART突入という
あまりにもあっさりしすぎた演出まである


オリンピア平和の台が焼肉だとすれば北電子のざくろは完全にお粥である

何か特別な魅力を伝えようとするには取り留めた特徴がそう多くあるわけではない
しかし、ふと食べたくなる　　とても、あっさりとしたお粥のような台なのである

それ故、ホールに設置していたころは　いつの間にか座っていることが結構あった
不思議な魅力を持った台なのである。

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