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たまにはちょいと危険な話リターンズ 裏基盤殲滅編②
たまにはちょいと危険な話リターンズ 裏基盤殲滅編②
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藤原ジェットさん
昭和の落とし物みたいな人です。 - 投稿日:2017/04/04 16:48
ウラモノ。
男の子であればなんとなく擽られる感のあるこの響き。ウラ本、ウラビデオ、今の時代だと裏DVDでしょうか。そもそもこの環境下での「オモテ」の意味するところは「ルール内、又は規定内」だと思うんですけど、その範疇を外れた数々の「ウラ」。そんな基盤が僕の勤めるグループ店から発見された事。それこそが今回の議題・・・であったはずなんですが・・・・
間もなく完結。たまにはちょいと危険な話リターンズ。続き物です。
「S店にて、発見された不正と思われる基盤ですが、現状不正を行う手順まではわかっておりません。」上役の一言に、会議の冒頭でいきなり俺の頭に?が浮かんだ。
話をまとめるとこうだ。
・データ異常が浮かび、その時の遊技者に声をかけようとすると逃亡
・基盤をチェックすると異変部を発見
・よくよく考えると出玉データが暫くおかしい
・他の店舗でも使われている恐れがある
・どのような不正が施されているかは不明
実際にその台の正規基盤と、今回発見された不正基盤の写真を見せて貰った。正直に何が違うのか全くわからなかった。そもそも封印シールの類は変更がないし、基盤の製造番号に違いがあれば即分かるはずなのに。答えは上役が教えてくれた。
「基盤に刺さっているこの白い部分。こちらが不正品です。」
基盤というのは幾つものコネクターがさせるようになっており、そのコネクターから様々な物につながるようになっている。また基盤一枚で完結していないことも多く、パチンコ台と言うのは様々な部品とともに台を動かしているのだ。ただその白い部分は正規基盤にもキチンとささっている。それがなぜ発覚したのか。
答えは至って簡単だった。その白い部分が汚れていなかったのだ。
パチンコの台と言うのは外部から様々な影響を受ける。中でも埃とヤニは天敵と言ってもいいだろう。また昔の液晶マシンは光による液晶焼けなんかも良く引き起こした。同機種の島で他の物と比べると、この台だけ白い部分が汚れていない。良く気づいたな・・・・と言うのが素直な感想。
同時にこんな懸念が生まれた。「他の台でこの不正部分を取り付けたゴト師が、予め部品をヤニなどで汚していた場合、見た目での判別は不可である」と言うこと。後にこの不正基盤を発見する術を我々は見つけるが、他の不正基盤はなんと全台それはキチンと汚れていた。頭が下がる。
つまり、ゴト師の犯したこのワンミスが、僕のホールスタッフとしての動きを大きく変えてくれたわけだ。畜生め。
「今日集まった皆さんに、なんとしてもこの台の不正遊技方法を見つけて欲しい」
そう、まずは「不正遊技法を見つける」ここからが裏基盤殲滅への一歩となった訳だ。
やっぱり、長くなった。次回へ続きます。
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藤原ジェットさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
今の基盤は全然知らないんですよね・・・すいません。
頑張ります
どうやって取り付けたのかもめちゃくちゃ気になるー!!
今やろうとしても絶対無理な使用に改善されてるのでしょうか(゚ロ゚)??ふぉぉん
子供ながらにビデオ録画しようと再生したら流れるあの瞬間。
いやぁ興奮を抑えることなんかできませんでしたよ。
やっぱり外国モノより国内のほうが、段階を踏まえて進んでいくので好きですよね。ストーリーもしっかりしてるのあるし。
本編からそれましたね。
ここのすごい所は、ゴト師がバレないように対策してる。
ミスがなかったらずっとバレない…いや、人がやるからミスはどこかで出てくるんでしょうね。
上手くまとまってないけど、続き期待してます(笑)