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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2016.11.14
ユーザーさんが一番下な今の状況は嫌だ! パチスロ漫画家『天草ヤスヲ』先生が語る『男の勝負どころ』
チワッスあしのっす。 インタビューを通してその人の人間設定を推測するこの企画。
四人目の語り部はいよいよ出ましたこの人! ジャジャンッ! 天草ヤスヲ先生です。 蒼竜社の漫画誌「パチスロ7」では「苦愛シリーズ」を。そして我らがパチ7では「ブッコミ回胴記」やホル調なんかで超お馴染みなのでもはや説明すら不要かと思いますが、サクッとアレしとくと「熊本出身の漫画家さん」ですね。
趣味はフットサルと一人カラオケ。独身貴族です。現在37歳で、同い年の著名人は仲間由紀恵と堂本光一。こっそり俺もタメ年ですねウフフ。 よっしゃそれでは本編行ってみましょうか。 迫るぜその人間性! ヒア・ウィー・万枚!
★先生? ヤッさん?
すっかり冬の気配が色濃くなった11月某日。 高田馬場駅に到着した俺の前には、エナメルのハットを被った男の姿があった。天草ヤスヲ先生その人だ。ちょうどホル調を終えたばかりの格好──仕事道具である色紙やペンが入った袋を持ち、にこやかに佇んでいる。 一通り挨拶を交わした後、並んで居酒屋へ。 ビールと鍋を注文しつつ、ICレコーダーを回す。
「というわけで、早速インタビューの方やっちゃいますか……。なんかすいません。お時間取らせちゃって……」
「いやいやこっちこそ。何から話す?」
「そうですねぇ。ええとじゃあ、『先生』問題から片付けましょうか」
「ん。なんだっけそれ」
「ヤッさんって、『先生』って呼ばれるの嫌いじゃないですか」
「うん。嫌い嫌い。敬語も基本好きじゃないよ。もっとフレンドリーに接してほしいの」
「気持ちは何となくわかりますけども、でもまあ、呼ぶ方は結構緊張してますからねぇ。実際先生だし」
「あしの君も先生って呼ぶよね」
「意識してヤッさんって呼ぶようにはしてますけど、ポロッと『先生』でちゃいますねぇ」
「俺先生じゃないんだよなぁ。そりゃ漫画家だしさ。同じ漫画家志望の子なんかが先生って言うのはまだ分かるけど、パチスロライターの先生じゃないからね。そういうのがやっぱ俺的にピンと来ないの」
「なるほど……。人柄だなぁ。俺、ヤッサン見てて超思うんですけど、めちゃくちゃ愛されてるじゃないですか。ファンに。愛され系漫画家っていうか。いい人ぶってるだけじゃどっかでボロが出ると思うんですけども、なかなかボロ出ないし、ははぁん、さてはこの人、ガチでいい人なんだなと」
「なんだそれ……!」
「なんかそんな感じの愛されエピソードください」
「雑だねインタビュー! 他の人もこんななの?」
「佐々木さんのときとかもっと雑でしたよ。めっちゃ酔っ払ってましたからね! というわけで愛されエピソードを……」
「……うーん。愛されてるかどうかは分からないけど、よくDMくるよ」
「お。エロメっすか?」
「いやいや。『パチスロライターになりたいんですけど紹介してください』って」
「え、そっち」
「しかも俺漫画家なのに!」
「なんて答えるんですか?」
「履歴書送りましょう! って」
「正論!」
「あしの君のところは来ない?」
「いや、流石に来ないですね。……あーでも、昔からのファンの人は俺の無職時代とかボロボロの頃を知ってるんで、今でも『腹減った』とかつぶやくと『米とか野菜とか送ろうか?』みたいな事いってくれたり。そういうのはありますねェ」
「親戚の優しいおっちゃんみたいだね!」
★人生の流れ。
「初めてパチスロ打ったのはいつですか?」
「中2の時に、スープラ(※山佐の『スーパープラネット』)打ったのが最初だよ」
「一人で、ですか?」
「うんとね、友達とだねェ。1000円くれたら3000円に増やしてやるって豪語してる奴がいて、それにノッたらホントに増えてびっくりした」
「編集長もそんなエピソード言ってましたよ。負けたらしいですけど」
「俺の友達は見事に勝ったね。……でさ、中学生にとって2000円って大金だからさ。簡単に増えてびっくりしちゃって」
「ちょっとした事件っすね」
「大事件だよ。ホントに。──そこからモロにスロにハマっちゃってさ。やっぱり勝てるんだよ。田舎だし。ホント地元じゃ最強でね、俺よりパチスロ上手い人は居ないとか平気で思ってたからね。マジで世界一だと思ってた」
「絵に描いたような天狗……!」
「そう。天狗。んで東京出てきたら周りの人すげー上手くてさ。『あらっ!』と思ったよ。全然世界一じゃなかった」
「ああすげー分かるそれ」
「俺その時スロプロだったんだけどさ、こっちで周りのプロ連中が色々教えてくれて立ち回りもガンガン上達して、そんで年間1000万近く勝ったりして。周りのプロ連中もそれくらい行ってたから、やっぱ凄い時代だったと思うよ。ただ、20歳そこらのガキがそんな大金持っても全然ロクな事なくて、毎日遊び呆けてひたすらお金も使いまくってて。そばで見てると考えさせられてさ」
「ヤッさんは使わなかったんすか」
「俺はねぇ、貯めてたねぇ。いずれ絶対必要になると思ってたからさ。俺ちょうどその時『クローズ』(※高橋ヒロシ先生の漫画。秋田書店)にハマってたんだけど、それで漫画家になろうと思ってね。まあ絵は描いたこと無かったんだけど──」
「ちょ。ちょっと待った。今ハナシが飛んだ気がします」
「ん?」
「あら、俺が変なのかな……。ええと、スロプロだったんすよね」
「うん」
「で、クローズが好き」
「だね」
「で、漫画家になろうと」
「そうだよ」
「絵は?」
「描いたことなかったね」
「今の職業は」
「漫画家」
「……なんでなれたし!」
「いやぁ、これがねなかなかおもしろいハナシでさ。俺しばらく早坂よしゆき先生のところでアシスタントやってたのね。知ってるかなぁ……。まさにクローズ描いた高橋ヒロシ先生とも縁が深い人なんだけど、その時パチスロ漫画描いててね。ハヤちんさんつってさ。なんか色々条件が合致してるから、もう漫画勉強するならハヤちんさんの所しかないと思って、そんで履歴書送ってさ」
「履歴書……!」
「履歴書だよやっぱ。そういう時は。男の勝負どころは履歴書」
「絵を描いたことがない人が漫画家のアシスタント募集に履歴書送るとして、中身なんて書いたのかすげー気になるんですが」
「いやもうそこは卒業した学校名とかさ」
「何の参考にもならねぇ……!」
「パチプロやってます! ってのは書いたよ。んで動機のところを熱い気持ちを込めてガッツリ書いてね。そう……なんかねぇ、俺めっちゃ自信あったんだよ当時。若さって『バカさ』じゃん。俺もホントにバカだったから、本気でなんでも出来るしだれにも負けないと思ってたもんね。なんのジャンルでもさ」
「落ちたんですよね?」
「受かったよ」
「なんで受かんの……」
「あのねー、高木さん居るじゃん。高木MAXさん。彼が俺の履歴書見て気に入ってくれたらしくてさ。当時応募した人の中で俺がダントツでヘタだったらしいんだけど、そこもまた逆に気になったんだろうね。こいつ絶対バカだから一秒でも早く先生に会わせたほうがいいよって編集の方に言ってくれて」
「うおぉ熱い話! 高木MAXさんイメージ通りの人なんすね……!」
「そう。で、面接なったんだけど、やっぱパチプロだったからさ。当時。パチプロの話を漫画家に描いてもらうのは普通なんだけど、パチプロ自身に描かせるのも面白いんじゃないかみたいな話になって。しかも俺、タダでいいから働かせてください! つって、頼み込んだもん」
「パチプロ時代の貯金! そうか、お金はあるわけですもんね」
「そう。もう仕事ってよりもホントに勉強させて貰いたくてさ。本気でお願いしたら認めて貰えて、そして見事アシスタントに……みたいな流れだね」
「何年やってたんです?」
「早坂先生の所には2年いたよ」
「あら、結構短い。すぐ連載決まった感じなんすか?」
「そうだよ。ラッキーなんだよね。ああそうだ、これ絶対書いて。俺さ、ラッキーなんだよ。超ラッキーなの。努力したらちゃんと誰かがどっかで見てくれてて、認めてくれる環境が、人生の要所要所でバッチリあるの」
「……おぉ。それは──なるほど」
確かに、世の中には『世界の手のひらからこぼれてしまった人』が沢山いる。 音楽しかり。小説しかり。芸能も、あるいはスポーツも。メジャーなジャンルであればあるほど、その世界で大成したいと思う人間はバケツや、あるいは浴槽いっぱいになみなみと溢れている。 でも、その中で実際に夢をかなえる事ができる人間は、運命の女神に選ばれた、その両手のひらに掬い取ってもらえた人だけなのである。
掬われる人と掬われない人。その差はやっぱり「努力が認められる環境があるか否か」だと思う。 もちろん、努力した人であるのが大前提だし、ヤッさんだってひとつひとつのラッキーの土台には、その何千倍もの地味な努力の屍が、累々と、うず高く積み上げられてるのであるが。
「ラッキーといえば、ウチの兄貴は凄いよ。最初に俺の事を認めてくれたのは兄貴でさ。俺の一番の味方なんだけど、ああいう兄貴がそばに居たってのは、そもそものラッキーだと思うよ」
「どういうお兄ちゃんなんですか?」
「若い時、とりあえず自分でなんかやりたくて、家を出ようとしたんだけども、その時に兄貴がポンっとお金を出してくれてね。50万」
「当時お兄ちゃんは……」
「8つ上だから、まだギリギリ20代だったよ。それで、何やるかも良く分からない弟に50万って凄くない? めちゃくちゃ感謝したよ。で、感謝してるとこに、兄貴の言葉がスーッと入ってきてさ。今でも心に残ってるし、生きる上での重要な指針みたいになってる」
「どんな言葉です?」
「夢を追うのにも金が居るだろうって。今お前が夢を追えるのは、お兄ちゃんがお金を出してあげられたからだよって。だからお前も、誰かが夢を追う時に、お金をだしてあげられる男になりなさいってさ。世界一カッコイイお兄ちゃんだよ。ホント」
「めっちゃいい……。ヤッさんのお兄ちゃんかっこいい……。俺、兄貴に今朝駐車場代足りねぇって言われて6000円貸したんですけど、交換しませんか。兄貴……」
※ヤッさんの素敵過ぎるお兄様エピソードはコチラで!
★パチ7へ。
師匠・早坂先生の元で修行をし、パチプロから漫画家へとクラスチェンジを遂げた天草ヤスヲ氏。次なる人生の転機は二年前。氏が35歳になった時の事である。
「35歳の時って何かなかった? あしの君」
「俺すか。二年前っつうと、なんだろ。電気屋で働いてましたね」
「四捨五入したらもう40歳なるじゃん。35って。アラフォーだよアラフォー。なんかこのままで良いのかなぁってならなかった?」
「ああ、それはありましたよ。なんかもうヤダなぁって。首の周りとかだんだん臭くなって来たし、いつまでも若くねぇんだなぁって。あとはやっぱ、人生の岐路みたいなのは感じましたね」
「そう。それだよね。俺も35のときに、このままで良いのか悩んで悩んで……」
「夢を追いかけるのにギリギリな感じはしましたね。アラフォーって言葉の威力なのかもしれませんけども。俺の結論はとりあえず、周り全員不幸にしてもいいから物書きだけちゃんとやろう、って。そんな感じでした」
「俺は、漫画家として本気でてっぺん目指すのか、パチスロの方向で突き詰めて行くのか、これは悩んだねぇ」
「漫画家としてってことは、要するにアレですか。パチスロの漫画じゃなくて、例えばジャンプとかチャンピオンとかマガジンとかに載るような……」
「やっぱどうせやるならそういう夢とか目標って絶対必要だからさ。でもどっちに設定するかで、やるべきことが全然変わってくるじゃん。漫画家としての幅を広げるなら、スロを捨てて必死にやるべきだし。スロ漫画を突き詰めるならやり方を考えないと行けないし」
「……結論は、どっちだったんですか?」
「そりゃあスロだよ。パチ7に載ってた『つよパチ』(※鴻池つよし先生)見た時に衝撃を受けてね。ああ、こういう方向があるんだ! って。ウェブマンガの可能性っていうかさ。誌面とはまた違った表現のしかたとか、読者層の違いとか、そういうのに凄い魅力を感じて。こっちだったら漫画家としての結果を残しながら、パチンコ・パチスロ業界にも恩返しできるんじゃないか……みたいなさ。天啓だね」
「ほえー……二年前……。パチ7出来たばっかりか、少し経ってからくらいですか」
「そうだよ。一体なんだこのサイトは! と思って、とりあえず履歴書送った」
「え!?」
「ホントだよ。履歴書送ったからね俺」
「送りすぎでしょう履歴書! え、プロ漫画家の天草ヤスヲですっつって送ったんですか?」
「そうだよ」
「なんて返事来たんですか?」
「『本物ですか?』って」
「うははは。超ウケる。普通にツボっちゃった」
「てかさ、みんなホントに履歴書送った方がいいよ。俺だって履歴書送ってるんだから、『ライターになりたいです、どうすればいいですか!』って聞かれても困るよ。履歴書送ろう!」
なにはともあれ、こうした馴れ初めののち、パチ7とヤスヲ先生の蜜月が始まった訳であえる。 あとの活躍はみなさんご存知の通り──!
★ちょっぴりパチスロの話。
「じゃあスロに関する質問ラッシュいっちゃっていいですか?」
「うん。いいよ」
「好きなライターは?」
「俺にそれ聞く? 射駒タケシさんでしょ」
「大前提っすね。他には?」
「必勝本のライターは全員尊敬してるよ! みんなパチスロが本当に大好きで、目先の利益よりもパチスロ自体の面白さを広めたいって本気で思ってるから。本気だよもう。特に嵐さん、梅屋シンさんは同年代で、俺らの世代の代表だとおもてるし、『苦愛シリーズ』にレギュラー出演してくれてる辻ヤスシくんは後輩だけどもパチスロに対する姿勢とかは尊敬してるね」
「なるほど。他誌では?」
「他誌であえていうと……パチスロ覚えたての時期に憧れてたのはしのけんさんと、それからガル憎さん」
「おー。分かる。俺も最初憧れてたのはしのけんさんでした。じゃあ、絶世の美女とパチスロ、どっち取ります?」
「スロかな」
「うそん」
「ホントだよ。何その顔……!」
「まだ独身っすよね? あれ、彼女さんは──」
「今居ないね。夢追いかけてるし。結果出すまで2年待ってって言うと、女性は大体離れていっちゃう。2年って夢をかなえるには短いけど、待つと長いから仕方ない」
「ちょいちょい名言挟んできますね……! じゃあ、生涯で好きな台を3つ挙げるとすれば……」
「スープラ、ハナビ、ホロQ(※ホットロッドクイーン)だね」
「出た、ホロQ」
「一番好きだよホロQ。ハナビもスープラもリメイクされたりしてるけど、ホロQだけは昔のまま。キラキラしてる。美化されてるのかも知れないけど、今はただただホロQが輝いて思い出されるもん」
「じゃあさっきの三台の中で、お墓に入れるとしたらホロQ?」
「いや、スープラだね」
「オウフ。なぜに」
「ホロQはセッ◯スだけの関係だけど、スープラは恋愛って感じ。一番好きだった昔の彼女みたいな。あしの君もそういう台ない?」
「うーん……エコトーフ(※ネット株式会社の台)かなぁ……」
「ああ、エコトーフ……。そうだ、カイゾクショックって覚えてる?」
「もちろん、大好きです」
「あれさ、隣で打ってた知らないおばあちゃんが6ツモってて。ATの目押し一日やってあげた事あるよ」
「うわ、めんどくさっ!」
「ね。面倒臭いじゃん。でもね、プロはユーザーを手伝うべきだって思っててさ俺。一般ユーザーの人が楽しめてるから、プロもおこぼれ貰って食えてるんだぞって。だからもう、意地とプライドで手伝ってね。一日中。そしたら交換する時、そのおばあちゃんが1500枚くらいのメダル入った箱を『これ、お礼です……』っつって俺にくれてさ」
「うわ、貰えねぇ……」
「ね。出禁なるじゃん、下手したら。だから断ろうとしてたらさ、横でずっと見てたパンチパーマの店員さんが『兄さんの頑張り俺ァ見てたよ。だから俺からも頼むよ。なぁ、そのメダル貰ってやってくれよ……』って。もはや仁義とかの世界だよ。あれは痺れた」
「すげえ……。なんだそのエピソード……」
「あとはたまたま横に居た人の、獣王の6の目押しをずっと手伝ってあげた事もあってさ。その人は今でも親友なってるよ」
「凄いですねなんか。エピソードの一個一個が明らかにいい人だもん。ずるい。もっと台パンでパネル割った話とか負けてムカついて便所紙詰まらしてやった話とか聞きたいです!」
「無いよそんなの!」
「じゃあ、巨乳と貧乳どっちが好きですか?」
「それ全員に聞いてるよね。……巨乳と付き合ってる時は貧乳。貧乳と付き合ってる時は巨乳!」
「ないものねだり! ええと最後に、生まれ変わったらパチスロ打ちますか?」
「打つ! 絶対打つよ!」
「よっしゃー! 以上、ありがとうございました!」
★人生設定推測。
さて、実は天草ヤスヲ氏のこれ。なんやかんやあって二日間。都合6時間にも及ぶ長尺のインタビューになった。正直、文字数の関係で聞いた話の10%くらいしか書けてないけども、どれも捨てがたき珠玉のエピソードでありました。 話の中で、氏が繰り返し言ってたある重要なポイントは、実は全部カットしてる。別枠で、ここに書きたかったからだ。
それすなわち「ユーザーさんが一番下な今の状況が嫌だ」というもの。
これは一見するととても一般的な主張のようだけど、実は深い。というか書き方に気をつけないと絶対誤解される類のものでありまして。要するに、これ、ライターに自戒を促す言葉なのです。
もちろんライターは「ユーザーさんの声を代弁する」という役割を担ってもいるのだけど、それと同じくらい、「ユーザーさんに楽しんでもらえるような場を提供」したり「盛り上げたりする」のも大切なのだぞと。 あのホールは駄目だ。あの台は駄目だ。今の業界はおかしい。今のスロはおかしい。そういう呪詛めいた言葉は共感を得ることもあるかもしれないけど、それよりも大切なのは、そういう状況でどう楽しむか。あるいは楽しませるか。面白さを伝えるか──。そういう部分に知恵を回して努力しないと、あるいは自分の畑に毒を撒いてるだけになっちゃうんじゃないか? という事でして。折角お金を使って楽しんでくれてるユーザーさんに、毒入りの作物を食べさせるのか? という事なのです。
もちろんこれは天草ヤスヲ先生の言葉を俺の脳内で再変換した言葉なので、もしかしたら正確に同じニュアンスじゃないかもしれないけれど、でも氏が「スロ業界」を「ユーザーさんが主役であって然るべき場所」と捉えてるのは、おそらく確実だと思う。 そしてそれは俺も、ものすごく共感する部分だ。 負けたら負けた事を面白く伝えて楽しんで貰うべきだし、駄目な部分は愛を持ってイジってあげた方がいい。主役である、ユーザーさんに心から楽しんで貰う為に。
というわけで人生設定。
この人ほんとに真面目。素直に伸びる設定だと思う。 墓に入れたいのはスープラだと言ってたけど、明らかにホロQについて語ってる時の方がキラキラしてたんで、機種はホロQで決まり。
よし、これだ。
天草ヤスヲ先生の人生設定は「ホットロッドクイーン」の2! 大丈夫! 2でもハズせば全然食える! 頑張れ天草先生! 負けるな天草先生!
ありがとうございました!
さて次回はなんと他媒体からあの人が電撃出演。 「ニコナナ」や「パチテレ!」で活躍中の「マスクドモリタさん」の人生について華麗に推測してみよう。それではみなさんアディオス。シー・ユー・ネクスト万枚!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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