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ファミスタ回胴版!!の悦楽打法解説：その壱！『逆押し赤7狙い打法』の打ち方を解説！【マコトの味変回胴：特別編】

マコト【回胴の探り手シリーズ】マコトの味変（あじへん）回胴

『ファミスタ回胴版!!(以下、ファミスタ)』、実に良いですね。ユニバシリーズのリーチ目をしっかり踏襲していて、歴代リーチ目マシンを好んで打つ人ならまず間違いなく好きになるリール制御をしているなと。それでいて、ARTの攻撃フェーズのあの仕様。ファミスタという野球ゲームの金字塔を見事にパチスロで再現しているし、見せ方が抜群に上手い。ゲームを触ってきた世代の人にはたまらないものがありますよね。ゲーム機を買ってもらったのは小学1年生の頃。皆様、どうもマコトです。

ARTスタート時の「ファミスタのソフトを本体に刺して、電源入れました感」がノスタルジックを刺激しまくり。あのチープな感じがおじさんには確定で刺さっていると思われます。

ファミスタ　ART

ARTスタート時の音がノスタルジックを刺激する

さて、そんなファミスタですが、左リール第1停止のリール制御が素晴らしいのであれば、変則押しを試したくなるのがリーチ目マシン好きの性。アツそうな派手な演出が発生した時、見慣れない演出が発生した時、チェリー対応の“遅れ”が発生した時なんかは中or右リールを最初に止めたくなるってなもんです。ということで、今回は試しに狙ってみたら案外良さそうな感触を得られた逆押し赤7狙い手順を解説していきます。

ファミスタ回胴版　筐体

どのリールから止めても楽しめるのがファミスタ

逆押し赤7狙い手順

ファミスタを打つうえで、注意点がひとつありまして。この機種にはパンク1枚役というフラグが存在します。このフラグをART中に入賞させてしまうと、RT状態が転落します。純増0.3枚をキープするために上げられたリプレイ確率が通常時と同じ確率に下がってしまうのです。

パンク1枚役の役構成は…

ファミスタ　パンク1枚役

ベル・チェリーは2種類の図柄があるので注意

左リール赤7の2コマ上にあるベル・中リールはF・右リールは赤7の上にあるチェリーで構成されています。ART中のパンク1枚役成立時はリール枠フラッシュが発生するので、レバーON時に枠フラッシュが発生した場合は、逆押し赤7狙い手順ではなく、ベタな小役狙い手順で消化するのがベター。なんせ、右リールでパンク1枚役を構成している方のチェリーを必ず引き込んでしまうのでね。ここだけは注意して下さい。

最初に狙う図柄

ファミスタ　打ち方　逆押し

割とアバウトでOKですが、上段赤7停止時の出目がポイントになる場面があるので、できれば早めに赤7を狙うのがベター。

停止パターン①

ファミスタ　逆押し赤7狙い　上段赤7

はい、いきなり強停止形きました!!

ただし、この出目の多くは3択ベル(左・中・右の第1停止正解で入賞するベル)の取りこぼしで止まります。つまり、ここからベルは揃いません。ある意味残念な出目でもあるけれど、この出目が止まり、かつチェリーが成立していた場合は実戦上チェリー同時当選の赤BIG濃厚。ボーナス成立時は派手な演出を伴いやすいので、派手な演出+停止パターン①は赤BIG濃厚目に昇格するというわけ。

そして、勘の良い方ならお気付きでしょう。停止パターン①がART中に出現すれば、その時点でチェリー＋赤BIG濃厚。ART中は3択ベルの完全ナビが発生する状態なので、3択ベルの取りこぼしは止まりません。そのため、この出目が止まった時点で赤BIGの1確目になるのです(歓喜)。

停止パターン②

ファミスタ　逆押し赤7狙い手順　中段赤7

停止パターン②はハズレ時に止まる出目なので、停止頻度は最も高め。それでいてチェリーの可能性もあるので気が抜けない停止形でもある。また、ベルは必ずここから入賞します。入賞ラインは下段に限定され、ART中であれば押し順ナビ＋停止パターン②で3択ベル成立が濃厚。攻撃フェーズ中に止まると嬉しい出目でもありますね。

停止パターン②-1

ファミスタ　逆押し赤7狙い手順　赤BIG2確目

ハズレ時に停止する出目にBIGの2確目アリ!!

実戦上、逆押しで赤7が中段テンパイすれば赤BIG2確です。ハズレ時の停止形にBIGの2確目があるって実にバランスの良いリール制御をしていると思うんですよね。っていうか、俺好み。演出ナシ時はさすがに期待薄だけど、ちょっと強い演出発生時は中リールに赤7を狙ってみるのをオススメします。ちなみに、中リールに赤7を狙った場合は、中段にリプレイが止まるとハズレ、チェリーが止まるとチェリーが成立している可能性大です。

停止パターン③

ファミスタ　逆押し赤7狙い

ユニバのリーチ目マシンが好きな人なら「おっ」と反応しちゃう出目だと思いますが、赤7を上段付近に狙っていた場合のこの出目はリプレイ濃厚。赤7を下段に狙った場合は、ここからリプレイがハズれてリーチ目になる…というのを確認できましたが、上段赤7狙い時はリプレイがハズれることは無さそう。ART中の攻撃フェーズ中には止まってほしくない出目でもあります。

停止パターン④

ファミスタ　逆押し赤7狙い手順

赤7を枠下まで蹴る停止パターン④はスイカを否定すればボーナス濃厚。ボーナス図柄を枠内に留めないけどボーナスの可能性があるっていいよね系の停止形です。スイカ対応演出で上段にスイカが止まるとほぼスイカですが、演出ナシ時に止まればその時点で1確。2種類のボーナスに対応した停止形なので、ここからスイカを否定してボーナスを察知するケースは多めです。

まとめ

リーチ目マシンにおける変則押しはあくまでスパイス的なものだと思っているので、毎ゲーム実践しちゃうと味気なくなりがち。加えて逆押し赤7狙い手順実践時は、2リールでボーナスの当否を察知することが多いので、第3停止まで期待感を引っ張りたい人には不向き。あと、試行回数が少なめなので、停止形ごとの法則を間違えていたら申し訳ない。

基本的には左リール第1停止の秀逸なリール制御を楽しみつつ、特定の演出発生時に逆押し赤7狙い手順で打ってみてほしいなと思います。変則押しは用法・用量を守ったうえで使ってみてね。あと、ART中のパンク1枚役入賞には注意が必要です。

ファミリースタジアム™シリーズ & （C）Bandai Namco Entertainment Inc.
（C）Bandai Namco Sevens Inc.
（C）UNIVERSAL ENTERTAINMENT

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マコト: 代表作：名機のそこ~マコトがメーカー開発インタビュー~・【回胴の探り手】マコトの味変（あじへん）回胴

岐阜県出身。3本のリールが織り成す出目演出に魅せられて、当時読者だったパチスロ必勝本に携わる仕事ができたらなという気持ちで履歴書を送付。無事、ライターとして採用してもらい、ほぼパチスロライターという仕事しか経験したことのない男が生まれてしまう。現在はパチスロ必勝本などを中心に執筆しているほか、DVD・CS番組・ネット動画などにも出演中。とにかく出目でアツくなれる機種が好き。