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人生のヘソ~新インタビュー・ウィズ・スロッター

人生のヘソ~新インタビュー・ウィズ・スロッター

2020.12.16

打ち手としての自分を信じた方がいい! 機種選定の鬼『伝説の店長』こと土方さんはコミュニケーション上手の人だった。

あしの あしの   人生のヘソ~新インタビュー・ウィズ・スロッター

2016年10月に始まって以来、のべ45名のパチンコ・パチスロ業界人の人生をエグり続けてきたパチ7の名物企画「インタビュー・ウィズ・スロッター」が、ついに約半年の沈黙を破り復活いたします!

題して「インタビューウィズスロッター~人生のヘソ~」。

前回まではふわっと業界にまつわるノンジャンルの著名人の「人生を掘り下げる」というものが主題になっていましたが、今回からは「成功と失敗について訊く」というのをテーマに据えてやっていきたいと思います!

まぁ相変わらず聞き手・筆者である「あしの」が業界にあんまり詳しくないという致命的な欠陥があるのは一旦おいといて、とりあえず一発目行ってみましょう!

今回のお客様は知る人ぞ知る『伝説の店長』こと、土方恵介(ひじかた けいすけ)さんです。
 

 

土方さんはこんな人!
株式会社ケーエイチパーソナルサポート代表。41歳の村育ち! 学生時代に始めたアルバイトがきっかけとなり某大手法人に入社。複数の店舗でホール運営を経験したのちに独立、現在はコンサルタントとして活躍する。別名『伝説の店長』。機種選定眼に定評があり、ユーザー視点を忘れない男。めちゃめちゃ賢そうな外見&喋り方だけども、実際はアニメやゲームなどが大好きという親しみやすい御仁です!

 

まずはアイスブレイク。土方さんってどんな人?

「土方さん、本日はわざわざお時間を頂いて申し訳ございません……!」

「いえいえ、全然大丈夫ですよ。むしろありがとうございます」

「とんでもないです……。あの、企画趣旨なんですが、今までの人生インタビューとはちょっと違って、何ていうかなァ……、今回からはこう……コトっていうんですかね。モノじゃなくてコト! みたいな。エピソード重視というかですね。そういうのをやりたくて。もはや自分でもフワッとしてるんですが」

「(笑)」

「で、先にお渡しした質問表ってのがあるんですね。これまでノープランで突撃してたんですが、こう、事前にアンケートも取っちゃったり」

「ええ、頂きました。答えも考えてきましたよ」

「ありがとうございます……! で、それを僕が順番に聞いてくんですけども、とりあえず読んでる人の中で土方さんをご存知の方ってほぼ居ないと思うんですよ。ライターとか演者さんじゃなくて、完全に業界の方なんで。なので、とりあえず自己紹介がてらまずは軽く人生について聞いてこうと思うんですね。読んでる人は絶対『結局この流れやんけ』ってなると思うんですけども、宜しいですか?」

「大丈夫です(笑)」

「よし、じゃあまず土方さん、現在の肩書は何になりますか?」

「今は『ホールコンサルタント』です。その前が某大手法人で店長をやってました」

「年齢っておいくつでしたっけ?」

「僕今年で41です」

「あら、同じです。自分も41です。タメですね。へへ。お生まれはどこです?」

「村ですね。長野県の南のほうの」

「村ですか。え、村長とかいたんですか」

「はい。いましたよ(笑)」

「へぇ! 村長かぁ……。じゃあ小学校とかもすっごい小さかったりしましたか?」

「大きくは無かったですね。1学年30人3クラスとか」

「え、結構デカくないですか……?」

「そうですね。村の中でも、結構デカい村だったので……」

「デカい村……!」

「ホントは、市だか町だかになるくらいの人口がいるんですけど、村のままでいた方がお得だみたいな事だとかなんとか(笑)」

「へぇ……! そんな事あんだ……。そこでいつまで過ごされてたんですか?」

「高校を卒業するまでですね。卒業してからこっちに出てきた感じです」

「じゃあもう幼少期はずっと村長の元で……」

「いや、村長の元に居たわけじゃないですけども、そうですね。ずっと村で……特に今と変わらない感じで過ごしていました」

「当時、何やってました?」

「何ですかねぇ……。あ、でもちっちゃい頃から親父の影響で、パチンコを打ったりしてましたね。連れてって貰って、ここ狙ってこう打ってこう……みたいに教えて貰ったり。あと玉を拾ったりとかですね」

「あーわかります。そういう時代でしたもんねぇ……」

「はい。かなり昔なんで全然何を打ったかとか覚えてないんですけども、ただ記憶に残ってるのは、とりあえずパチンコに行ったらカウンターで『好きなの選んでいいよ』って言われてお菓子を貰える。だから子供ながらに『パチンコ屋さんで親父の手伝いしたら良い事があるな』ってのは分かってました」

「いやー分かる。分かります。やっぱのちに業界入りする方にとってはそれ英才教育ですよねある意味」

「どうなんでしょうね(笑) でも確かにパチンコとかに関する偏見とかは全然無かったですね。むしろ楽しい……みたいな」

「なるほど。ありがとうございます……。あ、そうだちょっと聞きたかったんですけども、土方さんめちゃくちゃ賢そうじゃないですか。いや、実際ももちろんそうなんですけども、見た目がまず賢そうだと思うんですね」

「(笑)」

「で、やっぱ勉強は出来た感じですか? 塾行ったりとか」

「塾は……うーん、行ってないですね……。ああでも一時期、英会話教室には通ってました」

「英会話教室……? っていうと、ノヴァとかジオスとか……」

「あー、そういうのではなくてですね、もっと小さな、地元のおばちゃんがやってるみたいな……。うちのオカンがその先生と知り合いで、それで入る事になったんですが、ふざけてばっかりですぐクビになりましたけどね」

「クビとかあるんだ……!」

「ありましたね。先生が英語で質問してくるんですけども、放送禁止用語で答えてたりふざけまくってたらもうクビ……みたいな」

「パンキッシュな子供だなぁ……(笑) 英語って今は役に立ってます?」

「全ッ然!むしろ一番の苦手教科です(笑)」

「(笑)」

「ああ、でも僕、人とコミュニケーションを取るのが全然苦にならないというか、けっこう好きなんですね。それはもしかしたら、英会話教室で鍛えられたのがちょっとあるかもしれません」

「確かに。英語で自己紹介とかコミュ力の塊ですからね。罰ゲーム並に恥ずかしいですもんねェ……。ちなみにパチンコってお一人で打ち始めたのっていつ頃ですか?」

「行きたかったのはずっと行きたかったんですけど、中学時代は坊主だったんで行けなかったんですね。んで高校に入って坊主じゃなくなってから友達と普通に行き始めて……」

「何打ったか覚えてます?」

「僕は親父に連れて行ってもらってたくらいだったんで台の知識は無かったんですけど、一緒に行った友達が詳しかったんですよ。で、そいつが『これ面白いよ』とか言って勧めてくれたのが、確か『玉ちゃんファイト』だったと思います」

「なるほどなぁ。それからドンドン一人でも行き始めると……。打ってたのって村のパチ屋さんですか?」

「村にも一軒だけお店があったんで、そこでも打ってましたね。200台くらいのお店だったのかなぁ……。でも僕が小さかったんで大きく見えただけかもしれないんで、もしかしたら100台とか……。それより、村の両隣の市には3~4店舗ずつくらいパチンコホールがあって……これも探せばもっと在ったのかも知れないですけど、そっちで打ってました。高校が、3駅か4駅くらい離れた所にあったんですよ。なのでその帰りにパチ屋に寄って──当時は現金機だったんですけど、たまに帰りと逆方向の電車でもう一駅とか二駅となりまで行って最後の100円まで使っちゃって電車賃なくなるみたいな……」

「自分も何回も経験あります(笑) 当時打ってたのって主にパチンコですか?」

「パチスロもちょっとだけ打ってましたね。『ニューパル』とかかなぁ。でも知識がないんでホントにちょっと触るだけみたいな……」

「なるほど。わかりました。そしたら、このトピックのシメになるんですけど、学生時代に抱いていた夢とか目標って何かありますか?」

「夢とか目標……。そうですね、小学校の頃は『警察官カッコイイな』と思ってたんですけども、それは夢とか目標っていうよりも憧れてた、みたいな感じで。……高校くらいになると、ただ都会──関東に行きたいなと思ってました」

「大学は関東ですよね?」

「ですね。ただ当時『東京怖ェな……』と思ってて。で『横浜オシャレじゃん』みたいな感じに見えたんで、とりあえず神奈川の大学に決めました。なんかちょっと『モテるんじゃね』みたいな」

「(笑)」
 

★伝説の店長の【経歴】

「よし、大体これで人となりは皆さんにも分かってもらえたと思います。では今回のメインテーマになる質問表に移って参りましょう。最初の質問は『今までの経歴を教えて下さい』ですね。これは業界入りから今までの流れをザックリと訊く感じなのかな?」

「手探りですね(笑)」

「ええ、暗中模索です。どうですか。経歴」

「業界入りでいうと、大学時代住んでた家から徒歩5分くらいの所に某大手グループのお店があったんですね。で、ほぼ毎日行ってたんでそこの常連になったのがまずあって、そこでホントにほぼ毎日打ってたんですけど、やっぱり負けるからお金が欲しくなって、パチンコ屋って時給いいからその前にやってたバイトやめて結局そのお店でアルバイトを始めるんですよ。経歴としてはそこからですね」

「おお、常連からアルバイトスタッフに。これは何歳の頃ですか?」

「大学……2年の頃ですね。20歳からかな──」

「じゃあええと、自分とタメなんで……業界21年目か」

「そうですね。で、社員になったのが大学を卒業したあとすぐです」

「あ、バイトからそのまんま社員になったんですか」

「はい、就活が面倒臭くて」

「(笑)」

「あとはバイトをしてる時からぱちんこ業界で生きていくのは決めていたんですよ。単純に楽しかったので」

「どんな所が楽しかったですか?」

「当時ってまだ今みたいなクリーンな営業をしてるお店ばっかりじゃ無かったんですけど、その法人はいち早くそういう所から脱却してたってのもあってイメージ良かったんですよね。あとパチンコ店ってお客様と接する時間も多いじゃないですか。そういうのも自分に合ってたんだと思います。僕、人とコミュニケーションを取るのが好きなんで、なんか凄い楽しかったです」

「あ、英会話教室で鍛えられた成果が……!」

「それもありますね(笑) それとお客様だけじゃなくて、バイト中に社員の方や他のバイトのメンバーと積極的にコミュニケーションをとる事で、めちゃくちゃ仲良くなったんですね。で、僕の家は超近いんで職場のみんなのたまり場みたいになって。とある社員の人とかは、僕んちから出勤して僕んちに帰ってくるとか(笑)」

「おお……(笑)」

「遅番のみんなで仕事終わりにみんなで麻雀やって、そんで徹夜で朝から並んでパチスロ打ってそのまま出勤して立ちながら寝ちゃうとか、そういうダメな生活してましたね(笑) でも、とにかく毎日めちゃくちゃ楽しかったんで、卒業したらパチンコ業界に行こう! と結構早い段階で決めてました」

「メーカーに行こうとかいう希望はありませんでした?」

「ちょっとありました。ちゃんと就活するならメーカーでも良かったんですけど、やっぱホールの仕事が単純に楽しかったですし、あとコミュニケーションが得意だというのも、メーカーよりはきっとホールの方が活かせるだろうなと思って」

「あとはもう、就活が面倒だった……!」

「面倒でしたね! それも間違いなくあります(笑)」

「その法人さん以外の法人に行こうとは思わなかったんですか?」

「それは無かったですね。この辺はちょっと説明が難しい部分もあるんですが、要はその法人の場合、研修制度がしっかりしてるってのをバイト時代に当時の主任から聞いてて、そこに惹かれてたってのもあるんですよ」

「どんな研修ですか」

「例えば数字についての研修とか。要するに、パチンコってアウトと玉利って概念がありますよね?そこから台粗利が出ますとか。出率があって差玉を計算してシミュレーションが作れますとか──ホール関係者なら分かる事ですけど新卒は分かんないじゃないですか。それを必ず研修で全員に教えるという制度があったんで、ああいいなぁと。」

「それはとても現代的ですねぇ」

「そうなんですよ。昔のパチンコ屋さんだと、見て覚えるとか現場で教わるとかなんですけど、そうじゃなくて新卒全員にしっかり座学で教える。それ聞いてたんで他の法人へとかは全然思って無くて、そのままその法人に──そこから主任になって、広島の新店出店の時に副店長になってそこでスロットの設定を担当したりもして、そのあと本部の広告部署に転属して全社の広告企画を担当してた時期もありました。で、現場に戻って東京の某店でまた副店長で設定担当して……といった流れを経てから、もともと常連からバイトを始めた僕の原点のお店に店長として異動になりました。そのあと、東横線にあるとある店でスロ専立ち上げをやって、次に田園都市線にある店へ。そのあと、広島の店に行って、愛媛でグランドオープンを担当したりして、また東京に戻って……」

「異動多いすね!」

「はい。それで二年前かな? 独立してホールコンサルタントになって……といった感じですね」

「あー、でもそう考えるとスゴイなぁ。大学の場所がその後の人生を全部決めたみたいな感じですもんねぇ」

「ホントそうですね……」
 

▲当日はお酒を飲みながらインタビュー!

★【成功】絆、まどマギ、化物……。伝説の機種選定眼。

「では次なのですが、今までやってきた仕事の中で、一番大きな成功体験ってなんだと思いますか?」

「成功というか、個人的に一番印象が強いのは……スロ専の立ち上げの時ですかね。東横線の某駅にはもともとPS併設のお店が2店舗あって、近所に大きな店ができる時に『これはマズイぞ』という事で片方をパチンコ専門店、片方をスロ専にすると。でそのスロ専の立ち上げの時に僕が関わったんですが、もともとの見込みではアウト〇〇枚とか〇〇枚くらいが限界だろうと。これは他の店長からは言われてたんですね。もとのお店の台数やアウトと乗降客数とか人口とか考えたら……って。」

「アウトというと、台に入る枚数ですね。あ、もう予め限界とか見えてるんだ……」

「はい。商圏内にどれだけ競合店があるかとかで、ある程度見える部分ってあるんですよ。で、それが実際やってみたら他の店長から言われてた想定をけっこう上回る結果になったんです。といっても、まあ、数字自体はそんなにスゴい訳ではないんですよ。もっとすごいお店は世の中にいくらでもありますし。ただ、その駅は急行が止まらない駅なんですけど、乗降客数の桁が違う隣のターミナル駅に900台クラスの新店ができたばっかりという状況だったので」

「やっぱ大型店出来るとキツイですか?」

「そりゃもう。その大型店の出店で、当時その周辺のお店が5店舗くらい消滅したくらい圧倒的な状況になりましたからね。……でも、そこで結果を出したので、社内でスロットはあいつだな! みたな感じで重宝してもらえるようになった感じです」

「なるほどなぁ……。そりゃまあ重宝されるよなぁ……。ちなみに、どんな感じで重宝されてました? 何か『パチスロ底上げ対策チーム長』みたいな肩書がついたり……」

「いや、つかないです(笑) そこは店長のまんまなんですけど、社内向けの機種評価とかは僕が作ったりしてました。もちろんチームで動いてはいたんですが、基本的には僕が機種評価シートを作成してましたね」

「え、それスゴイじゃないですか。メーカーからめっちゃ賄賂貰えそう!」

「無いです無いです(笑)」

「その当時、なんか成功体験とかありますか?」

「やっぱり人気になる機種を当てて先に大量導入した事ですかねぇ。例えば『初代のバジ絆』は僕、そのスロ専でたしか30台だったか買ったんですよ。20スロ台数が200台ちょいの店で(笑)」

「ボックスだ……! ガッツリ行きましたねぇ! しかも絆かぁ……」

「はい。あれ、バジ2があった頃はそうでも無かったじゃないですか。周りでも大量導入してる店ってそんなに無かったですし、たしかに一回凄い値下がりしたんですけど、結局最後はドンと上がってて……。まあでも絆はバジリスクシリーズが既に強かったのとシステム面がいいなぁと思ったんで予想もしやすかったんですけどもね。でも、それよりも思い出深いのは初代の『化物語』ですかねぇ」

「おお……ちょっと詳しく聞いていいですか? 何台入れたんですか?」

「12台ですね……」

「すげ! 初日にですか?」

「はい。大型店ならまだしも、普通なら当時は2~4台くらいしか入れない店ばっかりだったので、絶対無いじゃないですか(笑)」

「な、なんでまたそんなイケイケな買い方を……?」

「僕、サミーに3回試打に行ったんですね。それでもう『これ絶対面白いぞ』と。しかもダラダラ打ち続けないといけない理由もちゃんとありましたし、これ絶対イケるだろうって」

「すげえなぁ……。あ、『初代まどか』はどうでした?」

「初日に17台入れました」

「……お店の設置比率イカれてませんか!」

「はい(笑) その規模の店で初まどを初日に17台入れてるお店なんか聞いたことないですもん。あれは試打した時に『番長2』に似てるなと思って。その時点で誰かしら打ってくれるだろうなっていうのはまずありました。あと穢システムってすげえなと。」

「あ、試打の時に穢システムとかって教えてくれるんですか?」

「僕、すげえ根掘り葉掘り訊くんですよ」

「(笑)」

「それで『これ画期的じゃん!』って。ヤメさせない為の仕組みでこんな斬新なのってすげえと思って。しかも世界観が合ってるんですよ。僕アニメも好きなんで『魔法少女まどかマギカ』も元から知ってたんですけど、それがパチスロと合うかどうかってまた別問題じゃないですか。でも試打してみるとすげえ合ってたんで、これは絶対くるだろうと」

「で、もう17台と」

「17台ですよね。で、蓋開けてみたら周りは2台とか3台ばっかりで。なんでみんなもっと買わないんだろうと思ってました」

「いま出てきた機種、たしかに全部世界観バッチリでしたね。特に化物はホントに感心しましたもん俺も」

「そうなんですよ。あれも開発側がしっかり原作のツボをおさえて、リールの不穏な動きとか演出と効果音の絡みとかで、世界観をしっかり表してるんですよね。それがバッチリ噛み合ってました。もう、大量導入ですよ」

「そんだけガッツリ入れて初週のアウトとかドキドキしませんでした?」

「そりゃもう、ドキドキですよ」

「どうでした?」

「『化物』も『まどか』も、どっちも想定以上のフル稼働で……」

「ガッツポーズしましたか……?」

「しましたね。今ではSISの稼働平均とかで初週22,000枚が凄いなんてなってますけど……でも当時はちょっとしたタイトルでまともなお店だったら平気で初週22,000枚オーバーなんで当たり前の時代だったんですよ。ただ、『化物』も『まどか』も当時は誰も知らないコンテンツだし大量に入れてるんで、ヒヤヒヤはしてましたよ。で、その状況で実際にちゃんとアウトがついてきたので、めちゃくちゃ嬉しかったのは覚えてます。しかも初週だけではなくアウト下落率も低かったので」

「ああ、ヒット台だ。その辺の嗅覚だなぁ。なるほどなぁ。並びの人数も増えたんじゃないですか?」

「増えました! 特にイベント日に関して、始めは300人で抽選打ち切りにしてたんですけど、オーバーしちゃったんで500人に引き上げて……それも行っちゃいましたね。当時、そのグループでそんなに並ぶというのはない事だったんでかなり社内では驚かれました。あ、そういえば『抽選マシン』ってあるじゃないですか。ボタンの。あれをその法人に初導入したの僕です(笑)」

「おお! すごい!」

「ボタンの方がなんとなく射幸性高そうですし(笑)」

「(笑)」

「実際、そんな何百人もいるのにいちいち紙で捌くの無理なんですよ。無駄な人件費かかっちゃうし。そう、そもそもスロ専にした時にフル各台計数に変更したんですよねその店。だからただでさえ人件費削らないと勿体ないのに紙での抽選はないなと。で、ボタンにしました」

「当時、ボタンってまだあんまないっすよね」

「そうですね。有名な並びのできる店はボタン抽選マシン導入してましたけど、僕の店はわりと早かった方だと思います」
 

▲コンサルタントとしてのお仕事中の土方さん

★打ち手としての自分を信じること。

「なんか、他の店長さんへのアドバイスってありますか。台選びの際の」

「え、アドバイスですか」

「はい、『伝説の店長』からの」

「いや、それもうね、ホントに恥ずかしいんですよ。いやぁ、出来ればその単語使わないで欲しいんですよね……」

「絶対使いますよ……? さあ、何かアドバイスありますか? ヘイヘイ」

「えー……。やっぱ打ち手としての自分を信じた方がいいですよ。試打で面白い!と思ったら、その直感に従った方がいいとは思います。もちろん、面白いの裏付けとしてスペック面とゲーム性、特にシステム面がユーザー心理にどう捉えられるかを考えてですね。ただ、普通だと上司に反対される事も多いんですよね……」

「あ、やっぱり反対されました?」

「はい。たいした実績が無かった時は反対される事も多かったですが、そのあたりは実績を積み上げてから大きく変わりました。」

「店長の上司というと……」

「法人によっても違いますけど、僕のいた法人は予算の使い方に関しては店長が第一提案者・起案者なんですよ。で、部長が承認して本部長・社長が承認するといった流れです。基本的にはお店ごとに決まった年度計画の予算の範囲であれば基本何やってもいいんですが、やはり理由がないとわけのわからないコンテンツの台を大量導入なんて普通はさせてくれないんです」

「予算というのは、機種の購入予算ですか?」

「利益計画とかモロモロ含めてです。つまり機械を買わずに玉を出してアピールしてもいいし、全然出さずに新台を一杯買ってもいい。機械を売却した利益をそのまま次の機械に使ってもいいですし、その辺は全部含めての予算ですね。だから、結構自由なんですよ」

「でも、ストップが掛かっちゃう」

「そう。自由とはいえ理由がないとダメだし承認は必要で、そこでやっぱり反対される事はあります。どんな企業でもそうだとは思いますが、反対されたら引き下がるケースも多かったんですね。なのでそこで止まっちゃうんです」

「あら、押し通さないんですね」

「今は違いますが、昔は機種の選定は前例主義が根強かったんですよ。このシリーズの新台だったら入れておいて間違いないだろうとか。スペック分析とか、時流を考えるとかそういう概念が薄い時代がありました。だから店長が『そんなに入れなくていいです』って言っても、グループ全体でドカンといくみたいなケースもあったり。そもそも店長に起案件がない法人もかなり多いですし。」

「あー! 聞きますそれ。誰から聞いたっけな……。アテインの糸柳さんだった気がする……。あー、業界内で普遍的にある話なんですなぁ……」

「ええ。確かに当たった作品の後継機って初動は良いんですよ。お客様が当たったことを覚えてるから。でもホントにそれが面白いかどうかは別なので、しっかり自分で打って説得した方がいいですね。それでも聞いてくれなかったら仕方ないですけど」

「土方さんの場合はどうでした?」

「僕の場合は、ちょうど直属の上司である部長が理解のある方で、話をしっかり聞いてくれたというのがまず大きいかもしれません。あと僕自身が、さっきも言ったかも知れませんが、打ち手としての自分の目、ユーザー視点というのに自信があったんで、そこを上手くプレゼン出来たのもあると思います」

「プレゼン。あ、コミュニケーション能力だ」

「そうですね。それも役に立ったと思います。で『土方君がそこまで言うなら』みたいに部長の後押しもあって、ワケワカメなコンテンツの機種を大量導入できたりしたわけです(笑)」

「ワケワカメ久々に聞きました……!(笑) それで実際に『化物』『まどか』で当てた時って、その部長さんから何か言われましたか?」

「言われました。よく当てたねぇって。グループでの並び人数記録とかいろいろな結果を出してたのもあって、それで社内的にも『パチスロの事はアイツに』みたいな土台を作る事ができたのかなぁと」

「あー、もうホントに。この辺の成功体験がブレイクスルーにもなってますね(※ブレイクスルー……突破・前進・進歩) 土方さんご自身が思う、ブレイクスルー出来た理由って何かありますか? いま聞いた感じだと、やっぱ根底に自分の目を信じて主張する、というのが大きそうな感じがするのですが」

「はい。それはあります。あとは、色んな目を持つことも大事かもしれません。いわゆる、ガチ系の立ち回りをする人の目線とお爺ちゃんの目線って絶対違うんで。だから僕、自分の親父に未だに新台のヒアリングとかしますもんね」

「お! すごい」

「あと田舎の親戚もけっこうみんな打つんで。あの台どうだった? ダメでしょ? とか。そしたらみんな大体『ぜんぜん面白くねぇよォ』って言うんですよね。あ、やっぱりなと(笑)」

「(笑)」

「そういう情報を聞くと、ああ、じゃあそういう世代の人には、今だったらこの機種とかこういったシステムだといいのかなとか。見えてくる事もあるんですよね。で、それを長年ずっとやってると、だんだん自分の中のデータベースが蓄積されていくんですよ(笑)」

「あー、もうコミュニケーションだ……」

「コミュニケーションですね。ホントに見えてきますよ。ああ、この台はこういうお客様が初動を作って、こういうお客様があとから座ってくれるだろうなとか。この台は40代の方が好きそうだなとか。色んなパターンがだんだん分かってくる」

「おお……! ちなみになんですが、自分、土方さんと初めてお会いしたのって、並ばせ屋山本さんの『山会議』なんですよ。名古屋の回ですけども」

「はい。覚えてます」

「ちょっと聞きたいのですが、土方さんと山本さんって同じコンサルタントという立場ですけど、機械に関して考えた方の違いとかってありますか? そりゃ当然あると思うのですけども、コンサルタントとしてのスタンスとか」

「山本さんはデータを徹底的に分析して超速で対応するんですね。特に、初動のデータを分析して『コレは買い増しだ!』みたいな、そういう能力が飛びぬけて凄いです。僕はユーザー目線で、ホールで打ってる人の顔を見て、ああつまんなそうに打ってるなぁとか、興奮してんなァこの人とか。あと自分で打った感触であるとか、そういうのを大事にしてますね。あと、山本さんは『新台コストを極限まで下げて』『安い中古機で』『他の店とは違う山本さんのお店だけの特別な機種』を作り上げるといった手法がかっこいいですよね。僕も新台コスト抑えて出玉に回すといった手法をよくやりますけど、その手法においてあの人の右に出る人はいないかなと」
 

★【失敗】避けられなかった大量導入。

「では次行きます! 土方さん、失敗したなぁとか、やり直したいなぁって事は何かありますか?」

「詳細は伏せてもいいですか? あといつ頃の事だったとかも」

「勿論! 大丈夫です。怪我しない程度にお願いします(笑)」

「(笑)それはですね、上から言われたパチンコの大量導入を断れなかった事ですね」

「あー、断れないパターンもあるんだ……」

「あります。抵抗できませんでした」

「機種名って教えて頂いても……?」

「あ、そこはちょっと伏せましょう(笑)」

「ちなみに、なんで導入したくなかった、とかは聞いても大丈夫ですか?」

「そこは大丈夫です。僕、当時から設置シェアの理論みたいなのは持ってて、それが、そのお店の総客数・総稼働に対して、この台はいくら強くてもこの台数くらいにしておいたほうが他の台が死ななくて済む、みたいな考え方なんですね」

「ふむ……」

「基本的には、その台がピーク時の稼働で打てない人が出るくらいがちょうどいいんですよ。大量に入れすぎるとみんな打てちゃうし、フル稼働しなかったら大当り回数が分散しちゃうので、小台数でフル稼働しているよりも当たってないように見えるんですね。要するに出てないように見えると」

「あ、わかりやすい」

「ありがとうございます(笑) だから、どんな人気機種にも適性台数っていうのが必ずあって、たとえその台を打ちたくて来た人が満席で打てないとしても、データを見たらすごい出してるように見えるんで、また来てくれるんですね。どうせ新台打つならあの店だって。そういう風に思ってくれるんですよ。」

「あー、なるほど。打てない場合も何か打ちますしね」

「そうです。しかも、その台の近くで打ってくれるんですよ。空き台待ちで。だから打って貰いたい台を近くにしたり、そういう戦略も取れる」

「おお、たしかに!」

「なので、空き台が目立つような、設置シェアを遥かに越えた台数っていうのは、あんまり良くないんですね。で、凄い断るんですけど断りきれない事が何回かあって……あれは悔しかったですねぇ」

「ンー。自分の立ち位置では視えない色んな事情があるんだろうなぁと思います。大量に買った方がオトクだったりとか、何かそういうのもあるのかなァ。結構頻繁にあるんですか?」

「今はあまりないんじゃないですかね。ホントにどうしても断れないって事はそんなに何回もあるわけじゃないですし。自分で選定してのミスならいいんですが、それだけに悔しいなぁと思います」

「どうすればよかったと思います? 当時」

「そこはもう、やっぱりプレゼン能力ですね。そこが足りてなかったと思います」

「プレゼン大事だなぁ……。大量導入にも、その阻止にも」

「そういった経験で悔しいと思えたから、機種分析とか動向予測とかをめちゃくちゃするようになったり、資料作りが好きになったりとか……そういうのもあるので、今となってはそれに限らずですけど、いろんな失敗をしてきて良かったなぁと思います(笑)」

「失敗は成功の母ですなぁ……!」
 

★これからのパチンコ業界について。

▲ユーザー視点ではあまり知られていないけど偉人です。

「そういえば土方さんって、なぜコンサルになったんですか?」

「僕、その法人が大好きだったんで、もう骨を埋めるつもりだったんですね。恩師も多かったですし、好きな方も多かったです。でも、一時期『独立しなよ独立しなよ』って、もう色んな人から言われて。『いやーでも僕、某大手法人が好きなんで』って言って断ってたんですね」

「愛社精神ですね。良い会社さんなんだろうなぁ」

「そうですね。良い会社だと思います。だからですかね、その法人って離職率が低いんですよ。それに色んなグループや部署があるんで、例えば自分が歳とったり体壊したりしたとしても働ける場所を用意してくれんだろうなって、そういう風に思える会社なんですね。」

「あー、それは離職率低いわ!」

「そうなんです。低いんですよ。だから、上が詰まってしまうというのもあるんですけどね(笑)」

「(笑)」

「あるとき、あれ? これ、今後の業界の流れとかも踏まえると、自分が上がれるポジションってあんのかな……って思って」

「諸刃の剣だったか……」

「あとは、IR法案から派生した業界バッシングや、5号機から6号機に変わるタイミングとかもあって『あら、今のペースで働いていて、もっと歳とった時に大丈夫かな?』『業界自体の衰退を少しでも止められないかな?』……って」

「ふむ……」

「で、色んな人から独立しなよって言われてた時期でもあったんで、そしたら店舗から離れて自分で会社立ち上げて、業界が衰退しないようにお手伝いしたいなって。そういう風に思うようになったんですね」

「お手伝いというと、具体的にはどんな感じですか?」

「例えば、ホントに今にも潰れそうなお店に入って再生させるとか。そういうお手伝いですね。そういう事がやりたいなと。あとはどうせ独立するならしっかりお金をためて、自分が好きなアニメ・ゲーム業界への貢献とかもやってみたいなと思いました」

「アニメ……」

「特にアニメは衰退しないんですよ。市場が世界なので、発展途上国がある限り伸びていく。ジャンプで打ち切りになるような漫画でも、漫画自体に触れたことがない国の人にとってはめちゃめちゃ面白いハズなんですよ。これはもう夢なんですけども、将来的にそういう事業もやってみたいなと。なのでパチンコ業界のお手伝いをしながら、自分のやりたいこともやりたい。独立の理由はそれですね」

「なるほど……。ありがとうございます。最後に、今のパチンコ業界について思うこととか何かありますか?」

「そうですね……。IRもそうなんですけど、特にコロナ後から世論も厳しいじゃないですか。世論だけじゃなくて、行政からの当りも強くなってる。そういうのがここ何ヶ月かで改めて認識できたんで、だったらもう、いっそのこと法制化すればいいじゃんって。そしたら、射幸性もオールオッケーですってなるじゃないですか。まあ、それこそ世論が許さないとか利権とかの兼ね合いとかもあるので無理なんでしょうけど」

「まあどう考えても今は公営競技の方が射幸性高いですもんね」

「ですよね。賭けようと思えば1日で何千万も賭けれる合法賭博がそこにあるんですから。そしたら警察に紐づくんじゃなくて、国営ではないとしてもどこかの省庁に紐づく形になるのかな?まあ何省になるか分かんないですけど……」

「ええと、競馬が農林水産省ですよね。競輪が経産省か。ボートどこなんだろう……」

「ボートは国土交通省ですね」

「へぇ!? 知らなかった……」

「TOTOとか宝くじもぜんぶ省庁違うんですよ。『お前の所が2つ担当するのはずるい』とかやってるのか知りませんけど(笑) なのでとりあえず法制化して、例えばのめり込み関係の枠組みだけ作ってどこかの省庁に管理してもらいつつ換金OKです! ってやればいいのにと。そしたら、税金で国も潤っていくわけじゃないですか」

「じゃあ、業界に言いたいことというと……、もう法制化と」

「いや、できるならですよね。まあ法制化は無理な事だとはわかってるのでいいんですが。だって、そうなったらなったで、いろんな設備投資しなきゃになるでしょうから残れる法人が限られたり、許認可条件やらがとんでもなく面倒になったりと……継続可能条件や参入障壁が更に上がってしまって逆に衰退してしまう可能性もありますし。まあ、シンプルに『公営競技よりお金使えないんだから機械性能を上げてくれ』が業界というか国へのユーザーとしての願望です(笑)」

「よっしゃ! わかりました! お聞きしたい事は以上です。長時間ありがとうございました!」

「いえ、こちらこそ! 記事楽しみにしています──!」
 

伝説の店長! 土方さんのインタビューまとめ。

はい! 以上が『伝説の店長』土方さんのインタビューでした。土方さんは喋りが非常にわかりやすく、「色んな人にものを教え慣れてるな」という感じがビシビシ伝わってきました。店長経験が長いからこそかもしれませんが、文中でも繰り返し出てくる「コミュニケーションの大切さ」というのを正しくご自分で体現されとるなというのが、レコーダーの内容を聞き直して改めて気づいた次第。

個人的にすげえなと思ったのは、やっぱり『化物語』『まどマギ』の初日大量導入でしょうか。後出しで考えるとピンと来ないのですが、両者とも下馬評はそんなに目立っておらず、増台に次ぐ増台でシマが出来ていった経緯があるのを踏まえて考えると、これやっぱ凄い事だと思います。高いですからね。台って。

土方さん、インタビューありがとうございました!

さて、テーマを一新して新しくスタートしたインタビュー企画。初回はここまでになります。次のターゲットは果たして……。

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この記事へのコメント(2 件)

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あしの
投稿日:2020/12/17
獅子皇さん!
チワッス。このコメント、ご本人も嬉しそうにしておられました! イエーイ! コメントあざす!
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獅子皇
投稿日:2020/12/16
土方さん
田都のY駅の店長時代はお世話になりました
リニューアルしてくそみたいな店だったのにあっという間に抽選の並びが打ち切りも珍しくない店にされたのはスゲぇなあって思ってましたねぇ

あしの
代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)

あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。

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