パチ７お題帳

佐々木真のお題：パチスロにハマった瞬間&ハマったポイント

パチ７お題帳

みなさん、こんにちは。佐々木真です。

今回のお題は「パチスロにハマった瞬間＆ハマったポイント」。前回はTOP3の機種名が分かりやすいことが、一番目に大事なことでしたが、今回のお題はより中身が問われることになりそう。ということをゴチャゴチャと書く前に。まずは、私のコラムからですね！

最初に「ハマった瞬間」は、初打ちの時（1991年1月）になります。1年間パチンコだけ打っていたもののパチスロは未経験。それでも何となく分かるものです。赤い7が揃えば偉いんだろう……と。

初心者あるあるでしょうか、毎ゲーム赤7が揃わないかなと目押ししてみます。雑誌などのメディアはまだまだメジャーではなく、リール制御という言葉も概念も知りませんでした。

1G目：赤７上段テンパイから、右枠上赤7
2G目：赤７上段テンパイから、右中段赤7

幸か不幸か、赤7は最初から見えました。しかし、当たり前ですが揃いません。この間のタイミングか……難しいんですけど。本気でそう思いました。そして運命の3G目……

3G目：赤７上段テンパイから、右上段赤7

揃いました（歓喜）。「目押しが正確ならば揃う。俺に向いているかも」そう勘違いしたのが、最初の「ハマった瞬間」。ここから1週間、負けまくりましたけどね……。

このようなビギナーズラックでパチスロを覚えた人も多いはず。身近にパチスロというかホールもなく、ビギナーズラックがほぼ起こり得ない現状を憂いてみたりもしますが。あくまでもこれは“最初に”ハマった瞬間。持続するものではありませんでした。実際、大学生活などが忙しくなって2年ほどパチスロから離れたりもしましたし。

「ハマったポイント」を教えてくれたのは、今は亡き新宿グリンピース本店でした。

会社に退職届を出したこの日、人生初にして最後の“会社帰りのスーツでパチスロ”をしようかと新宿グリンピース本店を訪れていました。お目当ては、大学浪人時代によく打った『コンチネンタル』（3号機）でしたが、あいにく満席。仕方なしに座ったのが、同じフロアにあった『ニューパルサー』でした。

あまり4号機に良いイメージを持っていなかったんです。3号機の裏モノ（メーカーが意図しない改変されたプログラム）と違って連チャンもしませんし。リプレイうざったいと思うだけで、4号機ならではの楽しみ方を知らなかったのです。

新宿グリンピース本店の『ニューパルサー』のシマには、リーチ目を特集した記事が所狭しと貼られていました。「この目が出たら当たるのか」そこから1つ1つ狙っていきます。よしっ出た。入った（当たった）な……

隣の人は、私が当たったことにまだ気付いていないのです。カエルか赤7のファンファーレを鳴り響かせるとこちらをガン見するのに。「そうか、分かる人にだけ分からせる」のが4号機（大量リーチ目タイプ）の楽しむポイントなのか。

そこから、この『ニューパルサー』を参考にしたユニバーサル系の技術介入機がパチスロ界を席巻していくことになります。それらの機種たちを楽しく探れたのは、新宿グリンピース本店の壁のリーチ目に教えてもらったものでした。

隣の台どころか、シマ全部にバレるような。液晶の「おめでとう」待ち（本人もそれが出ないと当たりと分からない）がなんかちょっと違うと感じるのも、その機種を設置しているホールこそ楽しみ方を伝えるのに最適な場所と考えるのも、このような育ち方をしたからですかね。

「ハマった瞬間＆ハマったポイント」を書いているように見せつつ、ビギナーズラックが起きにくい機種ばかりで、ホールが楽しみを伝えようともしていない（他力本願に見える）現状は、遊技人口を増やすのとは逆方向ですよねという主張のほうが強いですかな。こんな感じで、隠れ主張のようなものが個性となるような気がしています。あくまで一例ですけどね。

いや、純粋に面白い瞬間だけでも良いのかもしれません。後付けで意味を持ったりするかもですし。

ということで、お題帳の告知です。

【佐々木真お題】ハマった瞬間＆ハマったポイント最優秀作品には、パチ7オリジナルクオカード5000円分が、編集部より進呈されます。「面白かった数」を競うものではありません。私が独断で決めさせていただきます。先に謝っておきます。最多なのに受賞を逃してしまうことになったら、すみません。

※募集期間は2024年4月22日(月)0:00まで！
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