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たまにはちょいと危険な話リターンズ 裏基盤殲滅編①
たまにはちょいと危険な話リターンズ 裏基盤殲滅編①
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藤原ジェットさん
昭和の落とし物みたいな人です。 - 投稿日:2017/03/26 02:25
さて、まもなく完結となるたまにはちょいと危険な話。B班編。
続き物です。過去シリィズはマイペェジ参照。
さて、暫くは必要書類の提出、及び雑用ということで本社勤務となり、ホールではなくビル通いな日々。本当に何日か雑用だけをこなしていたし、定時上がりだし、「あー楽でいいなぁヘッヘッヘ」とそれなりにエンジョイしていたんですが、今日は初めての会議参加で若干緊張。
どうやらこの部署、行っている業務が身辺調査だの、役職者管理だけではないことがわかりまして。まずはそれが分かった経緯からご説明をば。遊技を嗜む分にはあまり聞かない話かもしれないんですが、ホールで働く社員さんないし、バイトさんの仕事に「基盤チェック」ってのがあるんですよ。
これは○○店の店舗スタッフと、××店の店舗スタッフが互いに入れ替わり、定められたパチンコ、及びスロットの島の基盤を、閉店後にチェックする作業です。
少し詳しく説明します。
皆さんパチンコ店で新台が稼動する前、盤面を空けて無愛想なスーツの人が、それはとても偉そうに、懐中電灯片手に何かチェックしている姿って見たことありません?あれ何をしているかっていうと、稼動前の遊技台が、納品前検定時の状態、または製品であるかをチェックしているんですね。チェック箇所は2箇所「遊技台本体」とその中に入っている「基盤」です。
パチンコやスロットの歴史には「不正改造品」と呼ばれる物が蔓延った時代があります。これは「裏モノ」とか「Bモノ」と呼称される事多かったヤツです。この不正改造品ってどの部分が改造されていたかと言うと、「基盤」にあたる箇所。つまり遊技台の根幹となるシステムプログラム部分なんですよね。
馴染みの無い方には難しい話かもしれないんですが、遊技台にはいつの時代も定められた「基準」となる「性能」があったとして、それには「上限」や「ルール」が存在したわけです。
例えば街中を走っているスポーツカー。エンジン自体の性能で言えば時速200キロまでアクセルを踏み込むことが可能だとしても、160キロ前後でスピードがそれ以上でないリミッターなんかをかけたりしますよね。これはメーカー各社が定められた基準に法って販売をするためです。それを本来のポテンシャルを発揮させるために、リミッター解除を行うと、200キロまで出るようになる。
このリミッター解除にあたる部分が、基盤の改造にあたります。
ただまぁ前記した通り、この不正改造品が蔓延った時代、その頃も勿論、偉そうなスーツはチェックをしてはいたんです。「この基盤は間違いなく検定品の基盤だぜ。OK稼動させな。」と。それでもなんで蔓延ったんでしょうねぇ・・・うーん。不思議(笑)
この基盤チェックの際に行う実際の作業はとても簡単なもので、基盤と遊技台の製造番号みたいな物を、納品前のリストと照らし合わせチェックするくらいです。このシールはちょっと特殊な作りになっていて、付着後に剥がすとその跡が残る作りになっています。実際、遊技台本体と基盤を取り付ける箇所の”境”に貼られる事が多く、詰まるところ元の基盤から改造された基盤に変更しようとすると、剥がした後が残るから改造されていない!って結論になるんですね。
(本当になんであの時代、新品の台が稼動時に不正改造されていたんでしょうねFU!SHI!GI!!)
話を元に戻します。このコラムの出だしで書いたホールスタッフが行う基盤チェックと言うのは、この検定時のような作業を、稼動後も基盤に変更が無いか、不正改造品と交換されてないか調べる作業なんですよね。
その基盤チェックのデータの纏め管理しているのもこの部署なんです。そうそう、それでその日、初めて出席する会議の議題が、
S店で発見された不正改造品と思われる基盤について
だったんですよね。
やっぱり、次回に続きます。
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藤原ジェットさんの
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このコラムへのコメント(16 件)
誰か来過ぎですここのコメント欄w
世界は不思議でみちみちていますのです!
バル工業の名前は出さないで下さい!!と、いいますかカバン屋さんってほんと都市伝説ですよね。。。一人くらい会えないのかなぁ・・。
ざきゃさん、それドアあけたら福本式黒服出てくるやつや!!
どうなんでしょうね・・・時代時代によってマチマチだと思われます・・・。開店基盤なんてのが本当に存在したかは同かは信じるか信じないかも含めてあなたしだいです!ビシィ。
ですねw ギリギリを攻めてみますw
あれです。スロミナティが暗躍しているんです。もしくはパチーメイソンです。
こわやこわや・・触らぬ神になんとやら・・・ですよ・・。
おっと、誰か来たようだ
不思議だなぁ~