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◯◯とパチスロの奇妙な因果関係 『え』
◯◯とパチスロの奇妙な因果関係 『え』
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たれめさん
ストップボタン押すために仕事してる - 投稿日:2017/03/09 12:50
今回のお題は佐々木真先生からいただいた「エルニーニョ(現象)」。
神の子をその名のルーツに持つ現象とパチスロとの関係に迫る。
エルニーニョ現象。その名前を高校の地理の授業で聞いたという方も多いだろう。この現象を簡潔に言ってしまえば、「海水の温度が上昇する」というものだ。太平洋を流れる赤道海流が弱まることにより暖水が滞留し、それが大気の温度にも影響を与え、異常気象となって世界中に波及する。
主な発生源は東太平洋の赤道付近で、ペルーなどの地元の漁業民がクリスマスの時期に海水温が上昇する事を、スペイン語でイエス・キリストを意味する「エルニーニョ(El Niño)」と呼んだことが名前の由来となっている。
海水の温度が変化するため、漁業は直接的な影響を受ける。エルニーニョが発生するとペルー沿岸部ではアンチョビが大不漁となるそうだ。乗りと勢いでもどうにもならない。また、アマゾンでは内陸の気圧低下により高温多湿な空気が流れ込み多雨となる。全くエクストリームな話だぜぃ。
海水温が上昇するエルニーニョには対をなす現象が存在する。それが「ラニーニャ現象」だ。ラニーニャはエルニーニョとは逆に海水の温度が低くなる現象である。エルニーニョと交互に起こるとされ、低温の深層水の湧昇が強くなることが原因とされている。
この2つの現象は、近年では約4年ごとに発生しており、一度発生すると1年から1年半持続する。明確な発生原因も解明されておらず、天候予測の精度向上の為にもさらなる研究が求められている。
熱気が高まったものが今度は反転、冷却していくというのは何処の世界にもあるものだ。加熱し過ぎた4号機時代は5号機冬の時代の到来の引き金となり、再燃したAT機市場は1万ゲームフリーズを産み出し規制の憂き目に遭った。盛者必衰と言い捨ててしまうと少し寂しいが、それが自然の理なのかもしれない。
しかし、今一度思い出して欲しい。ラニーニャは決して、「通常の状態」ではない。世界の海が、常に冷え切っている訳ではないのだ。我々が見ていたのは、春の夜の夢では断じて無い。
4号機の終焉は5号機の多様なゲーム性を産み出し、AT機の隆盛はそのアンチテーゼとしてAタイプ市場の活性化へと繋がったではないか。また、AT機のゲーム数解除や擬似ボーナス、増えていく純増と共に重くなる初当たりがどうにも受け付けなかったという層からすれば、今の方が寧ろ好ましいという意見が上がるかもしれない。BIG150枚は流石にどうかと思うが。
異常気象で不振に陥る漁業に於いては、普段あまり見られない魚が出回ることで活気づくこともあるそうだ。また、ラニーニャの発生により日本海側の豪雪地帯では暖房器具や防寒具の売り上げが伸びるといった影響も齎す。何時の時代も、変化に柔軟に対応した人間が生き残る。
冬が終わり春が来るように、雨が止み晴れ間がさすように、夜が明け朝陽が昇るように、ラニーニャは何時かは終わり再びエルニーニョが訪れる時が来る。それが在るべき姿だ。
再び訪れるエルニーニョが、より多くの人々にとって満足のいく時代であらんことを切に願う。
引き続きお題募集中です。お題を下さった方がいる方角へは朝晩の礼拝を欠かさないことを約束します。次回は『お』から始まる言葉で。
10
たれめさんの
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このコラムへのコメント(10 件)
お題ありがとうございます!
パチスロと音、切っても切れない蜜月の関係を考察し直すのも面白そうです
横文字が続いているので、個人的趣味の範疇でもある『音源』でお願いします。
こちらこそありがとうございました!
次に来るエルニーニョでは一体どんなスペックが主流になるか、妄想する日々です。
アツいサムいが付きもののジャンルなので、ちょうど良いかなと。ラストは圧巻でした。
ありがとうございます!
オーストリッチありがとうございます。駝鳥の皮とパチスロ……ヤッホヤッホヤッ……
まだ次回のお題間に合うのであれば、『オーストリッチ』でおねがいします。
わぉ★
天才達の閃きを心待ちにしましょう。
お題ありがとうございます!一点物の高級服と大量生産のパチスロ、相反する2つの融合が見られそうです笑
「お」の着くカッコイイ単語…。
オートクチュール!