- パチセブントップ
- コミュニティ
- パチ7自由帳トップ|ブログコミュニティ
- コラム(ブログ)詳細
真のクズのお時間 2
真のクズのお時間 2
-
タイルまんさん
世の中で一番必要ないものって知ってる? お金だよ。 お金さえなきゃ戦争だって起きず平和になるんだ…。 だから皆のお金を処分してあげるからオラに皆のお金をわけてくれ! - 投稿日:2017/01/31 18:16
前回はこちら
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/9235#contents
独りが嫌なら変わればいい。
こんな簡単な事はない。
しかし、人間そんな簡単に変われる筈がない。
考えない様にはしていたが職場での疎外感がたまらなく苦しくなっていた。
辞めてしまえば楽になる。
だが辞めてどうする?
自分が悪いくせに周りのせいにして自分勝手に辞めて…いっときの解決にしかならない。どうせどこか別な所に就職したって同じことを繰り返すだけだ。
何か自分を変えれるキッカケが欲しかった。
なんでもいい。
そんな中でパチ7の自由帳というものが出来て、排泄物の様な文章をありのままに書き殴っていた。
別にパチ7で連載もつキッカケが自由帳だったから自由帳は素晴らしい所だ!なんて言いたくもない。
ただ…俺は少しだけ変われるキッカケをここで貰った事は確かだ。
イライラや日々の思っている事を駄文を公に晒す。
出会った事がない職種や年齢もバラバラな人達がそれにコメントしてくれる。
考える事を放棄していた人間なのに、色々なものを考える様になる。
そしてまさかの連載の話を貰った。
何故俺なんかが連載の話を貰えたのか未だに謎だが。
少しずつではあるが…本職も仕事を任される様になっていった。
職場で干されて1年。
新年度を迎える為に慌ただしくなっていた3月。
俺は噛み付いた主任に呼び出された。
主任は腕を組みながら
「お前はこのままでいいのか?」
そう言った。
主「俺はよぉ、タイルの事は評価してんだ。最近お前は変わったよ。でも素行が悪いよな!それが自分の首絞めてんだよ。」
素行が悪い…。致命的じゃねーか!!
主「だからこの1年間。俺の下で働け!」
言っている意味が分からなかった。
タ「え?どういう事っすか?今でも一緒に働いているじゃないですか。」
主任は天を仰いで、んー…と何かを考えた後に俺の方に向き直り
主「この1年、悔しい思いしてきたろ?」
ドキっとした。しかし悟られまいと感情を殺してヘラヘラしていた。
主「仕事を何も与えられず、ただただ最低限の仕事だけして。おめぇはそれでいいのか!?」
珍しく主任は声を荒げた。
タ「いや…まぁ…。」
主「その悔しさを経験してるのが武器だ。周りを見返せ。人の使い方やお前を馬鹿にしてきた奴らを見返す為に1年間俺がみっちり仕事教えてやる。俺と常に仕事するぞ。ついて来い。お前ならやれる。」
1番尊敬していた人と仕事が出来る。
それより…あんなに噛み付いて迷惑を掛けてきた人が評価していると言ってくれた。
嘘でも嬉しかった。
そこから引く程の量の仕事をこなした。
ゆっくりとだが…居場所が出来た。
俺の中に出来た冷たくて鋭いツララもゆっくりと水滴を垂らしながら溶けていった。
パチ7の仕事と併用して本職も1年前と打って変わって忙しくさせてもらっていた。
しかし…二足のわらじは予想よりキツかった。
体調管理が下手くそで身体を壊す事もしばしばあった。
充実はしている。
だけど…どちらかを取らなきゃいけない。
このまま行けばどちらかに迷惑がかかる。
捨てる…?
どちらかを捨てなきゃいけないのか?
12
タイルまんさんの
共有する
このコラムへのコメント(4 件)
そして調度気になるところで切るのがにくいですなぁタイルまん先生(;´∀`)
うん。
氷柱の表現凄く好き。
タイルンって馴れ馴れしく呼んでるけど
まだパチ7に入会して1年経ってないんだ。
だけど、コラム読んで
カタギリさんも素晴らしいんだけど、タイルまんの文章は公式で書くべきだとずっと思ってた。
休み1日使って、過去のコラム全部読んだよ?って話をしたけれど、
面白くなかったら全部読まないよ。
公式での連載がキツいなら月1でもいいじゃない。
一旦自由帳でたまに顔出すだけでもいいじゃない。
文章書くのだけはやめないでおくれよ。
いい上司がいるかどうかってやっぱでかいよね。