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仁義なき世界
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はかたのひとさん
佐々木師匠に一生ついて行きます - 投稿日:2016/07/01 16:45
以前アメブロで紹介した話ではあるんですが、そちらに加筆修正をして、サムいというか、背筋の凍るような話で師匠のお題にチャレンジしてみようと思います
時計の針を15年ほど前に戻します
あの日も今日と同じ30℃を超えるような暑い夏の日でした
当時、自分は大学生
いつも行動を共にしてた友達と2人で、学業を疎かにしてホールを巡ることが日常だった自分たちは、この日も車で30分圏内のホール巡りをしてました
たまに行くA店が定休日ということで、普段は行かない系列店のB店へ行ってみようということになりました(当時、系列店は定休日をずらして営業してたため)
B店へ到着して、自分はパチンコの島へ、友達はスロットの島へ
当時は、『海物語』が爆発的な人気を得る少し前の時代で、『ギンパラ』が徐々に人気になりはじめた頃でした
その頃はまだ養分打ちだったので、テキトーに台を選んで打ってたんですが、打ち始めて30分も経たないくらいでスロットコーナーにいたはずの友達が飛んできました
もちろん、その頃のスロット機といえば、ノーマルAタイプが主流で、今みたいにレアフラグみたいなものはなかったので、友達を呼びに行くとしたら、ステキなリーチ目をどや顔で見せ付けるくらいのもので、そんな慌てて呼びにくるなんて必要はないことでした
ちなみに、その頃のスロットコーナーと言えば、当時爆発的な人気で全国のほぼ全てのホールに設置されてたと言っても過言では無かった『ニューパルサー』の時代
今でもニューパルサーシリーズに継承されるリーチ目の数々が打ち手を魅了してました
そんなニューパルサーを打ってるはずの友達が飛んできたので、ただ事ではないとは思ったんですが、開口一番「帰ろう」と一言
顔面蒼白で只ならぬ雰囲気を感じたので、言葉に従って急いでホールを出ました
ホールを出てすぐには口を開いてくれなかったので、少しドライブをしながら何があったか聞いてみると・・・
ホールについてすぐ、『ニューパルサー』の島へ直行した友達は、空き台の中から、データ表示器を見ながらどの台に座るか検討していました
すると、目の前で台が空いたのでデータ表示器をチェックしつつ着席
ちなみに、その台を打っていた人は、隣の台へ移動したようでした
打ち始めてすぐに当たって、ボーナスを消化してると、さっきまでその台を打ってたお隣さんが、一言
「何、人の台打っとんじゃい!、ワシが打っとったの見とったじゃろうが!!」
友達はパニックになります、だって隣に移動して隣の台打ってたんですから、その人は
そこにトドメの一言
「表で待っとれ、今若いもん呼んでくるから」
そう、すでに言葉の端々に不穏な空気を感じ取っていた友達が確信を持ってその場を逃げ出したのがお分かりかと
昔のホールといえば、所謂あちらの方がどのホールにも1人はいたもので、このホールも例外ではなく、学生が普通の生活では関わる事はないであろう人種の方と交わる唯一の場所と言ってもよかったかもしれませんね
カマ掘られて逆鱗に触れたのか、脅して出玉かっぱらうつもりだったのか、真意は分かりませんが、結局、運よく見逃してもらえたのか、単なる脅しで追いかける気は無かったのか、その方なりの一見さんチェックだったのか、無事に逃げ切れました
ただ、自分は友達が言ってた人をこの目で見てませんし、そんな出来事が本当にあったのかは、分からずじまいですけどね
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はかたのひとさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
コメントありがとうございます
学生時代はお隣の山口県に住んでたので、山口での出来事だったんですが・・・
県内でも田舎の方だったので、ホールの雰囲気とか、客層とか、一昔前の状況が15年前でも残ってました(笑)
やっぱりあの当時から打ってる人は、そういう怒らせないマナーって自然と身に付いてますよね!
最近は良くも悪くもアミューズメント施設化されてるので、マナー違反というか、(ホール内の)常識知らずが多くて困ります
理不尽な言いがかりは、そういう方々の専売特許ですからね(笑)
コメントありがとうございます
当時、今のようなホール環境は全く想像できませんでしたね~
正に先人の努力の賜物だと思います
特にホールが禁煙に取り組むなんてあり得なかったです(笑)
私が打っていたところあたりは、1995年くらいには客層がごろっと変わりましたね。それ以前は、裏モノとかも多かったので、推して知るべしでしたが。ま、そのような方を怒らせないようにするのもマナーを学ぶきっかけになりましたが。
隣の台との勘違いはダメですな(笑)。
当時はそういった輩もバンバンいましたよね‼︎変なバックを売りつけてきたり…今のオシャレな感じって、現場の人や業界の方々の努力の賜物なんすよね。