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モーターえらい
モーターえらい
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spe_senseさん
流離の電子計算機調教師。 アイレムさんのスペランカー先生とは ほぼ無関係なヒトです。 まぎらわしくてスイマセン…。 - 投稿日:2024/12/07 14:26
スロットのリールは、概ねモーターで回しています。
だいたいステッピングモーターっていう
(パルスを一回送ると、ちょっとだけ回る)
デジタル信号で回転を管理できるモーターを使います。
さて、このモーターについて、ざっと説明しますと。
あ、その前に、このコラム、★がついたら、
続きを書くというシステムなので、
どんどん★のつかない方向に向かって参りますので、
そこんとこよろしくw
で。
子供の頃にプラモデルなんかで使ってるモーターは、
電源を繋ぐと回ります。とても簡単w
流れる電流で回転速度が決まります。
さて、こんなモーターでリール回すと、
止めるために大変な苦労が必要ですw
もう、たいへん。
というくらいスベります。48コマぐらい。
はいそこ、⚫︎ンキャ⚫︎とか言わない。
黒歴史は黒歴史として、そっとしておくのが大人です。
で、パッスロのリール、うまく制御できないかな?というところで
ステッピングモーターというモノが爆誕します。
このステッピングモーター、電源つなぐだけじゃ回りません。
1周回すために、パルスを数百回送る必要があります。
逆に言えば、パルスの送り方で好きな場所に止めることができる、というワケです。
20コマのリールがあるとして、
360パルスで1周するモーターなら、
1コマあたり、18回パルスを送ることになります。
なので、左リール、中段にチェリーが成立している場合、
その下の図柄が、BARならば、ワク上にBARを止めるためにボタンを押すと
そこから54パルス後にパルスを止めると、チェリーが中段で停止します。
つまり、これがスベりの正体です。
成立していない場合は、他の小役なんかが成立しないように、
54パルス以外のパルス数でコンピュータが制御して止めます。
左リールの停止形で、次のリールのスベりを制御してハズレにします。
で、この時、ボーナスフラグが成立しているような場合だと、
ハズレのスベリコマ数を調整して、リーチ目を出す、という制御もできます。
前回に書きましたが、制御コンピューターの脳みそはちっちゃいので、
この制御を盛り込むことは、メーカーさんの企業努力の賜物、ということになります。
試験を通すだけなら、ハズレ時の停止系は、
ほかの小役の出目になっていなければ問題ないので。
その容量をゲーム性に振り分けたいですね。
なので、AT機は20コマ、ボーナスタイプなら21コマとなるのかもしれませんね╰(*´︶`*)╯
何かの間違いでこんなコラムが面白いっていう人がいたら、
ちょっと世界から弾かれているかもしれないので、
パチ屋へどうぞ……
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spe_senseさんの
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