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あのくそ長い赤保留をもう一度 (CR竹内力のムラマサ/Pアズールレーン)
あのくそ長い赤保留をもう一度 (CR竹内力のムラマサ/Pアズールレーン)
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mareさん
めあです よろしくお願いします - 投稿日:2022/12/02 19:08
Pアズールレーンのスペックを眺めていた夜。
https://pachiseven.jp/machines/6661
約1/500で90パー継続、ラッシュ中出玉はオール700発払い出しで抜けたあとも41パーでラッシュに復帰…面白そうなスペック!見覚えあるようなないような…なんだっけ…
うっ…なんだ…頭が…
●2010年
今なら速さや継続率でしのぎを削る各メーカーが、潜伏確変や小当りによるモード移行の表現方法で争う時代がありました。
例えば、降臨モード・異星空間モード・シャバモード・じれったいモード・絶皇頂モード・暗黒界モード…ギラギラした歓楽街のような光を放つモード滞在中の台が並ぶシマ、中身は全て低確率状態。といった状況もよく見受けられました。
酒は安ければ安いほど良くて、パチンコは潜れば潜るほど良いと思っていた当時の私が愛した名機、CR竹内力のMURAMASAも例外ではなく。
●スペック紹介
1/397.4で90%確変。出玉はオール1050発払い出しで82パー継続。通常時に転落した場合でも50%は確変が潜伏します。(なんとなくアズールレーンと似ていませんか?)
高確中は1/40.5で大当たり。7R確変ABは次回まで電サポ付き、7R確変Cと7R通常は4回転の電サポで終了し通常時に移行します。
↑図にしてみました、通常時の潜伏確変の比率が大きすぎてパックマンみたいになってますね。
●他にはない個性
各社から潜伏確変や小当たりを用いたモード移行が多彩で個性的な台がリリースされるなか、竹内力のムラマサにも強烈な個性が与えられていました。
それは「最強リーチハズレ経由で確変が潜伏する」というもの。
こんなん外れたらやめますわ…って程のてんこもりの展開から★4.5の最強リーチに発展、スルリとハズレて中段にムラマサ図柄が止まりモード移行します。数回小当りでしたがほぼ潜伏確変に移行しました。
今で言えば先バレ・魚の群れ・レバブルでハズレて確変が潜伏すると想像していただいて差し支えないです。
それに加えて、確変中のバトルに負け通常時に落ちても50パーで潜伏しているという仕様も強烈でした。
激アツリーチがハズレたらヤメ時・確変抜けたらヤメ時…というプレイヤーのベストオブやめたみを逆手に取るような仕様。パチンコメンタリストが作ってたのかな?
そういった仕様なので、台が打たれてさえいれば潜伏期待度の高い台が途切れることなく落ちていました。
●星柄
潜伏確変中にもう一度潜伏確変を引くのが継続率80%の黄龍覚醒ノ章に移行するメインルートになるのですが、当時のニューギンにおける激アツ柄の星柄が出たら潜確を経由せず図柄揃いに期待が持てました。
しかし図柄揃いの場合実質50パーで通常当たりなので、ハズレろハズレろ…と祈りながら打っていました。7R確変だった場合プレミアが絡みがちな事も加味すると、7R通常の香りが濃くなるので…
アツすぎると逆に良くないという、不思議な熱感で台を見守るのはこの台特有のものではないかと思います。
●口上が良い
5連/10連の実写大当たり中、主演の竹内力さんが歌う「闇に吠えろ!」が抜群に良いんですが、
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13002112
歌が始まる前に竹内力さんの口上が入ります。書き起こしますね。
どうでしょうか、アッ…アザマス!と小声で言ってしまうような素敵な口上ではないでしょうか?
ほかにもいくつか口上が入るタイミングがあります。
↓確変中バトル勝利時の口上
バトルに勝つ度に毎回流れるんですが、くせになります。
↓復活当りの全回転
本作は大当たりが始まる前に口上を挟んだりするのでスピード感はあまり無いのですが、当たった余韻に浸りながら安心できる時間がとても好きでした。
ニコニコ動画のコメントでは、だりぃと書かれていたりしましたが、コメ主のホールでの液晶越しの笑顔が透けて見えますね。
大当たり終了時、保留連確定時に投げキッスをする竹内力さんも最高でした。
●原作に手を出す
中毒性の高い演出と音にやられた大学時代の私、マックスタイプは平打ちするには重すぎたので、ムラマサの潜確を求めて徘徊する日々。
深酒したある日の翌朝、記憶のないムラマサ1〜4巻が枕元にあったときはひどく動揺しました
泥酔して入ったレンタルビデオ屋で探し当てたのでしょう。一泊二日で借りていやがったので、二日酔いと仲良く並んで一気に観ました
返却時に続きを探したのですが見つからず。そのまま探すことをあきらめました。
設置店も激減したあと、そこには元気にひどい状態のムラマサを回す私の姿が。ムラマサに魅入られたものの末路ですね…目の色も変わっていたと思います
●現在
Pアズールレーンのスペックを見て色々懐かしくなった私、何の気無しにU-NEXTの検索欄に「ムラマサ」と入れてみると最終話まであるじゃないですか!90分×12本とスピンオフ1本というなかなかのボリュームでしたが先程完走しました。思い入れも含めて、めちゃくちゃ面白かったです!
妖刀村正伝説という江戸時代の都市伝説から着想を得て創られたと思われる本作。
徳川幕府に迫害された者たちの怨念が宿った「妖刀ムラマサ」が過去の封印を破られ現代に蘇った。妖刀を封印すべく一人の剣士が立ち向かう(wikipediaより引用)
CR竹内力のMURAMASAはシリーズ6作あたりまでのストーリーで製作されています。最強リーチは黄龍に魅入られた友人の仂(ろく)さんを柳生剣吾が止めるリーチ。かと思えば黄龍を解放するときは柳生剣吾を含め4人で、しかも敵も加わっているのは何故…と思っていたのですが、十数年越しに謎が解けました。
6話の竹内力さんの表情の豊かさが素晴らしく。怒りに魅入られ黄龍を手に取ったときの狂気そのものを煮詰めたような姿形は必見です。
7話以降は最強の剣・黄龍を手にしたラスボス嶽堂に立ち向かうのですが、350年ほど前と現代の双方へ交代する形でタイムスリップした柳生剣吾と祖先の柳生十兵衛(両役竹内力さんが演じています)が、黄龍を封じるために必要な剣を探すために腐心します。
他の祖先のキャストも同じ方々が演じているので、過去と現代が交わることで煩雑になりがちなストーリー展開がスムーズに理解できました。
ストーリーと離れたり絡んだりしながら、独自に黄龍を手にしようと画策する松山鷹志さんや本宮泰風さんも素敵でした。
●伝達手段(触媒)としてのパチンコパチスロ・いびつな形で伝わる面白さを考えてみる
版権もののパチンコパチスロ台を打って、原作やその周辺に興味を持って観てみるというのは素敵な関係性だと思います。
過去にニコニコ動画でVシネマ無料公開している時期に長期間に渡って観続けたのも、ムラマサに出演してた本宮泰風さんが出てたからだったよなと思い出しました。
一方で原作を観ないことでその版権に対していびつな認識になるのも、とても面白い事だと思っています。
酒の席でバジリスク甲賀忍法帖の話になった際の、アニメを観た人とスロットでの知識しか持ち合わせてない人の会話の噛み合わない感じも楽しかったですし、JPSのシンゾウニンゲンの知識しか持ち合わせておらず、キャシャーンって空が曇っていると力が出ないアンパンマン的なとこあるよね!と言って怪訝な顔されたのも良い思い出です(燃費が悪いだけで曇ってても大丈夫らしいです)
私の竹内力さんのキャラクター像はCR竹内力のムラマサ・ハイパーブラックジャック・来店イベントでいらっしゃったときに遠巻きに見た姿という3点のみで結ばれていますが、パチンコパチスロを打つ人にしか獲得できない版権像・キャラクター像があると思ってます。
余計に長くなりそうなので省略します、また別の機会に考えていけたらと思います。
●竹内力のMURAMASA2への期待
描かれなかった後期も含めて形にならないですかね…?
前作も竹内力さん以外は3DCGだったので実写は難しいのでしょうが、そこをなんとか実写で観たいです
表情の豊かさは実写で輝くと思いますし、主人公の柳生剣吾の雰囲気、今の竹内力さんと合うと思うんですよね…
特撮+ソードアクション+Vシネマは演出に落とし込みやすいのではと思いますし…
潜伏確変は無しで良いのでムラマサ成分をホールで摂取出来る日を心待ちにしてます。
当分はアズールレーンがジェネリックムラマサになるかもしれないので、来週からは何度か服用して経過観察していく予定です。
●参考
https://www.nicovideo.jp/user/8735075/mylist/22517532
8
mareさんの
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このコラムへのコメント(12 件)
コメントありがとうございます!
別にハゲいたのもタチ悪かったですよね、結構見間違えてよくガッカリしてました
原作の権利関係の問題なのか、竹内力さん以外をあまり似せられなかったせいで、イカれた強さの怖い顔したハゲが爆誕しちゃってましたね…
ハゲは強くていい!みたいなとこありますね、オウガイやロベルタが強いのは許される的な…
コメントありがとうございます!
ほんと山ほど落ちてましたよね…
最後に玉貰えるし、あの時期の台の中では良心的でした
サブスクで原作見つけた時の幸せホルモンヤバくてその勢いで完走できました!
ハゲでバトルに行かなければバトル勝利期待度高いのも良かったですね!
そのかわりハゲが強いのなんの…
北斗の拳のリュウケンといいハゲとのバトルは勘弁してほしいものですね
地元で潜伏が良く拾えたから…!
原作見てる人はじめてみたわ
コメントありがとうございます!皆様であの頃にワープしてはしゃぎたいですね…
当時はそのヤバさに気づいておらず、思い返してヤバさに気づいたので、もしかしたら今もヤバい時代なのかもしれないですね
コメントありがとうございます!
アズールレーンに対する知識が無さすぎて全く触れることができませんでした!
アズールレーンのスペック、とても惹かれますよね…
ししょーさんの超電磁砲御殿の横にアズールレーン御殿が建つ未来を祈ってます!
コメントありがとうございます!
短命で終わる時代だと思いつつ一生続かないかなと思わずにはいられない時代でした
ランプ見てセグ覚えてセグ表みて…って動作、当時はだだ面倒でしたがあの所作も好きだったんだなぁと書きながら思い出しました
P機でも慶次漆黒EXTRAやシンブレは突時短の面白い使い方しててワクワクしましたし、実際の打感も新鮮で未来は明るいなと思ったのですが、評判良くなかったですね…
自分、5号機無くなるまで、ずっとパチンコから離れてて、この辺りのCR機は全く触ってない。
と言うか、20年くらいぶりに今年復活。
とりあえずアズールレーンは打ちますね
その時はmareさんを思い出して爆出ししますか
どうしてもP機とかって、「ヘソに入り易ければいい」で完結しがちなんですよね・・いやぁこれは現代こそ流行ってほしい~