パチスロの楽しみ方

突然だが私は学生時代野球をしていた。
金属バットでボールを打った時のキィン！という音と、上手く打てた時のあの感触が好きだった。
しかし同級生の佐美君はショートを守ってる時が1番楽しいと言っていたし、先輩の大斗さんはピッチャーで三振をとった瞬間が最高と言っていた。
何事においても捉え方というものは違う。生まれてから同じ様に育てられるほどまだ日本はディストピア化していない。

ここで本題に入る。
学生時代には野球少年だった私がのめり込んだパチスロ。
このパチスロというものも楽しみ方が多種多様に存在する。
パチスロを打ち始め、ある程度知識をつけた頃はとにかく設定を追い求めた。
都内の強豪店へと並びイベントのガセを見抜き高設定を狙った。
そうした努力の末にたどり着けた高設定を打つことがただ楽しかった。

更に知識を深めた私はパチスロ自体の楽しさに触れる様になる。
設定を狙っていた頃はホールのメイン機種であったり設定が入りやすそうな台を打った。
そこに台に対しての愛着などはなかったのだ。
しかしイベントが規制され勝つのが難しくなる。並ぶのも億劫になってきた。
また低貸しが増えてきた頃でもあった。パチスロ自体と向き合えるいい時期だったのかもしれない。
それまで興味のなかった出目や演出に夢中になった。
この演出の時にこの出目が止まることの素晴らしさ。誰かと共有したい。話したい。
Twitterを始めたのもこの辺り。終わりの始まりである。

そうした変遷を経て今の私。

お分かり頂けるだろうか。
目覚めたのだ。萌えに。
10年間何をしていたのか。設定？演出？まるでお話にならない。
パチスロの技術革新は進み液晶がとても綺麗になった。
素晴らしい時代だ。あの頃荒い画質で見てたエウレカもアネモネも超高画質になったのだ。
6号機のスペックがきついなんてのは二の次なのだ。まずはその美少女の写真をTwitterにあげるべきだ。

最近はコロナだ政府の対応だなんだでTwitterもそんなツイートばっかりだ。
思い出して欲しい。毎日パチスロを打って楽しんでいたあの頃を。
政府の文句を言う前にお銀ちゃんのドスケベ画像が先だろ。そういうアカウントなんだよ俺達は。

皆さんのパチスロの楽しみ方はどうですか。（締め）
どうであれどんな状況であれパチスロが存在するまでは楽しくやっていきたいですね。
ありがとうございました。

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