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最後はやっぱり『愛が勝つ』? 〜母と子の、過ぎ去りし時を求めて〜
最後はやっぱり『愛が勝つ』? 〜母と子の、過ぎ去りし時を求めて〜
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DC兵マツバさん
スロットやパチンコ打つおじさん。そのための右手。そのための投資。踏み込みが足りん。Twitterでも踏み込みが足りん https://twitter.com/sr_mat_ba_pc - 投稿日:2019/12/08 22:13
※コラムに入る前に…
先日の自由帳コンテスト予選では、わたくしが投稿したコラムが物議をかもす時間での投稿となっておりました。
そのため、ユーザーの皆様やパチ7編集部の各位にはご迷惑をおかけいたしました。
この場を借りて、謝罪させていただきます。
厳密なレギュレーション上に設定された投稿時間に間に合わず、大変申し訳ございませんでした。
また、投稿時の状況を汲み、コンテスト予選の対象に含まれるように寛大なる御判断をいただきまして、審査員の方々には感謝しております。ありがとうございました。
どうもみなさま。
こんにちは、DC兵マツバです。
踏み込み、足りてますか?
第2回パチ7『自由帳コンテスト:決勝戦』でございます。
まさか通過できるとは思っておりませんでして、
しかしながらこのチャンスを逃してはならぬ、
この瞬間を待っていたんだー!と言わんばかりのテンションでもありますが故、コラムを書かせていただきます。
◆絶望した!僕は『友達が少ない』ことに絶望した!
◯テーマ:身近なパチンカースロッターインタビュー
このお題なので、まずは身近にいるパチンカースロッターを考えてみたのです。
が、本当にほぼ『皆無』でした。
それもそのはず、もうワタクシ30半ばになろうかという年齢です。
大抵の若い時からのパチンコパチスロを嗜んでいた知り合いや友人などは、役職を持って仕事に精を出していたり、結婚して家庭があったり…と、日本人らしく、清く正しく美しい人生を謳歌しております。
--ここから読み飛ばしてOK--
いやあのですね本当にほぼいませんでしてそれこそこのパチ7やTwitterなどを通じて知り合った方々しかいないのでうわどうしたらいいのもういっそのこと自由帳にもよく投稿している人で直接お会いして仲良くさせてもらっている人にインタビューして載せちゃうのもアリなのかなとか思ったりもしたのですいや別に友達が少ないってわけじゃ無いんですよだってほら上記にもあるようにワタクシもう結構いい年齢ですから旧来の知り合いもパチンコスロットをほぼ卒業してしまっているのでそんなインタビューなんて難しいじゃ無いですか仮に聞けたとしても「そうですね、最後に打ったのは…4号機のトゥームレイダーかなぁ」なんて人のインタビューになっちゃいますよいや待てよむしろそれだってアリといえばアリかもしれないなというかトゥームレイダー打ち込んでたっていうのは純粋にすごくきになるからむしろインタビューしてみっか!ってかなり真剣に考えたことは事実ですけれどもそこは家庭妻子持ちの忙しい人に突撃して15年くらい前のパチンコパチスロのことを根掘り葉掘り聞きだすのも難しいしなここ2年くらいあって無いですしおすしああ一体どうしたらいんだ
--ここまで読み飛ばしてOK--
インタビューできるような知り合いが少ないという悲しい現実…そうなのです、僕は友達が少ないのであります。
流石に困った、どうしよう。
がっ…!
ここでマツバに電流走るっ…!
解決する妙案を思いつくっ…!
圧倒的、悪魔的、スピリチュアル的閃きっ…!
そうだ、根っからのギャンブラーだった、
わたくし自身の母がいたじゃあないか!
母にインタビューしたら、これはそこそこ面白いかも…!?
そんな考えが駆け巡ったのであります。
◆母は鬼籍の世代…インタビューするには『呼び寄せる』しかない!?
去る2005年の夏。
今は2019年ですから、14年も前になりますね。
わたくしの母は空へと旅立って行きました。
前日の夜には元気に電話をしたというのに、気がついたら、それはもうポックリと突然に。
『お前は外国人の女の子と結婚して、子供は両目色違いとかになるようにするのよ。』
なんて、たわいもない昔からのよくわからんことを言われたのを、いまだに覚えております。
ただ、せめてもの救い、となるのかは分かりませんが。
本人が最後までものすごく苦しむことなく、後遺症などが残るような病気にかかったわけでもなく、あっさりと、それはもうあっという間にポクッと逝けたことは良いことなのかな、と思ったりもしました。
前項とはテンションが180度違うため、ぱっと見では情緒不安定なスタートになってしまいましたが、ご安心ください。混乱などしておりません。正気です。
これはギャグでも嘘でもアニメでもなんでもなくホントのことさ、でございます。
いきなりしんみりした話でしたけども、亡くなったわたくしの母は(このコラムで話題に出すのでアタリマエですが)それはもうパチンコ大好き人間でした。
そんな母が生きていれば、ああ生きてさえいれば、今回のインタビューにうってつけだなぁと思い至ったのです。
でも、母はすでに鬼籍に入った人物…
インタビューは流石にできないです…
じゃあ、諦めなきゃダメかな…
しかしマツバの灰色の頭脳には、『すでに電流走っている』のです。
素っ頓狂な考え、現実的では無い思考、悪魔的、スピリチュアル的閃き。
そうです、インタビューしたい母がこの世にいないなら、
逆に考えるんだ。
向こうから呼んじゃえばいいじゃあないか。
そう考えるんだ。
彼岸の向こうの方を呼ぶならば、それができる人に頼むというのは、自然であります。
そして日本には幸いなことにそういう専門家がいますから、実際に頼んでみようと思いました。
その専門家とは、そう『イタコ』です。
日本古来から伝わる降霊術師であるイタコ。
とある地方ではオガミサマと呼ばれたりしておりますが、その方に頼み込んで、呼んでもらって母にインタビューをしてみたい!と考えたのでありました。
◆ジャパニーズシャーマン ITAKO(イタコ)。迫りくる期限…果たして『依頼ができる』のか?
パチ7自由帳コンテストの決勝戦に進出と知ったのが11月12日。
インタビューについてのコンテスト用のコラムのネタを思いついたのが、翌日11月13日。
その日にすぐ、イタコの口寄せについて色々と調べ始めておりました。
ここからは、そのイタコについて調べたことを、少しばかり記述いたします。
少々お付き合いください。
まずどうやったらイタコに会えるのか。
そもそもの部分を確認してみました。
そうすると、どうやら2019年内にイタコに会える機会というのは限られてしまうようでした。
青森県は恐山にて毎年開催される『恐山例大祭(7月と10月に5日間ほど開催する)』、この会場に複数来られるイタコさんに会って、向こうの人の言葉を聞くのが一般的だそう。
しかしながら恐山例大祭2019 は、7月と10月にすでに終了済みであります。時すでに遅し。
イタコさんに会えるしインタビューできるなら、遠征するのはやぶさかではありませんし、すぐに飛んで行きたいなぁと思ったのですが、どうやら時期的に難しい状況。
うーむ、どうしたらいいか…。
どうにかできないものかとさらに追求してみました。
https://www.itako.net/
こちらのサイト イタコドットネットさん で紹介されている有名なイタコさんであれば、専用フォームを通じて依頼や問い合わせが可能である、ということを突き止めました。
イタコの口寄せ、というと、あまりメディアに露出をしたりしないイメージがありましたし、こう言っては失礼ですが、少しばかり前時代的な存在かと思っていました。
ただ意外や意外、このサイトにて紹介されているイタコさんは割と顔出しもするしメディアにも出るしで、結構精力的に活動されているご様子。
というか、イタコの口寄せがインターネットから依頼できるっていうのが、なんと言いますか、かがくのちからって すげー!的なものを感じずにはいられませんでした。
まあその辺はさておき、
ヒャッハー!こいつぁは渡りに船だぜ!
早速、最短で真っ直ぐに一直線に、イタコさんに依頼できる日を問い合わせダァ!!
世紀末のノリと勢いで、粛々とメールにて問い合わせをしました。
その後1週間くらい経過した後でしょうか。
問い合わせの返信遅いなー…なんて思っていた矢先、メールにて回答をいただきました。
・直近の日付は、かなり予約で埋まっております
・最短でも12月24日以降となります
・キャンセル待ちは可能ですが、11月中は難しい可能性大です
・あと、返信遅くてごめんね。
※回答メールに記載されていた内容を要約して記載しました
ぐぬぬ!
この日付ではパチ7の自由帳コンテスト決勝に間に合わないではないか!
むしろそれどころかクリスマスイヴって!
もっと気を配って!
何が悲しゅうてクリスマスイブにわざわざ青森県八戸市のイタコさんお住まいに行って、自分の母の霊を呼んだ上でパチンコに関するインタビューをせねばならんのだ!
それだったら12/24なだけにイエスキリストを口寄せしてもらって、
本人が「Jesus Christ!(読み:ジーザスクライスト! こんちくしょう!とか超びっくり!とかそういう意味)」って言ったりするのかどうかとか確認するのがいいわ!
そんなこんなで、イタコの口寄せはコラムのコンテスト期間中には難しいという結論と相成りました。
せっかくの素敵アイディアも水泡に帰してしまうのか…
このままでは自由帳コンテスト決勝用のネタが…
いっそやっぱり、読み飛ばしのところで書いてある4号機のトゥームレイダーを打ち込んでいたという彼にインタビューするのがいいか…
などと様々な考えが浮かんでは消え、夢幻泡影、人の夢と書いて儚いことを痛感したのであります。
大好きな母に、パチンコについてのインタビューをするのはもう無理なのだろうか…
立ち込める暗雲の中わたくしのとった行動は…
諦めない。
そう、わたくしマツバは諦めないのでした。
最後の悪あがきをします。
その悪あがきとは、
イタコの口寄せしてもらえないのなら、
自分がやればいいじゃないか!
です!
◆イタコの道も一歩から。『彼岸の向こう』が見えるかな?
というわけで、わたくし自身がイタコに扮しての口寄せしてみようかと思います。
イタコに頼めないのであれば、俺自身がイタコになればいい…。
我ながらひどい。
思考回路はショート寸前今すぐ母に会いたいよ。
と言わんばかりのナナメ上の発想となりました。
イタコもどきのことをやるのであれば、ちゃんと色々考えてやらなきゃ、と割と真面目な考えのもと、イタコさん自身について詳しく調べてみました。
ふむふむ、どうやら、亡くなった人を呼ぶ場合は、【その人の命日】
【その人の本名フルネーム】
【その人との関連性(親子〜とか親戚〜とかそういう)】
これらの情報をもとに、向こう側にいる人に語りかけるようです。
Oh, simple is best.
このくらいで問題なく向こう側の人と対話できるなら案外簡単では…?
いやいや、イタコが簡単なわけありません。何かカラクリや必要なスキルがあるハズ。
失敗はしたくありませんので、さらに詳しく、重箱の隅をつつくような慎重さで調べました。
しかし、いくら調べても、
なんか↑に書いたことくらいしか情報がありませんでした。
いやまあそうですよね。門外不出、北斗神拳のような一子相伝の秘伝があるのでしょうし。
でもね、ここまできたら引き下がるワケにはいかねンだ。
だって、もうコンテスト用のインタビューなんてやってる時間ないし…。
だけど諦めなかったわたくし。
そんな秘伝スキルがないど素人だったとしても、
やってみよう!!
そう決意したのです。
むしろ、シンプルな情報のみしか要しないのであれば、ド素人でも紙一重でできちゃうかも!?
って思ったりしたのです。
マツバは勢いだけで生きています。
その後しばらく色々準備完了しまして。
イタコっぽい衣装を身に纏い、いやなにこれ胡散臭…
もとい怪しさとスピリチュアルさを炸裂させ、母と対話することに決めました。
やるからにはやるのです。
呼びさえすれば勝つんです。
諦めたら負けなんです。
自分の思い描くインタビューのために、
「自由帳コンテストに間に合うようにする」
「母へのインタビューもする」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「DC兵マツバ」のつらいところだな
という気概を胸に秘め、こうなったら自分で呼んでやろうではないか。
そしてはわたしは、この口寄せをやるためだけに、
5年ほど帰っていない実家に帰り、仏壇のある和室に赴きました。
胡散臭い格好で部屋を暗くし、ローソク一本立て、スマホのICレコーダ機能の録音をONにする。
母を呼ぶためのそれっぽい雰囲気を作って、
目をつぶって母の名前や自分の名前、問いかけなどをブツブツ言いながら、
数珠をゴリゴリやってみます。
その時、不思議なことが起こった!(仮面ライダーBrack風)
なんとなく、微かではあります。
母っぽい気配がするのです。
こう、なんとなく、来ているのですよ、たぶん、この辺に。
目をつぶって、ほんのりろうそくのあかりの明るさやあたたかさを感じる。
そんな気配しかないような和室に、明らかに別の雰囲気を感じるのです。
少しばかりの時間が経ったでしょうか。
何分とか正確な時間はわかりませんが、気づくと自分のより近くに母の気配を大きく感じました。
懐かしい、母。
ぼやっと光っているだけなような、それでも母の姿カタチが認識できるかのような。
母は実家で飼っていた、ものすごく可愛がっていたウチの愛犬を連れてやってきたのでしょうか。
(実家の愛犬は3年ほど前に天に昇りました。おそらく、母が向こうで可愛がっているのかな?)
インタビューするなら今だ。
意を決して、母へ語りかけます。
自然と、言葉を口に出して話していました。
◆母は強し!でも、『ご利用は計画的に』?
====
(ここからは、録音していた音声をもとに、一部読みやすく手を加えて記載いたします)
──あ、なんか。びっくり。嬉しい。
母『ご飯食べてんの?ちゃんと。ちゃんと食べて元気なの?』
──ちゃんと食べてるよ(笑)。というか最近よく夢に出てきてない?
母『良かった。そりゃあんたの入れるコーヒーが一番おいしいからね』
──夢の中でコーヒー淹れてっていうのほんとやめて(笑)。久しぶりに話してるのになんだけど、聞きたいことがあるけどいい?
母『いいよなんでも聞きな』
──パチンコ打ってた時のこととか、聞かせてほしいなって。
母『パチンコ(笑)。そうだねぇ、海物語好きだった。新海ね。後は大海はダメ。新海より当たらない。』
──そうか、海物語をよく打ってたよね。
母『家の近所のパチンコ屋の新海。あれで6万発出したの、あれ私』
──新海で6万発はすごいね。良い思いをしたからそこに通ってた?
母『駅前まで行くのは遠いし、面倒だし。打つなら家の近くでも良いし。知り合いもきてたし。楽しかったよ』
──勝つなら駅前の回る店じゃない?
母『負けるのは嫌いだけど、ほら、近くのパチ屋なら、あんたの同級生のKくんのママ。スナックやってたママね。あの人とよくパチンコしてたから』
──そんなつながりあったのか…知らなかったよ。
母『あとは漫画でよく当てる人がいたから、マネしたね。近所は空いてるから、真似しやすい』
──漫画…?嫌な予感がするけど聞いてみようか。
母『なんてつったけかな、なんかニコニコ笑ってるやつ。パチンコも当たりやすい回転数とかあるとか書いてあってそれを真似しいの〜ってやってた』
──あっ…(察し)。ま、まあ、感覚でそういう当て方に頼る時があることもあるよね。
母『後はねパチンコやってると、考えまとめながら、タバコ吸えるのが良かった。頭を切り替えできるの』
──頭の切り替え?
母『お前とお兄ちゃんで子供2人いるし、自分も仕事もしてるし。忙しい介護仕事モードからの切り替えだね』
──そういえば介護の仕事になってから、すげぇ忙しそうだったね。
母『スンゲー大変のなんの。パチンコやってる時は、Kくんママともいろいろ話し〜ので楽しかったしね。思春期反抗期の息子2人も抱えてるし、あの時はお父さんとは仲が良くもないし。リフレッシュしなきゃそりゃめんどくさくなるよ(笑)』
──思春期のその節はご迷惑をおかけしました…。あとは、夕飯遅くなったりとかでパチンコ屋に呼びに行くのとかしてたけど、それはどう思ってた?
母『確変中に来られても、確変取りきりたい。簡単な飯くらいなら自分らで用意できるようにしてたつもりだし。後はお菓子交換したり、ちょっとお金渡してお前も何かで遊べって言ったり、スーファミのソフト持って帰ったりしたからチャラじゃないかな』
──チャラかどうかはまあアレだけど、飯の手伝いには意図もあったのね。そういやスーファミのソフトあったね。風来のシレンとかね。
母『そうそれ。シレンとかドラクエを持って帰ったら、しばらくパチンコあんま行かなくて済むようにもなったし(笑)。ゲームも頭の切り替えだったし』
──結局自分が一番ゲームとかパチンコとか何やら楽しんでたよね。
母『そりゃそうよ、楽しんだもん勝ち。ドラクエはカジノも楽しい、冒険も楽しい、仲間もいる。シレンはその時の選択とか必死になるのが楽しい。人生は楽しくロープレよ』
──あとは。ああそうだ、パチンコ屋まで呼びに行く時にお金もらって、スロットを打った経験のおかげで、今も立派なパチンカスだよ(笑)。
母『そうなの(笑)。まあ程々にしな。大海はよく当たらないから新海のがいいからね』
──(笑)。それじゃ次。これがほんとに聞きたかったこと。あの時の借金までしてパチンコしてたことについてはどう思ってる?
母『養育費とか普段の生活費とか、お父さんの仕事が怪我とかで3ヶ月くらい無くなった時もあったから、そこから少しお金を借り出したら、ズルズルと…やっちゃった(テヘペロ)』
──やめようとは思えなかった?
母『その時はそれが一番のストレス解消で。介護福祉士の仕事やってて、老人の世話をする日常と、パチンコを楽しむ非日常の落差を感じて楽しんでるのが大きかったのかもしれない』
──…やめられないとかより、そういうのに気づかなかった家族である我々も良くなかったね。
母『お兄ちゃんは仕事で一人暮らしを始めたり。母さんいそがしいし更年期で疲れすぎてたのものある。後はそれらいろんなストレスでお父さんとのケンカがあったり。あの時辛く当った時あるねごめんね』
──いいよ大丈夫。でも借金が原因で家庭が云々とか、そういうのがあんまりなかったから、その辺はありがとうございます。
母『そりゃ死ぬまで隠してたからね(ドヤ顔)』
──いやそもそも生活以外での借金はダメだドヤるな(笑)。
母『(笑)。まあこれからも、あんたもお兄ちゃんも体に気をつけてそこそこ頑張って。できれば孫見たかったけど、幸せならそれで良いよ』
──はいわかりました。ああそうだ、最後にこれ言っとくね。今も変わらず、ドラクエもパチンコも楽しい「ゲーム」なのは変わらないよ。
母『パチンコもゲームもドラクエの勇者が頑張れるのも、仲間とか友達がいるからだから、感謝して、みんなを愛していきな。』
母『あと、お前は次結婚するなら金髪碧眼の可愛い外国人の女の子でできればオーストラリア人だからね!』
──その昔からの意味わからんことまだ言うのか(笑)。ありがとね、おやすみ。
====
イタコさんの力を頼ることが難しいなら、
いっそのこと自分でやっちゃえ!
という三流ギャグマンガのような、勢いだけの思いつき。
うまく行くわけがないやートホホ、で終わるのかと思いきや、
それっぽく実行してみたら、いや何ともはや、不思議な体験ができたのでした。
わたしが知る由もなかったことのはずである、存命中だった当時の母の考えや思っていたことが、この体験を通じて聞けたことは特に不思議に思います。
そして最後には愛を説いてくれました。
やはり母は強しでした。
当時の母の状況を知らず、借金などを止められなかった、気づけなかったのも悔しかった。
でも、それらについてをなんとなく、14年経ってその当時の気持ちを昇華できたのは、わたしにとっても救いとなりました。
これを読まれている皆様も、くれぐれもご利用は計画的にご検討くださいませ。
◆彼方へのインタビューは諸刃の刃。最後に感じた『違和感の正体』とは?
このインタビューは、自分が作り出した幻影、虚構、思い込みじゃあないか、などのように突っ込まれたとしても仕方ないです。
実は昔に自分が聞いていたりしたことを、自分の中で都合の良いように無意識下でつなげて、拡大解釈して、とか、そういうところがあるかもしれないです。
それらをすべて否定はできませんが、口寄せを実行していたときは、確かに母を感じ、対話ができおりました。
言葉の羅列だけでは伝わりきらないところもあるかもしれませんし、ひどい妄想だこんなものと言われるかもしれません。
ですが、素人考えでもやってみたらこんなことがあったよ、という感じで受け取っていただければ幸いでございます。
スピリチュアルな体験をあまりしたことがないですし、どちらかといえば霊的なものや事柄、場所などにはちょっと否定的なわたくし。
そんな思考の持ち主でも、なんとなくの流れや場の雰囲気や格好から入って、母という近しい人を呼ぶことが出来たのです。
本場のITAKOがやったら、それはもうどエライことになるんじゃあないかなと、思っております。
来年とか恐山例大祭に行く時間(とお金)があれば、ぜひ行ってみようかなと考えていたりしますね。
さて、この口寄せモドキ、皆さんもぜひやってみてはいかがでしょうか?
イタコになりきって口寄せしてみると、亡くなった人の言葉から新たな可能性の扉が開けるかも、しれません。
ただし、口寄せが終わった後は、途轍もない疲労感、悪寒、倦怠感や頭痛、鼻づまりや咳、喉の痛みなどの体の違和感や異常が襲いかかり、すこぶる具合悪くなる。
まさに諸刃の剣。素人にはおすすめできない。
…単に口寄せで使っていた和室がすげぇ寒かったから風邪ひいただけですね、ハイ。(室温13度)
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DC兵マツバさんの
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このコラムへのコメント(7 件)
添削ありがとうございます。
修正できないのが仇となりました…精進いたします。
インタビューは意地でも載せたい!と凝り固まってしまったが故の長さで、反省しております。
そしてわたしは、結婚相手なら、DSリメイク版で追加されたデボラが良いです。
長文をご覧頂き、ありがとうございます。
イタコって知ってるようで知らないこと多かったので、調べててて楽しかったです。
こんなにも長いのにお読みくださいまして、ありがとうございます。
感謝、でございます。
そこから先は簡潔な方が良かったかも。インタビューしないといけないと思わせるコンテストの形式が良くなかったかも。
あと、自分内イタコ。笑いと共感だから、結婚相手はビアンカかフローラですw
ココでジーンときました・・・
・・・イタコのシーズンって7月と10月なんですね・・・知らなかった・・・
応援してます!