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船乗り実践日記6(1)
船乗り実践日記6(1)
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サードさん
- 投稿日:2019/03/27 16:42
「負けられない戦い」
この言葉はたくさんの試合・事柄の時に使われてきた。
例を言えば昨今のサッカー日本代表は毎回のように使っており、小川直也対橋本真也、プロ野球の伝説「10.8」などもそうであろう。
私のような一般市民でも上記のようなスケールの大きい話ではないが「負けられない戦い」はあるのである。
今回私は普段は地方にいる兄が東京に単身赴任のため上京してきたということで連絡があり、そこで彼から
「小遣いが少ないからスロットで増やしたい」
と言われたのであった。
私は兄には子供がおり、小遣いも少ないということを知っていたので増やすために何か手助けになればいいと思いスロットで増やすことに同意した。
数日後私と兄は東京都新橋にあるパチンコ屋で久々の再会をした。
この新橋にあるパチンコ屋を選んだのは、現在東京都でも状況のいい場所ということを私がリサーチしたのである。
私の予定としては、兄は目押しが上手であるのでディスクアップ、ジャグラーを何千ゲームでも回すことができるので午後辺りから設定のよさそうなジャグラーをハイエナしてもらおうと考え、伝えていた。
二人で抽選を受けると番号はお互い並び400人程度であったが抽選結果は100番台であった。
これならば二人で並んで二機種どちらかを打つことは可能である。
今回は仮にもし私のほうがよさそうな台に座っていても兄に譲ってあげよう・・・
そう考えていたら開店の時間である、兄の方が早い番号であったので後から私が入店し、当初話していたジャグラーコーナー、ディスクアップコーナーを徘徊しても兄がいないのである。
トイレにでもいってあるのだと思い兄を待っていると、兄からラインが来た。
「ハーデスのとこいる」
私はハーデスコーナーへ向かうと兄がハーデスを打っていたのである。
兄は私を発見するなり
「隣空いているから早く座らないと取られるよ」
大きな動揺を隠しながら兄の隣に座った。
兄になぜハーデスを取ったのかを聞いてみると
「この前シーサ。が万枚出してたから」
と返され、打ち続ける兄を見ていると
「大丈夫、ゆうちゃろの二万枚の動画も見たから」
と言われたのだが何が大丈夫なのかは私にはわからない。
開店待ちのために体が冷えていたのでコーヒーを自動販売機で二本買い兄のところへ戻ると兄は画面を見ながら険しそうに腕組みをしているのである。
画面の数字は「825」まごうことなきゴミのような数字である。
兄は私を発見するなり一言
「やっぱり4000円じゃハーデス厳しいね、お金貸してくれない?」
地獄のはじまりである。
続く
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サードさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
一読ありがとうございます。
あれは動画の世界という一種のファンタジーだと思ってくれたらいいんですけどね。笑
一読ありがとうございます。
自分でもクレイジーな兄を持ったものだと思います。笑
それに付き合う私もかなりアホですけど笑
続きを書きましたのでよかったら読んでください。
いや~なかなかにファンキーなブローっすね!!
次回、楽しみっす!