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#4「養分と専業」

初体験の話 | コラム

#4「養分と専業」

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マキノさん
なんとなく登録してみたおじさん。 おじさんなのにまだまだひよっこ、遅咲きの2010年頃デビューでゴリゴリ5号機世代なんです。
投稿日:2018/08/01 08:32

昨夜21時半にエウレカ2で天井AT駆け抜けまして7月を締め括りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
もう8月ですよ、早いですね。
4回目にして早くも何を書こうかと考えながらですので、ふわっとフェードアウトするのも近い気がする養分です。

まぁ書くことに困ればパーソナルなぱちんこ・パチスロヒストリーにでもしようか、と思いましたので依然として誰得感の強いコラムになります。覚悟して下さい。


私はぱちんこもパチスロも両方嗜む養分ではありますが、どちらに偏っているかと言われれば間違いなくパチスロです。
理由は簡単、入り口がパチスロだったからです。
そもそものデビューが遅く、年齢としては多分24歳頃だったでしょうか。

20歳前後、学生時代にバイト先の先輩に「マキノ君はパチとかやらんの?」なんて訊かれても「いやーやらないっすね。全然わかんねぇっす。」とヘラヘラ答えていました。
先輩、お元気ですか?
あれから十数年、マキノは立派なパチンカスになりました。

話を戻して24歳頃、職場で仲の良いAさんがスロ打ちである事を知っており、何か特別なきっかけがあったわけでもなく突然「自分も打ってみたいんすけど一緒に行っていいすか?」と言ったのが全ての始まりでした。
Aさんは若干躊躇するも「んー、じゃ5スロ行こっか」と快諾してくれました。
思い返せばよく連れて行ってくれたなと。ぱちんこならいざ知らず、回胴式遊技機というものを人に説明するのはなかなかに困難なことだと思います。
自分なら正直断ってしまうと思います。あまりに複雑な内部仕様ではありませんか。

当時は何も知りませんでしたが、時代は5号機が隆盛を極めんとするタイミング。
機種で言えば番長2、北斗Fなどがずらりと並ぶ頃合いだったでしょうか。

そんな中、養分の卵を引き連れて赴いた低貸専門店でAさんが指南に選んだ台はエヴァでした。どれだけ記憶を掘り起こしても「どのエヴァ」だったのかは全然思い出せなくて本当にすいません。
定石ではジャグラーなんでしょうが、「わけわかんなくてもエヴァの映像見てたら楽しいんじゃないだろうか」というAさんなりの気遣いだったのではと思います。

別にそこで特別ビギナーズラックをやらかしたわけではありません。そもそもノーマルタイプですし、レートも5円ですし、記憶が確かならちょろっと当たったりしつつ3000円くらい負けた筈です。
そしてそんな一回でパチスロの仕組みがわかる筈もなく、ボーナス図柄も全然見えず、わけのわからないままのデビュー戦となりました。

勝ちで味をしめたわけでもないのにこれほどの養分に育ってしまったのはひとえに「あくなき好奇心と向上心」によるところが大きいでしょう。
全然自慢するところではありません。

その後Aさんとしょっちゅう連れ打ちするわけでもなく、ネットや雑誌でとにかく調べてはホールへ繰り出す日々。
その上でどうしてもわからない、そもそも用語の意味がわからない、そんな時だけAさんに教えを乞う日々でした。

それから一年も経たずにAさんは退職し、遠い地で専業として暮らしているのですが今でも時々連絡を取っています。養分でありながら、専業のようなガチガチの人への理解があるのは彼の影響が大きいかもしれません。
月に3桁プラスになったという話を聞けば共に喜び、これだけやっても月でマイナスを叩いたという話を聞けば共に恐怖し、新基準以降でも酷い下ブレしなければ30~50くらいは出せるという話を聞けば感心したものです。

私のデビュー当時はAさんもエンジョイ勢だったのですが、ガチ勢の今「パチスロ楽しいっすか?」という問いには「この生活始める時に楽しさは捨てた」と笑っています。

仕事をしながら5円で期待値を追い、試算を出し、徐々に10円20円へ移行し、本気でやるなら仕事は出来ない、ずっと中途半端なままだと退職を決め、苦しいところも見てきているので純粋に凄いなと思うわけです。

褒められたものではありませんし、世間的には無職だニートだと揶揄もされますが、自分の目には「努力の賜物」として映る側面もあるのは確かです。
同時に自分には絶対に出来ないな、とも思います。

打つことに対して「楽しさ」を絶対に捨てられない養分でも、「勝つこと」を最上位に置くAさんと談笑出来る。
そんな思いから1回目のコラムを書いたのかもしれません。

なんか気づいたらAさんの話になりましたね。
Aさんにこの道へ導いていただいたお陰でそれはそれは多額のお金を失いました。
2018年7月は約8750枚のマイナスでフィニッシュです。初任給かよ。
ただそれでも一点の曇りなく後悔は無いと言い切れます。


だって、楽しかったんだもの。
今もまだ、楽しいんだもの。

4

マキノさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(5 件)

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マキノ
投稿日:2018/08/04
>あきうめさん
どこまでやってもゴールが無い、朝から晩までひたすら動き回る…
雇われ社畜の方がまだなんとかやっていけると思っちゃいます…ほんと大変そうですからね…( ˘ω˘ )

>ひろしさん
楽しみを目的にしていない方々がやれてるってことは、楽しんでる人がまだまだ沢山居るからかなぁとは思います
俺たちのおかげだ!みたいな事では全くなく、客観的に…。

>引退詐欺師の黒熊さん
みんな違ってみんないい、というか
みんな違うのが当たり前ですからね!
そもそも生活環境が十人十色ですから( ˘ω˘ )

>のちぇさん
生活に支障を来さない範囲での負けであれば負ける事には全く抵抗ないので…
自分の場合あんまり負けたくないなぁという状況なら好きなノーマル系をじっくり楽しみながら打てば済む話ですし。
「何が何でも勝たなきゃ!」という状況をそもそも作らないという向き合い方です( ˘ω˘ )
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のちぇ
投稿日:2018/08/03
パチンコパチスロムズイっすよね(´・∀・`)

自分とこでもボーダー+1で打つか否かで専業の中でも割れますしね。

ガチな話楽しみながら+で終わることも可能ですよ^ ^

自分の好きな機種で設定使ってくれる店見つけながら高い競争率にも勝たなきゃいけないですからね。

ラオウ精神は大事だと思います笑
楽しければ良し!
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投稿日:2018/08/02

パチスロに対する考え方

人それぞれあって とても
面白いなぁ っと思います ( ˘ω˘ )

時間を潰すだけなら2スロで良いです 笑
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ひろし
投稿日:2018/08/01
勝つ事を楽しむか
楽しんで勝つか
楽しんでない人ばかりなんですかねぇ・・・
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あきうめ
投稿日:2018/08/01
「この生活始める時に楽しさは捨てた」
この言葉が全てなのでしょう。

楽しみたいのか、勝ちたいのか、永遠に交わらないテーマだと思ってます。

楽しんで勝てればベストですが、それは難しい話。

勝つためには半端じゃだめだと、私の友達が教えてくれてます。

それでも低貸しだと娯楽が優先するので、ジューシーハニーとか打ってしまう私。

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