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5号機世代、パチスロとの邂逅。よっしゃいくぞー!
5号機世代、パチスロとの邂逅。よっしゃいくぞー!
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メモ用紙さん
- 投稿日:2017/09/19 19:01
私は「5号機世代」と呼ばれている世代です。
そんな私と同世代の方は、こんな言葉を聞かされたことがあると思います。
「あの頃は良かった」
SNSの知り合い、よく行くホールの常連さん。会社の上司からも聞かされたこの言葉。
懐古主義だと揶揄したい気持ちも芽生えるかも知れない。しかしその反面、羨む気持ちもあるのではないでしょうか。
読んで字の如くの攻略法。大勝ち大負けの武勇伝。限界突破の出玉率に、設定公開やイベントなど。
確かにその時代にしかなかったものがそこにはあって、それを知らない私達からは魅惑的で、その残り香に酔いしれる人達の話に聞き耳を立てていた事実は存在します。
では、私達とパチスロとの出会いはどうでしょうか。
パチスロ界の生きた化石、アンモナイトこと佐々木真氏のお題帳コラムに書き込んでいる時点で、私とパチスロとの出会いがどれだけ良質な体験であったのか、火を見るよりも明らかでしょう。
今回は私のホールデビュー当時、ほぼ同時期にホールデビューした「享楽 パチスロAKB48」と混じえてお話しできたらと思います。
パチスロAKB48は規定ゲーム数到達、CZによる自力解除から擬似ボーナスに当選し、そこからゲーム数上乗せ型のメインART「神曲ラッシュ」を目指すというのが大まかなゲーム性で、ART特化型の純増約2.0枚/Gのいわゆる番長2タイプ。
初めて打ち込んだのがこの機種で、パチスロを知るきっかけ、ハマっていくきっかけとなる、とある快感に目覚めた機種です。
「図柄を揃えてゲーム数を乗せる特化ゾーン」
当時、パチスロの知識がない私にはこれが気持ちよかった。メインのART「神曲ラッシュ」当選時は必ず初期ゲーム数を決定するoverture.と呼ばれる特化ゾーンに突入します。指定された図柄を狙って、揃えばゲーム数の上乗せが起こるという今覚えばシンプルな特化ゾーン。
その「図柄が揃う」→「ゲーム数が乗る」という連続性に快感を覚え、私は好んでパチスロAKB48に座りました。
そして、いつものようにAKBを打っていたある日。隣から絶えず派手な快音が鳴り響き、しばらくしてようやく鳴り止んだと、徐に液晶を覗くと…。
そこにはなんと、1000Gを越えるゲーム数が!
ふと思えば、前々から抱いていた疑問ではあったけれど…。
「いっぱい揃う時と揃わない時の違いはなんだ?」
この小さな疑問から、私はパチスロを知っていくことになりました。中身は「保有しているストック(最低3個)を消化したのちに、ループの抽選に漏れると終了する」というもので、メインのARTに当選した後の擬似ボーナス中は、図柄揃いのストック獲得抽選に変わるという仕組みでした。その知識を蓄えて、いざ特化ゾーンを迎えると、なぜでしょう。最低3回の図柄揃いの次ゲームから、妙にレバーに力がこもるようになります。
いままで「ARTに入れるためのボーナス」だったものが、ある知識をきっかけに「ARTの当選を目指し、更にはその出玉をのばすきっかけを作るボーナス」という認識に変わりました。
それから解析というものの存在を知り、通常時の規定ゲーム数の振り分けについて記載されているところを読み込んでいくと…。
これはモードで管理されいて、通常A通常B天国A天国Bというモードを参照して、ある規定ゲーム数が選ばれていました。モードによってゲーム数の振り分けが異なり、そのモードを推測して振り分けの濃いゾーンを狙って打つ。これが「ハイエナ」を覚えた瞬間でした。
そしてパチスロには6段階の設定があるということは知っていて、6が一番出るという知識をなんとなく持っていた自分は「高設定狙い」という立ち回りを、この通常時の規定ゲーム数の振り分けと同時に覚えました。
それは、パチスロAKB48はモード移行率に設定差があり、特筆すべきは天国Bの存在。天国Bモードには設定456しか移行率せず、129~133Gにゲーム数解除した場合は天国B滞在が確定するという特徴もありました。
そして、運良く天国Bの存在を確認できた自分は初めてツモる喜びを知ってしまいます。
それからというもの、新しい解析が出ては読み込み、そしてハイエナと高設定狙いを交えながら、収支を着実に上げていくようになった頃。
自称AKBマスターだと思っていた自分の知らない情報が、とある動画媒体にありました。
それが「一枚役奪取手順」でした。
AKBの通常時は変則押し厳禁ですが、ARTに突入すれば話は変わります。
逆押しナスバ狙いで一枚役奪取、そして液晶に表示される小役ナビと合わせて逆押しをすることで成立している役を絞り込んでいく作業に、リールを止める楽しさを見い出しはじめます。
「フラグ察知」
全てはここからでした。その頃にはほぼ解析は出揃っていて、設定に直結する情報は取得していたつもりでしたが、具体的な数値を知らない分野がART関連に多くありました。
具体的なとこで言えば、通常時からの擬似ボーナス中の各小役によるART当選率とART中の擬似ボーナスににおける上乗せ特化ゾーンの抽選です。
AKBは青7リプレイ(1/65536)を除くと擬似ボーナスの最中にしかART又は特化ゾーンの抽選をしていないので、その最中に引く小役が当選の鍵を握っているということになります。
そして左記で紹介したフラグ察知を行うと、右リールナスバ停止で強チェリーor強チャンス目Bというなかなか強力な出目になります。
そして中リールに48図柄を狙って停止すれば強チャンス目Bの2リール確定目。そして通常時からの赤7(神曲ラッシュ選抜ボーナス)最中の強チャンス目Bはなんと、ART当選率100%すなわち。神曲ラッシュの2リール確定目になるということです。
またまた、ART中のボーナスで行われる特化ゾーンの抽選は、各小役により特化ゾーンを抽選し、その当選した小役に応じてチームサプライズコンボと呼ばれる特化ゾーンか、その上位版にあたる超絶チームサプライズコンボに行くかの振り分けが異なるものなのですが。
バー揃い(AKBボーナス)中の強チャンス目Bは、なんと上乗せ特化ゾーンの当選率100%しかも、本機最上位の特化ゾーンである超絶TSCへの振り分けも100%
AKBボーナス中は液晶上で小役ナビを行うのですが、チャンス目は全て紫色のエンブレムのようなもので示唆されます。つまり、チャンス目対応のナビが出てナスバが止まれば、超絶TSCの1リール確定目になるという悶絶の出目に仕上がります。
「出目に一喜一憂」
を覚えた瞬間が、パチスロAKB48にあったと思います。
そこからは私はパチスロの基本を学び、いまではノーマルタイプから高純増のAT機まで、幅広く遊べるようになりました。
さて、話も長くなり、夕飯の時間が近づいてきて、私もそろそろ筆を置きたいところです。
では一体、結局のところ何が私とパチスロの結びつきを深めてしまったのかというと。
「覚えたことが目の前で起こる」
私とパチスロとの出会いと、その追求に関してはこれに尽きると思います。
今回は敢えてパチスロとの邂逅を果たしたいいや、果たしてしまった。パチスロAKB48を取り上げて、詳細にお話しさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。こうして自分のような新規ユーザーを巻き込むに至った5号機の名機達。本当に非力なだけであったでしょうか。
そんなことはないと思います。
スロゲーセンで打ったクランキーはすごく面白かった、あれは4号機ナンバーワンかも知れない。
個人的な5号機ナンバーワンはエウレカ2とうみねこが同率かなぁ…。
じゃあ6号機は…?
そうした新たな名機との邂逅を夢見て、終わります。
あとがき:5号機ナンバーワンがAKBかと思ったか!ちげーぞー!!
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メモ用紙さんの
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このコラムへのコメント(2 件)
長文にも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございます。
知らずに打って楽しむにも最低限の知識があって出来ることだと思います。
ある程度の知識が備わっていれば、初見の機種にも応用させて「あっ、これはあの機種のあれと同じ仕組みかも」なんて推察するのも一興ですね。
気に入ったり、掘り下げたいと思った機種について、疑問に思ったことを考えたり、あるいは調べたり。
そういう楽しみ方もあると思います。
ただ、解析を知ってガッカリするパターンも無きにしも非ず。
それはそれで、勉強したと思うようにしています。笑
!? まさかのオチ(・_・)
解析等をいろいろ知ったら
やっぱり楽しくなりますかね( ˘ω˘ )
あまり勉強しないので…汗