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7-7-6
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獅子皇さん
アクロス・大都の台が好きです。 サミーはボタン周りがゴムの時は好きでした。 アルゼはAT機出すまで好きでした。 山佐はテトラリールが好きでした。 初万枚はゴルゴ13(平和)※4号機 - 投稿日:2017/06/17 06:43
はじめまして獅子皇ともうします。
パチ7は結構前から見てたんですが(主にマンガ)会員登録は最近でした。
登録したからにはいろいろ利用しようと思って自由帳ものぞくようになり
面白いなぁと思っていろんなコラムを読ませていただいていたのですが
読むばっかりではあれなので自分でもなにか書けないか考えるようになりました。
まったく0から書くのは大変なのでお題帳の中から書けそうなものを漁る事にしました。
かなり負けているけど好きな機種は?
秘宝伝太陽って思って収支見たら
最近連続して大勝ちしたため収支的に微妙に(今年に至っては10万以上勝ってる)
天草ヤスヲ先生のお題は・・・。論外、絵心無いんで・・・。
初めての『設定6』物語
新装で入った4号機のゴルゴ13を打ちに行こうと思ったが、途中でおなか下して抽選受けれず
取り敢えず開店後に覗きに行くと6台の新台全台埋まっているも、なぜか角台のお客が
行方不明に・・。結局解放、じゃんけんで台を取れることになり勝って座ったのが6だった。
夕方に設定発表があり結局12000枚で、それが初万枚でもあった。
でもずっと『左の黄色』、『中の青』とナビに従うだけの台だったので飽きて二度と打たなかった。
ダメだ5行で終わってしまった。落ちもねぇ・・・。
貴方の『出禁』物語……
出禁にはなったことないなぁビビりなんでそもそもマナーとかは気を付けるしねぇ
でもまてよ、すでに投稿されてるコラムには『出禁になった』話だけじゃなく
『出禁にした』話もあるな
そう言えばパチ屋でバイトしてた時に自分が理由で出禁になったお客がいたなその話を書こう
と言うわけですごい長いまえふりを経て本編始まります。
最近では東京の西のほうで栄えてる町と言えば立川ですが
20年くらい前は八王子が一番栄えていました。(異論は認める)
駅前には今でもたくさんのパチ屋がありますが、当時はもっとありました。
そんな今はもう無いパチ屋の一つが舞台です。
そのパチ屋はかなり小さい店で、すごいおんぼろでした。設置機種も古い物が多かったです。
中でもパチンコは現金機が全体の1/4もあるという店でした。
現金機:台に貸し出しボタンが無いので現金で玉貸し機から玉を貸りて打つタイプの台
100円から使えた。
そんな店なので、客は終始まばらだったのですが、少ないながらも常連はいました。
そんな常連の中にちょっと変わった人たちがいました。
彼らは近所に勤めるリーマン2人組でパチンコ好きなのですが
少ないお小遣いでは到底打ちに行けません。
そんな中、彼らが考え出した方法が
お昼代として支給されている1000円のうち500円以内で手早く昼をすませて
残った500円を握りしめてうちの店でお昼休みに現金機を打つというものでした。
最初はいろんな台を打ってたと思うのですが
いつのころからか『ミサイル7-7-6』という台ばかり打つようになりました。
『ミサイル7-7-6』は一発台でうちの店では4000発定量打ち止め、出玉保障ありという扱いでした。
一発台が良くわからないという人は天下一閃を想像してください。
で、当然500円ではなにも起きずにあっさり飲まれて終了するのがほとんどですが
たまにクルーンまで玉が到達しただけで二人で大盛り上がりし
月に1回か2回ですが大当たりを取れたときは
そのお金で夜飲みに行くというのが2人のお決まりのパターンになっていました。
その日は珍しく12:30過ぎても二人は来ませんでした。
今日は来ないのかなと思っていたらだいぶ遅い時間に慌てて二人がやってきます。
「空いてる?」リーマンの一人が聞いてきました。
「空いてますよ、ってか遅かったですねぇ」
ミサイルは3台しかないのですが昼から埋まることはほとんどありません。
「いや、お昼に出る前に課長のなが話につかまって」
玉貸し機にお金を突っ込みながらリーマンが答えます。
もう昼休みの終わりまで時間がありませんが
500円あっさり飲まれてしまえば時間的には間に合います。
間もなく玉が尽きるかなぁと思ったその時ミサイルの島で声が上がります。
どうやら久々にクルーンまで玉が到達したようです。
クルーンを玉がくるくる回り手前の穴からポトリと落ちます。
テレテレッテレッテレーテレテレレレーテレレー
リーマンの歓声とともに台からぼやけた電子音が鳴りはじめます。
大当たりです。
ミサイルは大当たりすると盤面最下部の親チューリップが開きます。
親チューリップに玉が入ると右下の小チューリップが開きます。
子チューリップが開くと右の孫チューリップが開きます。
孫チューリップは玉が6個入るまで開放。
子と親は7個入るまで解放しているのでこれを繰り返して玉を増やします。
まぁ何が言いたいかと言うと消化にだいぶ時間がかかるっていうことですw
このまま消化していたのでは昼休みの終わりには確実に間に合いません。
しかしリーマンは焦らずに呼び出しボタンを押します。それを見て台に近寄っていく私
呼び出しボタンを消しながら私は腰につけた鍵の束を取ります。
台のガラス盤面を開けながら「時間ないときほど当たるってホントですね~」
とニヤニヤしながら軽口をたたきます。
リーマンが「いやー焦ったわ、早くやってよ」と時計を見ながら答えます。
私は上皿に残った玉を手に取り解放されてるチューリップに流し込んでいきます。
当時は普通だったのですが定量の台は当たったときに閉店前で時間が無いとか
打つのがだるいときは店員に頼めば玉を代わりに出してくれることがありました。
慣れているので、右手で玉を6個ずつ孫チューリップに流し込みチューリップが閉まると
左手で小チューリップに玉を1個入れます。これを繰り返してる間リーマンと談笑していました。
「今日もいつもの店ですか?」「いや今日は京八のほうに新しくできた店に行ってみようかな」
和気あいあい話をしているとホルコンからのアナウンスが流れます。
『おめでとうございます、フタマルサン番台定量です』
玉を入れる手を止め残った球を箱に移して台のガラス盤面を閉めようと向きを変えた瞬間
「シュン」と言う音の後「ガッシャーン」とけたたましい音がして
その瞬間リーマンが額を抑えてうずくまりました。
私の後ろでは赤ら顔したおっちゃんが
「おめーらきゃーきゃーうるせーんだよ」と激高しています。
どうやらおっちゃんはリーマンと店員の私がきゃっきゃうふふしているのが癪に障ったのか
ただただ負けてイライラしていたのか
落ちていた玉を私めがけてブン投げたようだったのですが
運悪く私が向きを変えたため当たらず
されに運が悪いことに閉めようとしたガラス面に当たった玉が跳ねて
リーマンの顔を直撃したようでした。
リーマンは怪我はしていなかったのですが
ほかのお客様に危害を与えたということでおっちゃんは『出禁』になりました。
私、個人としては『あまりお客と仲良くしすぎてもよくない』と言う教訓になりました。
ちなみにリーマン達はそんな目にあいながらも懲りることなく私が店やめるまで通い続けていました。
つーか初投稿からなんでこんなに長文に・・・。
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獅子皇さんの
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このコラムへのコメント(12 件)
あわわわ佐々木先生だぁぁぁ!!!いつもコラム読んでます!
そうですね昔は怖い人多かったです。
ですが、いまだと隠れて動画撮ってネットで拡散。
昔は直に「オイ!ニーちゃんやめろや」ってすごまれる。
後者のほうが怖いですけど、マナーを学ばせてくれたって意味では昔の怖い方々には今は感謝しかないです。
そうそうこのカラーリングThe昭和ってカラーリング
ダサいっすねぇ(笑) それがまたいいんですけど。
あのリーマンたちも撤去の前どこかで打ってたかもしれないですねぇ
いやはや懐かしい、、、。
クルーンは我が家の家宝です(笑)
おっさんの昔話にしては長すぎましたw
文章をコンパクトにまとめるって難しいですね
それだけで貴重なコラムだと思います!
ありがとうございました(^-^)
はじめまして、暇つぶしになったのなら幸いです(^^♪
今なら止められるでしょうが当時は酔ってホールに来る人なんてざらにいましたからねぇ
そう考えると最近はホールも綺麗でいい匂いとかして女性や若い人も入りやすくなりましたねぇ
負けてても人にも物にも当たるヨクナイ!(;´д`)
いえいえ、リーマンが通い続けたのは現金機がうち位にしかなかったからだと思いますよw
まぁ店員と客がアットホームだったのは確かですね
僕は通いでしたが店の上が寮でお店を離れればご近所さんっていうのも和気あいあいだった原因かもですね。
駄文にお付き合いいただきこちらこそありがとうございます!
そうですね、自由帳ですしねw
駄文にお付き合い有難うございます。
最近パチンコを知った者としては新鮮な話ばかりでした!( ・∇・)
赤ら顔ってコトはおっちゃん酔ってたんですかね…負けてても人に当たるヨクナイ!(;´д`)