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パチ7自由帳月間賞
2017.07.06
【佐々木真のお題】結果発表:かなり負けているけど好きな機種は?
皆さん、こんにちは。佐々木真です。
「かなり負けているけど好きな機種は?」へのご投稿、ありがとうございました。かなり難しいお題だったような気がします。基本的に、負けているとしたら、通っているホールが悪いなどの原因があるはずですが、そこを感じさせないようにしたほうが良いかな……など、いろいろ考えてしまいますから。
こういうとき『ハイパーリノ』のような1段階設定は、ネタ的に使いやすいかもしれませんな。ええ、導入された後のお題にすべきだったと反省しております。
さてさて、いただいた投稿について。今回のポイントは、単なるプレゼンではないということでした。負けても面白いという機種の内容よりも、負けても面白いと感じる書き手のほうが主人公なんです。
「負けても楽しい」というのは、その台を開発した方々への褒め言葉でもありますが、どうせなら勝てて楽しいほうが良いに決まっています。どこかしら悲哀的な要素もあるお題なら、それをどう活かすのか。打ち消して「楽しすぎる」と持って行くのも1つの方法ですが、せっかくなので、悲哀を増幅させるシチュエーションを考えたほうが効果的だったかと思います。
そう考えていたら、限りなく模範解答に近い決め台詞を書いてくださった方が! ということで、さっさと大賞を発表しちゃいます。
大賞は…! |
入替業者さんに
『私に外させてください』と頼んで
こんな妄想をしながら作業したい、
それが私の願いかな・・・
もし、機種内容がわからなくても、その原作を知らなくても、いかに溺愛しているかが伝わるラストでした。もうこれがすべてですね。
その機種との永遠の別れは、悲哀が高まりますね。もちろん、こういった作業とまではいかなくても、台がハズされるときのシチュエーションを想像するとドラマチックにできたかと思います。例えば……
「こんな台が設置されているから負けるんだよ」と、好きな子に悪態をつく小学生男子のような愛情。「本当にハズすなよ、明日から何を打てばいいんだよ」という中学生男子の卒業式のような涙。「ま、自宅に導入するんだけどね」というリア充デビュー。うん、最後のは要らないかもしれませんけど(笑)。
さてさて、次点も。
ゲッチュージローさん 「佐々木真への挑戦状(敬称略)」
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/10875#contents
そのほかの方々は、主に機種のプレゼン系となってしまっていたんですが。このタイトルなので、ネタにさせていただきます(笑)。
先に「リノを普段打つことは出来ない」と書いてしまったのがもったいないですね。ノンフィクションにこだわりすぎた気がします。いや、書く場所を変えるだけでも随分と変わるんです。
ラスト近くで普段は『スーパーリノMAX』ばかりという話にして。でもリノのほうが好き。打ちに行くたびにガソリン代やら高速代も上乗せして負ける……。こんな感じの流れにするだけで、少しは説得力も増すような気がします。いや、上乗せとかの表現はスベっている気がするので、もうちょっと練りたいところではありますけど。
ということで、来月もよろしくお願いいたします!
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- 佐々木真
- 代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。
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