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パチ7自由帳月間賞
2016.07.27
【佐々木真のお題】結果発表:ホールであったサムい話
皆さん、こんにちは。佐々木真です。
「ホールであったサムい話」のご投稿ありがとうございました。冷房直撃といった物理的な寒さや、大ハマリするヒキのサムさ。そして、とにかく勘弁して欲しい現象など、さまざまなサムさが出てきたように思います。
今回、私がポイントになるかなと思っていたのは、アツさと対比してのサムさでした。調子に乗っている時に、冷や水をぶっかけられる系の。それでなければ、凍えるほどのサムさかな……と。例えば、単にハマるのではなく、好きな機種の後継機の新装初日の初ボーナスまでとか。
しかし、まあ。私も長く打っているだけあって、いろいろなサムいエピソードは持っているつもりでしたが、この作品には勝てないと思うのがいくつかありましたよ。
ホールであったサムい話大賞!
ポリンキーさん投稿作
「ホール(から出た所)であった凍りついた話」
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/6530#contents
お題を見てから思い出すのではなく、いつか機会があれば……とストックしていた強いネタだったのでしょう。待っていたかのような一番乗り。他の予定を断ってまで打ちに行っている時は、誰にも会いたくないもの。そんな誰にでも起こりうるシチュエーションを見事に描写しています。
編集長もコメントで書いていましたが、まさに“キレイなサムイ話”でした。そのストーリーもさることながら、テクニックの素晴らしさも見逃せません。途中から体言止めでスピード感を増し、1行空けと2行空けの違いも使って、読み手の時間感覚をコントロールできています。「目の前に彼女がいた。」「え…。」のところは、右側に空く余白も計算されたものでしょうか。目の流れを止めるのに一役買っています。実に上手いです!
それ以外にも、いくつか気になった作品を紹介させてくださいませ。
ぬっこさん 「ゲス○倫」
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/6531#contents
その後のさまざまな修羅場まで想像せざるを得ない内容。サムいではなく凍った話とご本人も書かれていましたが、冷凍庫の温度的には一番でございました。
N●KのアナウンサーもFRIDAYされたように、車内……もとい、社内ネタとなってしまったところが、惜しかったですね。いや、どうしようもないですし、このようなことは起こって欲しくなかったとは思うのですが(汗)。
久兵衛さん 「怪談night」
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/6548#contents
朝から謎の外国人にロックオンされ、休憩中の台にパチログを仕込まれる恐怖。それ以上の被害がなかったのは何よりです。というか、大勢のビギナーがパチンコ・パチスロデビューするような版権は、最近まったくないあたりに、違うサムさも感じてしまいました(笑)。
くりくり。さん 「ちっぽけなサラリーマンの恐怖。」
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/6770#contents
密かに、漫画向きと思っていたお題でした。ホッと一息という瞬間を一気に冷却させるお得意様。そこからの2コマの流れは、漫画ならではですね。オチも見事でしたが、逆にホンワカしてしまったかも。お題が「九死に一生を得る」なら、文句なしに大賞でした。
ということで、たくさんのご投稿ありがとうございました。次回は、機種モノを予定しています。そちらも、よろしくお願いいたします!
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- 佐々木真
- 代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。
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