みんなで体験取材マンガレポート！ パチンコも麻雀もカジノもできる『ラスベガス』は、高齢者コミュニティーだった！

みなさんはデイサービスと聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか、また自分が利用するならばと考えたことはあるでしょうか。

ここ、デイサービスラスベガスでは利用者の方がパチンコやパチスロ、さらに麻雀といったゲームで楽しんでいます。それも高齢者向きだとかリハビリや機能訓練用のアレンジが施されたゲームではありません。パチンコ・パチスロをとってみてもホールと同等の仕様である『ジャグラー』『番長』『海物語』『エヴァ』であり、純粋に楽しむことを目的とした遊戯です。

多くの人が年齢を重ねてからも元気で楽しく過ごしたいという思いはあるはず。そして何かのきっかけで自分、あるいは家族がこうしたサービスを利用することも考えるべき時代です。

そこで今回は話題のデイサービス施設ラスベガスさんにパチ7ユーザーさんと共にお邪魔して、体験させていただいた結果を漫画でレポートさせていただきます。


デイサービスでパチンコや麻雀、それも架空通貨を用いたやりとりなんて大丈夫なの？　そう思われたなら、まずはデイサービスラスベガス代表取締役社長である森氏のお話をご覧ください。

 

デイサービスは通所介護とも言われるものです。

・入浴
・昼食
・排泄介助
・趣味活動やレクリエーション
・機能訓練
・健康チェック

といったサービスが受けられる施設であり、基本的には送迎付きで決まった日時に行き、半日程度でまた自宅に戻るような利用をされます。

では利用者は実際にどんな活動をしているのかと言われれば、漫画の森氏のエピソードのように、「認知症予防のため」「健康のために」といった理由で非常に選択肢の狭いレクリエーションを迫られていた実態もあったようです。おそらく一般的なイメージも大差なく、デイサービスの活動っておじいちゃんおばあちゃんが集まってお手玉や折り紙、あとはみんなで合唱しましょうなんて印象だったのではないでしょうか。

もちろん一定以上の安全性や健全性は担保されるべきではありますが、デイサービスとはこうあるべき、高齢者はこうするべきというイメージが強すぎるあまり、利用者の気持ちを置き去りにしてきた部分があったのかもしれません。
 

そこでラスベガスは利用者が楽しめるものを、デイサービスに自ら行きたくなるものを積極的に取り入れました。送迎もいかにもなデイサービス仕様とはひと味違うカッコいい送迎車に。仲間とコミュニケーションをとりながら遊べる麻雀は一番人気、利用者がディーラー役にもなるブラックジャック、一人で遊びたい場合も楽しめるぱちんこは定期的に新台が入ります。

もちろんただ遊ぶだけではなく、参加すると遊戯に使える架空通貨がもらえる機能運動『ベガストレッチ』や、ゆったりと湯船に浸かれる入浴介助といったデイサービスに求められる機能も充実しています。


さて、ここからはそんなデイサービスラスベガスをパチ7ユーザーさんと一緒に体験してきた内容をお届けします。
 

ここまで読んでいただいた方にはおおまかな雰囲気は伝わったのではないでしょうか。

パチンコや麻雀なんて大丈夫なのか、ギャンブルなんてとんでもない、といった考えの方は一度デイサービスラスベガスを体験してみればわかります。ギラギラした競争や奪い合いという印象はなく、あくまでゲームの結果であるスコアを目標にする感覚であり、利用者自身のポイントという点は計算能力の維持や達成感を満たす要素となっています。

実際にラスベガス利用者は要介護認定後の心身機能維持・改善率が高く、「元気になった」「楽しみが増えた」という声も多く寄せられているそうで、パチ7側で参加したメンバーも口をそろえて、利用者さんが自らの意志で参加し楽しんでいることが伝わったと語っていました。