『朝コラ～30日目：パチスロ　笑ゥせぇるすまん～』5号機版ゲーム数解除の開祖は山佐？ SANYO？

あしの『朝コラ』あしの朝の連続コラム～60日後に1位になるはずのSEO～

チワッスあしのです！　本日のキーワードは「笑うセールスマン」です。で、表記ブレやら誤字について気にするお仕事の人々は、最初の一行で「おい！」とツッコミたくなると思うのですけど、そこは横に置いといてまずは実際に検索してみましょう。

「パチスロ_笑うセールスマン」で検索オン！

1.S笑ゥせぇるすまん絶笑（DMMぱちタウン）
2.パチスロ笑ゥせぇるすまん絶笑（ぱちガブ）
3.パチスロ笑うセールスマン 3（ぱちガブ）
4.機種概要･スペック:S笑ゥせぇるすまん絶笑（一撃）
5.機種概要･スペック:笑ゥせぇるすまん3（一撃）
6.S笑ゥせぇるすまん絶笑（パチ7）

はいパチ7は6位でした。検索結果を見れば一目瞭然ですが、正式名称は「笑ゥせぇるすまん」ですね。これパチスロライターはおそらく全員ちゃんと書けます。なぜなら記事書く度に一応調べるから。ちゃんと書かないと怒られますからね。

ただ、検索する分には正確に入力する必要ナシ。試しに正確な「笑ゥせぇるすまん」で検索しても上記の検索結果は変わりませんでした。ちゃんとギャップレスになっております。というか、手元のリストを見るに「笑うセールスマン」の方が検索回数が多いですし、もしこれで正しい情報が引っかからないというのなら、Googleがここまで巨大企業になることもなかったでしょう。

要するに、機種名に関しては割と適当でもある程度検索できるんですな。

ちと実験で「パチスロ_笑マン」「パチスロ_セールス笑」で検索してみましたが、やっぱり検索結果はほぼ変わらず。まさかと思って「パチスロ（笑）」で検索してみましたが、なんとこちらもあんまり変わりませんでした。

つまり「パチスロ」というキーワードと「笑」という文字は文脈に関わらず、「笑ゥせぇるすまん」と結び付けられておるようです。

……はい今回は「笑ゥせぇるすまん」について。つらつらと書いてみましょう。

★笑ゥとモンキーターン。

パチスロ「笑ゥせえるすまん」シリーズ。メーカーはSANYOです。初代の発売は2011年6月なので、時期的には「新鬼武者」の翌年。「モンキーターン」の直後くらいになります。

SANYO謹製のパチスロ5号機といえばまず思いつくのが「パチスロ天外魔境卍MARU」および「パチスロピンポン」。特に前者は5号機初の「ゲーム数当選ART」搭載機であり、4号機のゲーム性の再現という方向での可能性をグワッと広げた……という意味でかなり革新的（時代をさかのぼってるんだから復古的？）な台でありました。

ちなみに卍MARUの発売は2009年。同年の機種としては「エウレカセブン」「忍魂」「銀河英雄伝説」「悪魔城ドラキュラ」などがありますが、何れもARTの発動契機はボーナスあるいはチャンス目等。ボーナスやチャンス目からATが始まるのが常だった2000年前後のAT機を再現しようとしてたのが見て取れます。卍MARUが再現しようとしたのはその次の時代にパチスロ界を席巻したサイレントストック機（の解除テーブル）なので、軸足においてる時代が一世代違うのが分かるかと思います。

で、この「ゲーム数当選のART」というのは直撃か疑似ボーナス経由かの差異はあれど、その2年後くらいにはすっかりスタンダードになり、例えば5号機屈指の名機はどれだ！　と世に問うた際にだいたい上位にくるであろう「まどマギ」やら「番長2」なんかはそれですな。

ただ、「ゲーム数当選」のARTがどのタイミングでグワっと来たかというと、実は卍MARUじゃなくて二年後の「モンキーターン」だと筆者は思ってます。もちろんこれはSANYOじゃなくて山佐なんですけど、もはや「ボーナス」は非搭載にしていいじゃん！　という割り切った出玉システムとゲーム数当選・モード式の相性というのが極めて良く、更にゲーム数上乗せ・セット上乗せを搭載。原作の人気が高かったのもあって「卍MARU」にピクッと来なかった層の食指をビンビンに動かすことになります。

これにて「ハイエナ」「ゾーン狙い」というなんとも懐かしい立ち回りが隔世を経て大復活するわけですが、そのモンキーターンがジワジワ来てる時期にリリースされたのが、卍MARUの遺伝子を受け継いだSANYO謹製のART機、初代の「笑ゥせえるすまん」だったんですね。

「笑ゥ」も「モンキーターン」もメインボーナスはART。ゲーム数とセット上乗せ搭載。通常時にレア小役から入るチャンスゾーンあり。通常時のモードは3段階つと、なかなか共通点が多いです。

「モンキーターン」が3月。「笑ゥせえるすまん」が6月。ほぼ同時期に出たこの2つの機種。明暗は言わずもがな。モンキーターンの勝ちでした。

筆者は原作の「笑ゥ」が好きだったので雑誌でその情報を知るや「これ絶対覇権機種だろ」と言わんばかりに楽しみにしておったのですが、当時足立区に住んでいた筆者のマイホには導入されず。リリースから一ヶ月ほどして2駅くらい先に大型店舗がグランドオープンした際に、やっと打つことができました。

そう。これは筆者の周りがそうだっただけかも知んないですが、笑ゥはちょっと、導入店舗が少なかったんですよね。ゲーム数当選のシステムに一日の長があるとは言え、それが「シリーズ物」みたいな雰囲気になってたせいかもしれません。「卍MARU」に続く「ピンポン」がちょっと微妙だったので、それが仇になったのかも。

あるいは、3ヶ月前に似たシステムの「モンキーターン」が先に出ちゃてるから、同じようなのは2ついらねぇというホールの判断があったのかもしれません。

事実、「モンキーターン」は今でこそ超絶名機とされていますが、導入から暫くは「なんやこの台」「なんでボーナスないねん」みたいな感じの雰囲気もありました。繰り返しますが筆者の周りの、足立区の極限られた地域だけの話かもしれませんが、少なくともモンキーターンは「尻上がりに」稼働が伸びたにせよ、導入から暫くは色モノ扱いされていたように思います。

翻って、「モンキーターン」と「笑ゥ」の発売時期の差である3ヶ月というのは、ゲーム数当選のシステムが胡散臭がられていた時期だと思うのです。もしかしたらそれで、笑ゥの導入を見送った店舗というのも、あったかもしれません。

まあ仮定の話になっちゃいますが、「モンキーターン」より先に「笑ゥ」が発売されいたパラレルワールドがあったとするなら、もしかしたらこの立場は真逆になってたかもなと、個人的には妄想したりもします。

ただまあ、版権的にクセが強いし暗いんで、三ヶ月前に出てたとしても普通に負けてた気がしますけども、少なくとも筆者は当時、「笑ゥ」の方を好んで打ってました。設置期間が全然違ったので、最終的にはモンキーターンを打ったゲーム数の方が多かったと思いますけどね。この2機種でいうと、たぶん思い出深いのは「笑ゥ」のほうだと思います。

はい本日はここまで！　今日も頑張っておいで！

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この記事へのコメント（6 件）

あしの: 投稿日：2021/08/23; トロンボーンさん
おはざす！　漫画版の奴よんでないんですよね笑ゥ。アニメ版から入ったクチです。パチスロ版はデモ画面とフリーズの演出を元のアニメのオープニングから取ってきてたみたいで、初めて実機でみたとき「うわあ懐かしい！」となりました。一発でトリコｗ　ちょろい客でした。

あしの: 投稿日：2021/08/23; ししょーさん
おはざす！　6号機の絶笑は……。まあ、置いときましょう（笑）
ししょー確かにモンキーもよく打ってましたね。うん、番長2の記憶の方が大きいです。初代めっちゃ面白かったっすよ笑ゥ。そして徳川埋蔵金はいいかげんはよ見つかれ！　と思ってました。

トロンボーン: 投稿日：2021/08/23; 小学生の頃から笑ウはアニメ、漫画で衝撃を受け、機種になった時は『やっぱりなりますか』というくらいに違和感が無かった！
まあ、パチンコ版もそうですが、世に放たれ新台になるたびに『どうしてこうなった？』という想いが溢れたりするんですけどねw

ししょー: 投稿日：2021/08/23; 6号機の笑ゥは稀に見る○台だったねw
導入当初の初代モンキーは美味しいところを拾いまくれた良い記憶があり、個人的にはモンキーの圧勝。とは言えゾーン狙い以外はほぼ番長2を打ってた頃、そのちょっと前はエウレカばかりの頃かな。
結構ハマると打ち続ける方なので、触ってない多数あるんだよなあ。笑ゥはほとんど触らずでした
徳川埋蔵金>見てたなあ

あしの: 投稿日：2021/08/23; 貯金爆弾さん
おはざす！　メチャ出ましたよね初代。月を射抜け演出でカバン成立で+300ドーン！とかめちゃ熱かったッス！
そう。ギミア・ぶれいく。徳川埋蔵金はもういいよ！ってすげーおもってましたｗ

貯金爆弾: 投稿日：2021/08/23; 自分も、モンキーより笑ゥ派でした。

ARTを赤まで昇格させて、ある程度ゲーム数が溜まると
｢これ、もはや永久機関じゃね？｣
なんて錯覚したものですw

アニメが｢ギミアブレイク｣という番組の1コーナーだったから、開始時間が読めずにイライラしたなぁ…