パチンコホールのギャンブル等依存問題対策活動をまとめてみた！

パチ7編集部ピノコパチンコパチスロと依存問題関連記事まとめゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~

ギャンブル等依存症対策基本法において、毎年5月14日～20日はギャンブル等依存症問題啓発週間に定められています。パチンコ業界においても、2020年はコロナウイルスの影響で中止となりましたが、フォーラムを実施したり、啓発週間ポスターの作成したりと、ギャンブル等依存症問題に関する関心と理解を深めるための取組みを行っています。

パチ7では、パチンコ業界の依存問題対策に関する記事をいくつか書かせていただいています。そういった経緯もあって、今回はピノコイラストにてホールさんが取組んでいる依存問題対策をまとめてみました。

★パチンコホールの依存問題対策まとめ

▲画像は注意事項をお守りいただければ、ご自由にご活用いただけます

【注意事項】
◯改変はご遠慮ください
◯ご使用になられる媒体やPOPなどは、制限はございません
◯ご使用いただいた際は、事後で構いません。ご使用の旨、ご連絡頂けると、幸いです。

※写真やURLなどを編集部アドレスまでメールお願いいたします
※編集部アドレス：pachi7@ml.gendai-a.co.jp
※ご使用方法によっては、使用のご遠慮をお願いさせていただく場合もございますまぁあまり考えられませんが、悪用はお控えください、というところでございます。

★RSNとの連携

▲RSNスタッフさんをお招きして、話を聞いてみたりをしました

ぱちんこ依存問題相談機関『RSN(リカバリーサポートネットワーク)』の存在を知っている方、多いですよね？そうホールさんのトイレなどに貼られてあるポスターのところです。

依存に関する各種相談を気軽に行える場所として、いろいろと活動されています。依存問題は孤立を避けるということが重要と言われていますので、こういう存在は大事ですね。ホールの社員さんも出向研修されていたりと、様々な連携をしています。

★安心パチンコパチスロアドバイザー

実は全国のホールスタッフさんに、DVD講習を受けたこういう方がいらっしゃるんですよ。基本的には1店舗1名、多いところでは2名以上いらっしゃるみたいです。

依存問題は水際(実際の店舗)での対応が重要と言えますので、依存問題に対する知識を備えたスタッフさんがいる、ということは大切。

★自己申告・家族申告プログラム

これはですね。ご自身、もしくは家族の申告によって、遊技回数や遊技時間を制限できる、というものです。入店自体を制限する、というパターンもあります。

ホールさんによっては運用方法は異なりますが、例えば申告された遊技時間に達した方には、スタッフさんがお声がけする、というイメージです。ですので、会員登録及び会員カードが必要になりますね。

★勉強会やセミナーなどの実施

▲ニラクさんは地域の福祉団体さん等とセミナーを行っています

法人さんによっては、E-ラーニングにて全スタッフが定期的に勉強する機会を作ったり、ニラクさんなんかは、地域の福祉課と合同でセミナーを実施されたりしています。

依存問題に対して5社共同声明を発表したり、法人の垣根を越えてセミナーを開催したりなど、共同で動く、という活動も多いみたいです。

★広告標語や車内放置防止活動

折込チラシなどに『パチンコパチスロは適度に楽しむ遊びです』という標語の掲載、みなさんも見たことありますよね。遊技機のデモ画面に表示されていたりもしています。

暑い季節になると問題となる『車内放置』に関する対策も、ポスター掲示や駐車場の見回りなどしっかり実施されています。その他にも18歳未満のお客さんの入場禁止ポスターなども店内に掲示されています。

こういった活動は第三者機関(一般社団法人遊技産業健全化推進機構)による検査も行われています。ちゃんとポスターが掲示されているか、などをチェックしているわけですね。

★過度な『のめり込み』には注意しましょうね

過去の取材で共通しているのは『適度な依存は人生のスパイス』であって、『生活になんらかの支障をきたしている状態』が過度な依存状態である、ということです。

つまり依存状態は、その人や経済状態によって違うわけですよね。だからこそ対策が難しい。ホールさんも大変です。こうやって少しでもユーザーの皆様に依存問題というものが、認識されること、これがわずかでも予防に役立てば、という想いでございます。

あとは、パチンコ業界はどうあっても依存問題対策を実施しなければなりませんので、いろんな面で影響を及ぼします。ですので、最低限の知識はユーザーさんも、お持ちになっていた方がいいかな、と。余計なお世話かもしれませんが(笑)

まぁパチ7を見てくれている皆さんであれば、大丈夫でしょう！

★過去の取材記事などが気になった方は、コチラからどうぞ！