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◯◯とパチスロの奇妙な因果関係 『あ』
◯◯とパチスロの奇妙な因果関係 『あ』
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たれめさん
ストップボタン押すために仕事してる - 投稿日:2017/02/24 11:54
全ての物事は、目に見えない深い所で繋がっている。
バタフライ効果という言葉がある。力学的に言うのであれば僅かな変化により後の結果が大きく変わること。SF的に言うのならば過去の小さな事象が未来に大きな影響を与えることだ。例えそれが針の先程の小さな事であろうと、巡り巡って何と結びつくかは、人間風情では計り知れぬ所であろう。
全ての道はローマに通ず。人間万事塞翁が馬。風が吹けば桶屋が儲かる。一見、何の関わりも無いような二つの物も、突き詰めて観察していけば驚くような共通点が見つかるやもしれない。
此処では、詭弁と屁理屈を巧みに駆使し、強引な解釈とこじ付けにより今迄なかった角度からのアプローチでパチスロの本質に迫ってみたい。
初回は『あ』ということで「アノマロカリス」。
カンブリア紀の覇王とも呼ばれるこの珍妙な生物とパチスロとの因果関係に迫る。
アノマロカリスは約5億2000万年前の海に生息していた捕食動物である。現在知られている限り、カンブリア紀最大の動物であり、生態ピラミッドの頂点に位置する捕食者であったとされる。
まずその名前に注目してみる。アノマロカリスとは「anomalo(奇妙な)+caris(エビ)」という二つの言葉を足して付けられた名前である。パチスロもまた、パチンコのサイズで作られたスロットマシーンという「パチンコ型スロット」の略語であり、命名のされ方は酷似していると言える。
次に、その形状に着目したい。アノマロカリスを存じ上げないという方には今すぐにネットの海から画像を漁り、そのエキセントリックな外見に生命の神秘を感じていただきたい。エビのような形状の胴体の両脇からはオールに似た鰭が無数に生え、その眼は見るものを射殺すかのように黒々とした光を放っている。口の先からは二本の触手が伸び、獲物を捕獲する。その根本には円形の口が付いており、放射状に生えた歯はまるで全てを食いちぎるかのような鋭さだ。
特筆すべきは二本の触手だ。太く逞しい、やや幅広のそれをよく御覧頂きたい。もはやリールである。加えて根元の円形の口。これはメダルを暗示している。さらにはその捕食性。さながらオーバーフローを繰り返しながらも吸い込み続ける事を止めない一台のパチスロ機そのものではないか。もしこの場に某MMRの隊長がいたら、「アノマロカリスはパチスロ機だったんだよ!」と断言したことだろう。異論は認める。
パチスロとの親和性も目を見張るものがある。ある日突然、「パチスロ アノマロカリス」が販売され、ホールに設置されたとしてもまるで違和感がない。おそらく完全告知機で、眼のランプが光るか役物の触手が動けばボーナス確定。純増0.52枚のRT「カンブリアRUSH」とか搭載しているに違いない。
プレイヤーはそのエキゾチックなデザインに魅了され、ボーナスの連荘に一喜一憂することだろう。「アノマ連」や「カンブ連」といったオカルトも生み出し、「昨日お座り一発BIGからアノマ連して+52kだわw」「800嵌った挙句にバケだった。カンブ連もしねぇしマジアノマロカリス絶滅しろ」などと夢中になること間違いない。
栄華を誇ったアノマロカリスだが、絶滅の理由はハッキリとは解明されていない。環境の変化か、はたまた天敵の登場か。理由は解らないが驕る平家は久しからずといったところか。パチスロの未来が暗示されているようでなんとも心苦しい。
如何だっただろうか?
古生代の捕食性生物と現代の回胴式遊技機。この二つの奇妙な迄の共通点。もはや恐怖すら覚える。
5億2000万の時を越え蘇った奇妙なエビは、嘗てと同じように栄華を極め、そして人知れず絶滅していくのであろうか。願わくば遥かな未来の歴史書に、確かな爪痕として残らん事を…。
追記
自分でお題を考えて屁理屈捏ねるのも邪道な気がするので、コメント欄で何でもいいので適当なお題を与えてくれると幸いです。次回は『い』から始まる言葉で。
8
たれめさんの
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このコラムへのコメント(6 件)
ありがとうございマロカリス笑
秘密結社とパチスロ…思わぬ闇に触れそうですな笑
まさかユングがパチスロ好きだった!?
捗りそうなお題です笑
お褒めに預かり感謝感激です笑
犬…いいですね。犬派なので考えてみます。
お題の件、私は「イルミナティ」を推します。たれめさんと相性が良さそうかなと思イノマロカロリス。
同時に当選する現象。つまりシンクロニシティについて。
巨匠と呼ばせてください。
次回のお題『い』ですが、サクッと犬とスロの関係性についてでいかがでしょうか?