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初心にかえる春
初心にかえる春
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都ヶ原さん
- 投稿日:2016/03/07 06:48
同年代の人間と集まって酒を飲み交わしていると「あの頃は楽しかったよな~」と、なるのは当然で、その時間は楽しいものである。
なので、パチンコ・パチスロBARで働いている私は他人の楽しい時間をわけてもらう。
「4号機は最高だったよな!」「あの頃は万枚が簡単に!」「大花火のビタ押しが」が「北斗」は「吉宗」が。
こと、男性というのは楽しかったときの話をしていると中学生のような表情になってしまうものらしい。
私は楽しそうに酒を飲んでいる人は男女問わず大好きなので、そういった光景を見ると嬉しくなってしまう。
ただでさえ楽しくって嬉しくってド○カムの歌詞みたいな状態なのに、ここ数日は春めいて、なんだかウキウキしてパチンコホールに足を向けてしまう。
「春とパチンコは関係ない」
そう言われてしまったら元も子もないが私の中では春とパチンコはひとつながりなのだ。
長くなるが理由を説明してみる。
「なんでパチンコ業界に足を踏み入れたのか?」
これは、私がよくきかれることだ。
ただただアホの極みなのだが、理由は「お金がほしかったから」だ。
大学にも専門学校にも行きたくなかった私は高校を卒業してすぐ雀荘でバイトをはじめた。
そこの雀荘では、お客さんの名前を覚えるのがマニュアルだった。
今の私にとっては簡単で当たり前のことなのだが高校卒業したての私には難しかった。
「オッサンの見分けつかないもん!」
雀荘は1ヶ月で辞めた。
さらに1ヶ月ニートを満喫した私は焦りだした。
同い年の人間が大学やら専門学校やらに行くのに遊ぶ金すらない自分に危機感を覚えたのである。
とりあえず、よくわかんないけど近所の時給がいい施設でバイトを決めた。
それがパチンコホールだったのだ。
パチンコホールでの初バイトの日は4月8日で「入学式の日」と一緒だった。
やりたいことがなかった私にはパチンコホールの空気が性に合っていた。
春は何かを始めるのにピッタリな季節だと思う。
来るたびに初心にかえることができるし。
先日、働いているBARにパチンコホール時代の先輩たちが遊びに来てくれた。
思い出話と仕事の話にひとしきり花が咲いたあと、先輩は私にきいた。
「そういえば、なんでオマエはパチンコ業界に足を踏み入れたのか?」
つらつらと前述のような理由を告げたら、先輩は大爆笑していた。
「成り上がりかよ」
パチンコを知らない・やったことない小娘がバイト→社員→ライター→パチンコ・パチスロBARの店員……とステップアップをキメていく様は、さながら「成り上がり予告」だ。
そういえば今年でちょうど「私inパチンコ業界10周年!」だ!
と、初心にかえる。
楽しくて嬉しいことは結構なのだがブランクを挟んだ私は昨今の台は眩しい(あらゆる意味で)
ジャグラーと海って癒しだよな~なんて思いながらパチンコホールに足を運ぶのは楽しいので、きちんと収支にも向き合おうと思う。
……今のところマイナス街道行脚中!
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都ヶ原さんの
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このコラムへのコメント(4 件)
こんな法則があるのかも?なんて考えてると当たったりとか。妄想最高!
文章を褒めていただけるのは何よりの褒美ッ!
新しい知識がなくとも打てるのはいいことですよね
確かにジャグラーと海は安定して打てるきはしますねぇ
演出がシンプルな分熱い所は素直に熱いですし、色々脳内妄想も捗ります