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究極のオカルトを求めて。その1
究極のオカルトを求めて。その1
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あしのさん
あしのマスクの中の人。浅草在住フリーライター。インタビューウィズスロッター連載中。パチ7の他は『ナナテイ』『ななプレス』『悠遊道』などでも書いてます。ツイッターもあるよ!@Slot_Ashino - 投稿日:2016/03/04 09:44
チワッス。
どうも、あしのと申します。
住処は都内某所。36歳。独身です。
趣味はパチスロと映画鑑賞。あとはブログやってます。
一時はライターとして自営業に片足をブチ込んでましたが、色々あって現在は電器屋で働いてます。
一日に千回くらい「シャセーッ!」っつってます。
実は働き初めて2日くらいで一生分のシャセーは言ったかな? と思ってたんですが、それからもう二年経ってます。
もうシャセーはいい。シャセーはいいんだ。と毎日思ってますが、言わないとフロア長みたいなオッサンに叱られるので泣きながらシャセーしてます。
シャセー……うう……シャセーッ……あうう……。
こんな感じです。
何が言いたいかというと、ライター戻りたいです。
戻るには何かアクティブに行動する必要があるのですが、もはや電器屋にて糊口を凌ぐので精一杯というか、ずっぷりどっぷりとハマりすぎて創作から距離を置くこと甚だしく、もはや自分が一体なにをすべきなのかすら見失ってる感じなのです。
このままでは定年まで電器屋で勤め上げたのち、草場の陰で今生を振り返りながら「ざんねん会」を開くのが目に見えてるんで、この辺りで一発だけ奮起して色々やってみる事にします。
もはや若年性の老眼が出始めてるし、腰もスゲー痛いんですけども、やるざるを得ない。
がんばろう……。とぼとぼ……。
で、何をやるかなんですが、色々考えた結果ここ──パチ7さまの場所を間借りして、勝手に連載する事にしました。
ネタは安直に「オカルト」考察です。
前置きが長くて申し訳ない。
以下もっと長いですが本題です。
パチ7ユーザーみなさま。
以後、よろしくお願い致します!
あ、ですます調はやり辛くて仕方ないんで、僭越ながらこっから砕けます。
猫かぶり終了。フフン。
いくぜ新連載シャセーッ! シャセーッ!
●究極のオカルトを求めて。
オカルト。
みんな信じてるんだろうか。
俺は全く信じてねぇ。
なぜなら現代っ子だからだ。
科学の子なのである。
以前パチ屋で仲良くなった婆様が「台の鍵穴を押したら当たる」つって言い張ってた事があるんだけども、俺は普通に「この母ちゃんボケが出てきてるな」と思って試そうともしなかった。
しかしその婆様が鍵穴をクリクリしたらマジでゴーゴーランプがペカってた。
「鍵穴クリクリ職人」──。
婆様に、俺がつけたアダ名だ。
職人は今でも足立区の某所でクリってはペカらせてるだろう。
──因果律。
完璧に調和が取れた実存の世界における不可変のルール。
ご存知、結果には原因がある、という意味のコモン・ワードだ。
一見するとオカルトを否定する言葉だけど、一方では「結果にもまた原因がある」という捉え方ができるわけで。
つまり婆様がクリクリした結果ペカってる以上、頭ごなしに否定するのもまた世界の法則を否定する事に繋がる。
もしあの時、鍵穴クリクリ職人先輩に倣って俺もクリクリしてたら、勝利のピエロは股をカッパーフィールドしていたかもしれない。
あるいは、そのクリクリ理論を突き詰めた結果、神の見えざる手の存在を確信し、さらなる高度なオカルトの開発に成功して勝利の方程式を作り上げ、それを駆使してホールのメダルを全部かっさらい、札束をケツポケにぶっ込んで悠然と交換所から去ろうとするやスタッフから「お願いだからタクシーで帰ってください」つって諌められるような感じになってたかもしれない。
そう。今見たく電器屋でシャセー! つってペコペコする事も無かったかもしれないのだ。
要するに電器屋辞めた過ぎて頭がおかしくなってるだけかもしれんが、ちょっとそれは一回置いといて、俺はこの辺りで真面目にオカルトについて考えたいと切に思うのです。
んで考えた結果、究極のオカルトを生み出したい。
生み出して実戦してみんなに公開したい。
情報商材なんてシケた事は言わない。
この場に公開だ。
なんせここはノーツ・オブ・フリーダム(自由帳)。
何書いてもいいのなら、ギャンブラーの常識を打ち破る究極の爆裂情報をこっそり載せてもいいはずだ!
ハダカで何が悪い!(草なぎ)
よっしゃ盛り上がった!
●てかオカルトってなんだ?
今回は初回だし、本格的な開発に着手する前に、まずはオカルトの定義を明確化しとこう。
どっからどこまでがオカルトで、どっからがオカルトじゃないのか、だ。
いくらなんでも「パチスロ・パチンコを打ったことがない人」が此処を見てるとは考え辛いんだけども、一応説明しとこうか。
ギャンブルの世界での「オカルト」とは「無意味な事を有意味に捉える」事だ。
もうちょっと言うと台の中の「乱数」であるとか、麻雀でいうと「配牌」とか、あるいは「馬の調子」とか「フダの優劣」であるとか、なんでもいい。
直接勝敗を左右するXに対して、無意味なYが影響を与えてると考え、Yを操作する事でX自体の結果を変えようとか、あるいは見破ろうとか、そういう感じ。、
上の例のクリクリ職人の婆様の行動は「台についてる鍵穴をクリクリする」だけど、これは完全に台の内部の乱数とは無関係(のはず)なのだけど、これなんか正しくオカルトだと言える。
自然科学分野などでの「オカルト」は「神秘学」「秘学」「魔術」などと訳されるけども、要するに「未解明の」という意味合いを多分に含んでる。
ニュートンがリンゴの落実を見て万有引力を閃いた時、他の学者は「オカルトだ」と非難したらしいが、もちろんその謗りが誤りだった事は、我々科学の子らは小学校くらいでとっくにご存知なわけで。
あるいはダーヴィンも、もっというとコペルニクスだって、一時はオカルターとして馬鹿にされて涙目だったのである。
そういう悲しい(?)過去をふまえ、今では「オカルト」は「未解明の科学」であって、真っ向から「馬鹿かお前は」と言われる事は少ないらしい。
どんなトンデモ理論でも一回はちゃんと議論され、少なくとも「非存在」が証明されたのち、徹底して糾弾される。
サブカルファンおなじみの「ポリウォーター」なんかも、誰が見たってあるわけねぇだろそんなもんと一笑に附すべきところを偉い学者が何年も議論し、結果として「オカルトですらない」とちゃんと証明された。
そういう意味では科学分野のオカルトに対する度量は広い。
一方でギャンブル分野でのオカルトはどうだろう。
自然科学分野に比べてだいぶキツイんだろうな、と思うかも知れない。
一分の隙もなくボコボコなんだろうと。
それはある意味では正解だし、ある意味では間違いだと思う。
実はコレ、俺が思うに自然科学以上に緩い。というか優しい。
唯一パチンコとパチスロの世界でのみ風当たりが強いが、他の分野……特に麻雀なんかではオカルトは「運のやり取り」とか「流れ」という言葉で的確に言い表され、そして常用され続けている。
それどころかオカルトを切り捨てた効率重視の打ち方は「デジタル」といって逆にオカルト扱いされるという逆転現象まで起きてて門外漢からいうとちんぷんかんぷんの魔窟みたいになってたりする。
かくいう俺も麻雀に関しては「流れ」とかそういうのはマジであると思うので人の事は言えんのだが、要するに自然科学分野とギャンブルでは「オカルト」の捉え方がだいぶ違うし、また同じギャンブルにおいても、パチ系とそれ以外では風当たりはかなり違う。
じゃあパチ系におけるオカルトはどうか。
これはもう簡単だ。
フルボッコである。
ただし信奉者は多い。
対人やら投票式のギャンブルと違って、パチ系は「対マシン」である。
要するに「台の仕組み」を知ってるかどうか。もっというと「パチの内部を理解してるかどうか」でハッキリと別れる。
お爺ちゃんお婆ちゃんに「レバノンした瞬間メイン基板で乱数拾ってるよ」つっても絶対理解できない。
そこで「なんで理解出来ねぇんだよ!」つってキレても仕方ない。
それより「台の中の妖精さんが、そろそろ魚群だそうかなー? って思ったら出るんだ。じゃあお願いしながら鍵穴クリクリしようね。今日の晩ごはんはお寿司にしたいねぇ」って言ったほうが通りがいい。
そして通りが良いほうが「面白い」。
そう。
基本的に「パチ系」におけるオカルトは「分からないものを一回忘れて面白くする為に」編み出されている場合が多いと思う。
理解不能な内部仕様について学ぶより、それ以外のところに面白みを見つけ、より楽しい老後を過ごそうという、健気な努力に近い。
もはやオカルターが全員老人といのが前提になっているが、もちろんそうじゃない。
誰にだって若気の至りはある。
初心者の多くはオカルターからスタートするのだ。
あるいは俺だって、朝から晩まで一台をフルウェイトでぶん回していると、なんか頭がおかしくなって店長ボタンについて妄想したりする。あまつさえ、監視カメラに向かってアピールしたりする。あと隣に女の子が座ってくると脳内エロ妄想がノンストップで展開するのだけども、それは一回置いといて、とにかく、パチ系だけはオカルトの出自がちょっと特殊なのである。
そして重要なのが、そのオカルトを使って、「結果を出してるらしい」、クリクリ先輩みたいな人がそれなりに居るっぽい、という事だ。
っぽい、というのがミソだが、この辺りも要検証だな。
勝ってんのかホントに、あの婆様。負けてんだろ普通に考えて。
うむ。
以上。
オカルト概要でした。
●みんなよろしくね。
やれやれ。腰が痛てぇ。
てか長すぎじゃないかね。大丈夫なんかねこれ。
まあいいや、ノーツ・オブ・フリーダムだし。
さあ、次回以降は実際にいろんなオカルトを試したり、或いはオカルターにインタビューしたりしつつ、最終的には俺が思う最強のオカルトを開発したいと思う。
更新は基本的に週一で行う予定だけども、シャセーの方が忙しくなったら遅くなるかもしれん。
まあいいや、ノーツ・オブ(略)だし。
というわけでお疲れ様でした。
シー・ユー・ネクスト・万枚。
次週をお楽しみに、だ。
18
あしのさんの
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このコラムへのコメント(30 件)
チワッス!
いつもいつもありがとう御座います!
今回もトバしていきますよぉ!!
イエア!!
見に来たっす!
オカルトたのしみっす!!
チワッス!
はじめましてー!
効果のあるオカルト!
なんかもうモーニングOナニー打法とか美輪明宏待受打法とか監視カメラアピール打法とか、そんなの書いてる場合じゃないっすな!
風水とかそっち系もまじめにやってみたいと思います!
イエア!
自分はひきが弱いので効果のあるオカルト知りたい!笑
チワッス!
コメントあざす!!
回らない台の確率が上昇してる錯覚、ありますねぇ。
なんかもうカッコいい名前付けていいと思うんですよねこれ。
なんだろう。
クソ釘確率変動錯誤。
いや、堅い。
なにがいいだろう……(タバコぷかー
小気味良くすらすら読める文章に脱帽でございまする
オカルトですかぁ
僕は昔、根拠無く「まわらない台はそのぶん当たりやすいはずだ」とか
わけわからんオカルトを自分で勝手に作って
回らない台でも納得していましたw
チワッス!
オカルトに頼らざるをえない状況ってあるいみ悲壮ですよね!
でもそれもこれも負けすぎて頭がおかしくならない為の防御本能!
そう! 負債から脳を護るのです!
オカルターの星になれるよう頑張ります
シャセーッ
嗚呼っ‼︎
だって、もうそこに頼るしかないじゃない(マ◯さん)
そんな世間から哀しい目で見られる殉星を持つオカルターの希望の星に…
是非っ‼︎
おなしゃーす。
チワッス!
おはようございます!
いやーとんでもない。嬉しいですありがとうございます!
今後ともよろしくオナシャス!!
週間あしの楽しみにしてます!!