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別れがあることを教えてくれた店

【投稿受付完了】第2回パチ7『自由帳コンテスト:予選』 | コラム

別れがあることを教えてくれた店

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上級養分さん
上級養分日本代表 Twitterアカウント @sieles_sieles
投稿日:2019/10/14 02:32

『思い出に残るホール紹介』とのお題との事で色々な「思い出」について考えてみた。



初めて打ちに行ったホール

初めて大勝したホール

初めて大負けしたホール

初めて「お祭り感」を体験したホール

初めて「ライターさん」に会いに行ったホール

いつも休日には打ちに行くホール



「あの台」を打つ為に行っていたホール



例えを出せば星の数ほど出てくる「思い出に残る」ホール達…


その中でも私は



「別れがあることを教えてくれた店」



を紹介したいと思う





その店は地元にある小さなお店だった



普段は開店しても客は誰も居らず「客のついていない店」のお手本のような店だった。



そんな店だから当然「設定」も「釘」も期待出来ない。

でも私はそのお店に通っていた



その店でしか打てない、他の店には置いてない「台」があったからだ。



その店に通う前までは

ネットで設置店を調べては

少しでも「設定」の可能性を信じて

色々な店に遠征してみたりもした。


しかし如何せん「バラエティに1台あればいい」という台に


お店も設定を入れるハズもなく


月日が流れると共にその台の設置店は徐々に少なくなっていった



そして私も


「どうせどこ行っても設定入ってないなら地元で打ってればいいじゃん」


との考えに至り

その「思い出のホール」に

私はその台を打つために通う事になった


そのお店はお客さんが少なかったので

本当に居心地が良かった。


台の取り合いも無い


自分と他にいるのは


ジャグラーを小突いているお爺ちゃんやお婆ちゃん


たまに「揃えて~」とお呼びがかかり

御礼にコーヒーを奢って貰ったりした


そういうお爺ちゃんお婆ちゃんが稀に

何をトチ狂ったか


「ミリオンゴッド」とかに座ってたりして


「それスゲーハイリスクな台だよ!?」


って言ったら

「大丈夫よ~毎日5千円しか持ってきてないから」

と返されて

(そんなん10分で溶けるぞ…)

とか思ってたら

知らない間に


6千枚


とか出して帰っていくから

わからないものである


そんな

わけのわからない打ち方をする

「常連さん」の仲間に


私も気が付いたら入っていた。


来てる人はみんな

「まったり」とした

店の空気が好きだったのかもしれない


夕方位まで「0回転」の台が大多数みたいなお店。


そんな店だったからだろう


私の好きだった台は静かに「劣化」していっていた




ある日、その台を打っているとき気が付いた




台のサウンドがメチャクチャになっていたのである



その症状は通常時には現れず


ART中の上乗せ音が発生した時に現るのだ

上乗せ演出が発生した後に

ART画面を消化していると「ブブッ…」というノイズが生じ



突如始まる上乗せ効果音のオンパレード


「ピュルリピュルリ♪」

「ピュピュピュピューン♪」


「ピッピッピピョロロロロロー!♪(確定音)」



勿論どんな音が鳴ろうが確定音が鳴ろうが

「バグ」


なので一切なにも恩恵は無い



「流石にこの台も寿命か‥‥」


確実に訪れるであろ「別れ」を予感させる事件だった



その日の帰りに店長に


「あの台…もう寿命なんだね…」と言うと

「…気が付いた?」と店長は言った

「うん、でも最後まで置いてて欲しいな。ちゃんと最後まで見送りたい」と私は店長に言った。


「…次の入れ替えの時に引退させるつもりなんだ」
「そっか…その時はお別れに来るよ」


もうじきお別れか…寂しい気持ちになりながらその日は家に帰った。



そして次の入れ替えの前日、その店に私は行った



もちろん「あの台」と最後のお別れをするためだ


朝イチから十分なお金を持ち


「今日が最後なんだから」と


一日中打つつもりで臨んだ。



お店が開店して真っ先に


「その台」

の元へ向かう




しかし





その台は




暗く



静かに



沈黙していた






聞いたところ

数日前にレバー部分が壊れてしまった為に


稼働が出来なくなったそうだ




なんともあっけない最後だった


こんなにあっけない別れも人生にはあるのだ


ちゃんとした別れも出来ずに「その台」はその店での役目を終えた




そして


ほどなくして


そのお店も


「役目」を終えた




今ではその店の跡地はカラオケ店になっている


今でもカラオケ店の前を通り、入口の受付カウンターを見るたびに


(あぁ…あのカウンターのあそこらへんに「あの台」があったんだよな…)

と思う。



ずっと「あの台」を打ちに通った店


色んな思い出があった店



どんなものにでも「別れがあることを教えてくれた」店



お店は無くなっても、ずっと私の心の中には



思い出に残っているお店です






*さて「あの台」とは一体何だったでしょうか?

ヒント1:五号機

ヒント2:仕込みをすればほぼ100%、しなくてもビックボーナスを一回引けば据え置きか変更かは見抜けた

ヒント3:上乗せは「セット上乗せ」ではなく「ゲーム数上乗せ」

これで分かったら同士( ^ω^ )

11

上級養分さんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(4 件)

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上級養分
投稿日:2019/10/15
あしのさん

残念ながら忍魂ではないです…!

忍魂はすべてのシリーズでボッコにされた思い出しか無いですね…w
ベルフリーズ引いてみたかったです( ^ω^ )
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あしの
投稿日:2019/10/15
忍魂!(適当

切ないお話でした……!
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上級養分
投稿日:2019/10/14
★★犬★★さん
そんな糞台打ってるやつとか見たこと無いわー!
(割とナビが出るタイミングが遅くてうっかりパンクしやすいRT機でしたね( ^ω^ )
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★★犬★★
投稿日:2019/10/14
夜勤病棟壱!

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