必要か、必要じゃないか。

深夜1時にこんばんみ。


昨今さまざまな業界団体、メディア、ホールが応援しておりますとある方がいるのは皆様ご存知かと思います。ツイッターアカウントに「777」をつけてエヴァ好きなのかと思いきやサブアカウント（こっちが本丸?）はコード777が付いていなかったりするおかげで、ツイッターに蔓延する「警備隊」のような方々から厳しいご意見を頂戴しているのも見かけます。


では、ここで問題です。


業界一丸となって「パチンコ議員」を国政に送り出す行為に対して何が見返りでもらえるのでしょうか。規制緩和?　上限撤廃?　オリンピック後の待遇?　実は、どれもこれも違うのではと私は考えております。だってね、申し訳ないですがいくら業界側の立ち位置で発言してくれたとしても、現状を劇的に変えることはまず可能性として少ないでしょう（ただ、これまでの規則変更時には議員の発言にすごく助けられているのも事実です）。じゃあなんで今回ばかりは業界総出で応援するのか。そんなもん一つしかありません。


「業界の政治力で議員を一人国政へ送り込めます」


この事実がかなり肝。くさってもウン兆円産業なわけでレジャーとしてのファン人口、従業者も多い業界だけに、これくらいは出来るんだろうという、ある意味「挑戦状」でもあるかと思います。そして仮にここまで応援しておきながら送り込めなかった場合は


「議員を一人も送り込めない政治力（業界）」


という、死のレッテルを貼られます。たとえウン兆円産業だろうと議員の一人すら送り込めないような役に立たない業界に待つのは「死」のみ。政党から必要とされない、いらないと認識された瞬間から本気で潰しにかかるでしょう。だってね、その従業者には他の「強い政治力を持っている」仕事に就いてもらった方がいいのですから。


正直、この業界の未来は現状明るくはありません。ただ、明るくなる展望はもちろん多くあります。業界を「必要」としているのか「不必要」とされてしまうのか、これによって明暗がハッキリ出ると私は考えております。いきなり出てきて寄り添ってきてんじゃねぇよ、と思う方も多くいると思いますが、本題はそこじゃないんだと。根本の部分をしっかり考えて、皆様には応援していただきたいと、切に願います。

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