- パチセブントップ
- コミュニティ
- パチ7自由帳トップ|ブログコミュニティ
- コラム(ブログ)詳細
中段に揃った777
中段に揃った777
-
あきうめさん
恥ずかしながら帰ってきました - 投稿日:2018/01/08 19:08
あの衝撃は
今でもはっきりと覚えている。
父親、叔父、小学生の私。
この3人が揃って出掛ける時はいつもの場所。
父親の選んだ所へ座り、ハンドルを握るだけ。
画面が回転して、図柄が止まる。
だんだん飽きてきてハンドルを動かすと、回転すらしない。
そして、何もないまま帰る時間がやってくる。
帰りの車中で
「ハンドルを動かすから勝てないんだ」
そう言われて怒られる。
そんな事が続いたある日、
叔父が今日はこっちにおいでと手招きをする。
ついて行った先には、今までとは全く違う光景が見えた。
いつもと違う形の台に座る。
叔父に言われた通りに、コインを3枚入れてレバーを叩く。
そして左から順番にボタンを押す。
同じ事の繰り返しなのだが、
単純な動作があるだけで面白く感じてしまう。
当然、何が起こるのかも全くわからない。
すると、突然、隣のお兄さんが自分の台を指して、
「入ってるよ」
そう言われても全くわからず、驚いていると、
コインを1枚入れろ、とジェスチャーで伝えてくる。
言われるがまま、コインを1枚入れた瞬間、
レバーを叩き、流れるようにボタンを押していくお兄さん。
そして、最後のボタンを押した瞬間に
鳴り響くファンファーレ。
祝福を告げる音が流れるまでの一連の動作。
その全てが、
「カッコいい!」
帰りの車中で、
興奮して話す私に父親は、
「その分たくさん負けてるから揃えられるんだ!」
そう言ってまた怒られる。
時は流れ、大人になって、
悪友のおかげであの時の出来事にも詳しくなった。
残念な話ではあるが、父親の言った通り、
技術は格段に向上したが、その分たくさん負けた。
だけど、
どんなに負けても、
どんなに時が経っても。
あの頃と同じ様な台を好きになるのはきっと、
初めて覚えたあの衝撃が今でも残っているから。
そして今は、自分で揃えられる喜びを知っているから。
私は、そう思っている。
9
あきうめさんの
共有する
このコラムへのコメント(8 件)
まあ親ってそういうもんですよね笑
普段は全く怒らないんですけどね。
何故か理不尽な事で怒られましたね(苦笑)
できるわけない
大人になって、一人で打ち始めた時が目押し全盛期の頃だったんで、とにかく技術を向上させないと!
っていう一心でしたね。
いやまぁ、一番はよく通うホールで会うお姉さんの目押しをしたかっただけなんですけどね(苦笑)
初めての時中々揃えられなくてアタフタ
隣の先輩に揃えて貰った時には、スゲーと思った
習うより慣れろって教わった
実は、当時パチスロを全く知らなかったんで機種名がわからないんです(苦笑)
パチンコはなんとなく覚えてるんですけどね~。
中学生の頃にはレインボークエストとかゲフンゲフン(笑)
私の時代だと、中断はリバティかコンチ3か。はたまたリノか。となりますが。
敢えて書かないから、自分が初めて7を揃えた時のことも思い出してもらえる。これも素敵だわ〜。