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北電子渾身のリーチ目マシン！？ミスタージャグラー制御考察！

はせD はせD 【回胴の探り手シリーズ】はせDの沼スロ

みなさん、こんにちは！はせDです。

ジャグラーシリーズ最新作「ミスタージャグラー」ですが、もう打たれましたか？いつものジャグラーシリーズとはリール配列が違ったりと色々特殊なジャグラーという印象を受けるのではないでしょうか。

このミスタージャグラーくんですが、打ち込んでみると色々と魅せる制御をしています。この記事では、「どういうペカりパターンを見せたいのか？」というところをご紹介していきたいと思います。おそらくですが、シリーズ史上最多の1枚役搭載機なんじゃないかなぁ…

※※読み進めて頂く前の注意※※
本記事で書かれている内容はすべて筆者であるはせDの経験に基づいた考察(予想や妄想)です。その点をご理解いただいたうえで読み進めてください。

ミスタージャグラーの特徴！

ミスタージャグラーは小役優先制御である

ジャグラーシリーズといえばボーナス優先制御ですが、それはアイムジャグラーシリーズのようなリール配列の話。あのシリーズ不変のリール配列ではないジャグラーシリーズは大体小役優先制御になっていまして、ミスタージャグラーシリーズも例に漏れず小役優先制御になっています。

小役優先制御が及ぼす影響ですが、まずは左リールにチェリーと7が引き込める位置を押しても7を引き込んで同時成立するチェリーをこぼすなんてことがなくなります。ボーナス当選契機(例：マイジャグシリーズの単独RBなど)に設定差がある機種ではチェリー同時成立が見抜けないと、設定推測に致命傷を与えかねないですが、ミスタージャグラーではチェリーを狙ったのに引き込まずにペカ＝通常チェリー同時成立ではないということになります。

もう一つは、ペカった後のぶどう抜きが不要！　ボーナス優先制御だとぶどうが成立していても7を狙うとぶどうをこぼしてボーナスが揃ってしまいますが、小役優先制御ではぶどうが成立していれば7を狙っても勝手にぶどうが揃います。この停止形だから7をハズしてぶどうを…　そんな細かいことは一切考えずに7を狙っちゃってOKです！

ピエロ同時成立

ジャグラーシリーズではちょっと微妙な立ち位置の「ベル・ピエロ」。なにがって、ただの小役のくせにボーナスより成立確率がはるかに重い(しかもチェリー狙いだと100％揃わない)ので、「そんなもん引くならボーナス引けや！」となるからですかね（笑）

ミスタージャグラーではそんな彼らからピエロくんがボーナス同時成立のチャンス役に選抜されまして、市民権が与えられました。ピエロは約25％でボーナス同時成立するので、ピエロ揃い時は思いっきりネジりましょう！

ピエロ同時成立時のボーナスの種類など

ピエロ同時成立はみんなのジャグラー以来の機能ですので、成立確率やボーナスの種類をみんジャグから参考にすると、ピエロ自体はおそらく1/1000～1/1100くらいで成立すると思われます。そして同時成立するボーナスの種類ですが、BB：RBが3：1になるかと思われます。

みんジャグではピエロ同時成立が約50％でしたので、ピエロ同時成立ボーナス(約1/2000)でRB(1/4)だと大体1/8000のものを引いたことになるので、GOD引いてんじゃねーか！　なんてなったりもしましたね（笑）

シリーズ恒例、レアフラグの考察！

6号機ジャグラーシリーズの見どころ、レアフラグの考察です。これを知らんでも出玉性能には1ミリも影響しないですけど、昨今のジャグラーシリーズではこのレアフラグにちょっと大きめな設定差があったりします。設定推測を捗らせたい人は是非覚えて貰いたいですが、設定推測しない方でも覚えて欲しいんです。なぜなら「レアフラグ同時成立＝BBの可能性が高い！？」だからです！　レアフラグでしか見せない制御でペカ、知っていればそのペカがBBの可能性が高いと分かっているとGOGOランプの美しさも増しますし、そういう目でRBが出てくると、「もしかして良い台？」と考えられるかもですね！

▲1枚役

▲レアチェリー・中段チェリー

現状判明しているミスタージャグラーのレアフラグは上記の通りと思われます。

小役優先制御のジャグラーシリーズに搭載されている1枚役は第1停止だけは引き込むことを想定して作られているのですが、「ピエロB・BAR・ピエロB」の1枚役は普段狙わない位置に置かれているので、制御を変えるための1枚役かと思われます。

レアフラグが魅せる出目の芸術！

ミスタージャグラーでは色んな打ち方があります。

・左リールBAR狙い(チェリーだけフォロー)
・左リールベル付き7上下中段狙い
・中押しの7上中段狙い
・逆押しの7BAR狙い

こんな打ち方がメインになるでしょうが、これら全ての打ち方にとんでもないペカりパターンが用意されています。今回はそれらをご紹介したいと思います！

ぶどう・ぶどう・ピエロBの1枚役

左リール下にチェリーが付いたBAR狙い時の役割

左リール下にチェリーが付いたBARを中段に押すと4コマ先に7があります。アイム配列のジャグラーシリーズでも下にチェリーが付いているBARと7の離れているコマ数は同じなので、「左リールBAR下段停止でボーナス1殺、7上段4コマスベリでボーナス1確」という特殊な打ち方がありました。

おそらくミスタージャグラーも例に漏れず、左リール4コマスベリ7上段停止が激アツ目だと思われます。ボーナス確定ではなく、激アツ止まりなのはおそらくピエロorボーナスだからでしょう。

まぁ本題はここからでして、ミスタージャグラーでも左リールBAR中段押し時は相変わらずハズレの際に1コマスベリでBAR下段に停止します。ということは、引き込める7を引き込んでないので、ボーナスノーチャンス目になっちゃいます。しかし、ぶどう・ぶどう・ピエロの1枚役が存在しているために、7を引き込まずにここからペカる可能性アリ！シリーズ屈指のボーナス1殺目からもペカる可能性が出てきました！

左リールベル付き7狙い時での役割

左リールベル付き7を狙って枠下に7が沈むとほぼぶどう、2コマスベリ(7中段押し)時のみハズレもあり、基本的にはボーナス1殺目になります。

ハズレの際、左リール2コマスベリで7枠下停止なので、1コマスベリの7下段停止はリプレイorボーナスとハッピージャグラーやラブリージャグラーにあった左リール1コマスベリBAR下段停止の小役ハズレのペカが再現されている制御なのかなと。

本機ミスタージャグラーでは、そんなペカに期待出来ない出目を救うべく、1枚役「ぶどう・ぶどう・ピエロB」が存在することにより、7を枠外に蹴っ飛ばしてもペカります。最後まで諦めないでください！

中押し7上中段狙い時での役割

中押し7狙い時は、ぶどうの際に7が枠下に沈みます。7も蹴っ飛ばしているのでぶどう確定と見せかけて、このぶどうがハズれてペカることがあります！

ベル・7・ベルの1枚役

左リールベル付き7狙い時での役割

左リールベル付き7を上中段に狙い、まずは覚えておきたい激アツ停止形です…

・7上段ビタ停止→ベルorボーナス
・7中段ビタ停止→ベルorピエロorボーナス
・7中段1コマスベリ停止→ピエロorボーナス

アツい停止形はこんな感じ。注目したいのは、ベルの制御で、この打ち方だとベル成立時は左リールがビタ止まります。特に7上段ビタ停止時は1リールベルorボーナス、右リールはどこを押してもベルのこぼしがないので、7の塊を狙ってもOK！ボーナスがテンパれば2確、単独ボーナス時の制御はこの位置がビタ止まるのでよく見かけます。

しかし、蹴っ飛ばされたらベル確定… とさせないのがこの1枚役「ベル・7・ベル」です。ボーナス図柄を蹴っ飛ばし、ベルをテンパらせ、ベルをハズしてペカらせます。とんでもない制御してるんですよコイツ(笑)

中押し7上中段狙い時での役割

こちらも中リール7が上段にビタ停止した時の制御に注目したい。7上段ビタ停止時はベルorボーナス、単独ボーナスもこの制御なので激アツでございます。

基本、右リール第2停止の場合ベルは右上がりに揃うと思われます。ただ、右リールBAR上段(おそらく2コマ)に狙うと右下がりに揃います。

右リールBARの下にあるベルを狙ってボーナス図柄が突っ込んでこないとベル確定になっちゃう制御ですが、そんな絶望的な制御は見せねぇぞと言わんばかりに「ベル・7・ベル」の1枚役が活躍して、最後までベルがハズれるかもしれないドキドキをさせてくれます。右に7を狙って上段7テンパイはBB2確というのもあるので、ボーナスを狙って気持ち良くなるのも良し！

ピエロA・ピエロA・7の1枚役

左リールベル付き7上中段狙い時の役割

この打ち方では左リール1コマスベリ7中段停止がピエロorボーナス、中リール7を上中段に押してテンパイすればボーナス2確！ピエロがスベって来たら同時成立に期待… だけでなく、そのピエロがハズれてペカることがあります！ピエロがスベって来てからもアツいを演出してくれる1枚役ですな！

中押し7上中段狙い時の役割

こちらも左リールベル付き7狙い時同様、ピエロがハズれてペカを演出するためだと思われます。ピエロが揃ってもネジれる… ハッピージャグラーV3の中押しでのベルハズレ目よりアツくなれる瞬間ってところでしょうか。

7・チェリーB・BARの1枚役

左リールベル付き7上中段狙い時の役割

この1枚役が成立した時の制御が見れてないので、憶測になってしまいますが、おそらく左リールは単独ボーナスと同じ制御をすると思われます。

というのも、右リールフリーでハサんでもベルはこぼさない、ピエロをこぼす可能性も少ないので、ハサミ打ちする方も結構居ると思います。

そこで、左リール7上段にビタ停止した時、ベルorボーナスだから、ハサミ打ちで右リールに7の塊狙っちゃえ！ベルテンパイは蹴ったけど、RBがテンパイしちゃったからRB確定… と見せかけて中リールに7を狙ったらRBが揃わずに1枚役入賞でペカなんてことが起きるでしょう。このハサミ打ちでも7テンパイを蹴ってのRBテンパイによるBB2殺目はハッピージャグラーV3からのノウハウが生かされています。

ハッピーV3の「ベル・ベル・7」という1枚役がありまして、中押しでベルがハズれるためだけの1枚役という認知がされていそうですが、左リールチェリーの下にあるBAR上段ビタ狙いからの小役回収打法はハサミ打ちが効率良いんです。左リールBAR上段ビタ停止からハサミで右リール上段に7が止まると2確なのですが、BARと7がテンパイしているのでRB確定になっちゃうじゃないですか。でも1枚役がテンパイしているので、RBを狙ったらハズれてペカりでBB確定… そんな演出もしていたんです。そんなノウハウがミスタージャグラーでの「7・チェリーB・BAR」の1枚役には生かされているのではないでしょうか。

中押し7上中段狙い時の役割

中押しでの7狙い時は、7が下段に止まるとハズレorリプレイほぼペカりません。単独ボーナスは7上段もしくは、7中段から小役ハズレでペカるからです(中リール枠上～中段に7を押した場合)。

ってことはボーナス1殺目になっちゃうので、何とか対策したい。ということで、この1枚役が活躍します。右リール第2停止時は中段にリプレイがテンパイするとリプレイorボーナス、左リールでリプレイがハズれればペカります。構成している1枚役が「7・チェリーB・BAR」なので、右リール上段にBARがピタっと止まったリプレイテンパイも1枚役を引き込んでいるので、しっかりハズれてくれます。

逆押し7BAR狙い時の役割

個人的にミスタージャグラー史上1番素晴らしいと思っている制御でございます。

ジャグラーシリーズを打っている方なら一度は目にしたことはあるであろう、逆押しのぶどう・7・BARという位置。1リールぶどうハズレ目で、ぶどうがハズれればペカるという位置ですね。

今までのアイム配列のジャグラーシリーズなら中リールに7を狙ったらボーナスなら必ず7がテンパイ、ぶどうならぶどうがテンパイする制御でした。ミスタージャグラーも例に漏れず逆押しでぶどうがテンパイしなければボーナス2確です。

中リールに7を狙ってこのぶどうテンパイ、何かテンパイしていませんか？左リール上段受けに1枚役がテンパイしています。

そうなんです！逆押しで7を狙ってボーナスを蹴っ飛ばしてテンパイしたぶどうがハズれてペカる可能性があるんです！これを発見した時には中々に震えましたね…

中押し時のレアチェリー・中段チェリー

中押し7中段からのレアチェリー

中押しで出現するチェリーは右リールに7の塊を狙うことでフラグの判別出来ます。7・BARダブルテンパイで取れるチェリーは共通チェリー同時成立、7右下がりテンパイで取れるチェリーでペカった場合は、レアチェリーになるでしょう。

中押し7中段からの中段チェリー

他のジャグラーシリーズにしては珍しく、変則押しで中段チェリーが止まる機種です。はせD調べでは、左リール1stの場合ビタ停止か4コマスベリじゃないと中段チェリーは止まってくれず、他のスベリの場合は中段にBARが揃う制御になるみたいです。

しかし、中押しの場合は素直に左リール中段にチェリーが引き込める位置で押せば止まってくれるみたいです。中段チェリーの喜びを感じたいのであれば、変則押しで挑むのが良いかもですね！

また、中段チェリーフラグでも左リールの下段にチェリーをビタ押し・上段に4コマスベリでチェリーを止めると払い出しが4枚になるので、2枚お得です。左リール止めるまでに中段チェリーが成立していると分かるシチュエーションはないんですけどね(笑)

ミスタージャグラーは北電子が生んだリーチ目マシン！

私自身、ピエロ同時成立もある機種ですし、みんなのジャグラーの後継機的立ち位置の台かと思っていました。しかし、蓋を開けてみたらゴリゴリのリーチ目マシンではないですか！

・左リールベル付き7狙い→ハッピージャグラー＋α
・中押し7狙い→プチマーメイド＋α
・逆押し7狙い→アイム配列のジャグラーシリーズ＋α

の制御をしてるなと個人的に感じました。

レアフラグの制御を知る、リーチ目を楽しむだけでなく、もしかしすると設定推測が捗るかもしれません。1枚役同時成立でRBが出てきたなんて話がチラホラ聞こえます。レアフラグ＋RBには設定差があるのかも…？