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【2020年3月】新台評価レビュー3選『#02 S地獄少女：鬼くん』編

マコトパチスロ新台評価&レビュー3選！

▲コロナの影響でオンラインプレゼン会

★2020年3月デビューの主な機種

①いろはに愛姫（パオン・ディ－ピ－）
②パチスロケロット４（セブンリーグ）
③キングオブジャック（ベルコ）
④S地獄少女あとはあなたが決めることよ（藤商事）
⑤エヴァンゲリオンフェスティバル（ビスティ）
⑥パチスロハナペカ（ニュ－ギン）
⑦DIAMOND（JPS）
⑧パチスロ＜物語＞シリ－ズセカンドシ－ズン
⑨スペリオ－レ（バルテック）
⑩みうのおしゃべりパチスロ（岡崎産業）
⑪新鬼武者～DAWN OF DREAMS～（エンタ－ライズ）

3人がプレゼンするのは上記機種のいずれかになりますが、該当ナシなら先月に登場した機種でも可。3月はリリースされた機種数が多いので、このなかにプレゼン機種があると思いきや、まさかの出来事が…。

★鬼くんプレゼン『S地獄少女』

鬼くん「僕がプレゼンする機種は『S地獄少女あとはあなたが決めることよ』です」

▲S地獄少女あとはあなたが決めることよ

**【鬼くんの推しポイント】**
★あい探索ステージに入れてしまえばヤレる

**【鬼くんの惜しいポイント】**
▼ボタンで抽選してほしかった

編集長「先月(2月)の気になる新台でピックアップしてたからね。やっぱり、そうなるんだ」

鬼くん「この機種の最大の推しポイントは、CZからフリーズに繋がる可能性があるというところです。加えて、設定1でもCZ当選率が約1/120と軽いので、低設定でもフリーズのチャンスがそこそこ訪れるんですよ」

編集長「低設定でも触りたいって思えるのはポイント高いかもね」

鬼くん「フリーズを引くと約1000枚の期待値があるので、手頃にまとまった出玉を狙えるんです」

編集長「CZ中にフリーズを引ける確率はどのぐらいなの？」

鬼くん「CZ中(あとはあなたがきめることよ中)は銀ボーナス（きくり姫ボーナス）・金ボーナス（怨み晴らしボーナス）・地獄廻廊（AT）・地獄少女ロゴ（フリーズ）っていう感じで4つの図柄が液晶に表示されていて、各リール停止時にその図柄が止まるんです。で、全リールを止めた時に液晶で図柄が揃えばその恩恵を得られるという仕様になっています。抽選方法は違うと思いますけど、見た目は凱旋のG－STOPですね」

▲揃う可能性がある図柄を表示。この中から「左に止まる図柄」「中に止まる図柄」「右に止まる図柄」をガチで抽選！

編集長「あー、なるほどね。じゃあ、地獄少女のロゴが揃えばフリーズ確定だ」

鬼くん「そうです。さらにCZの4つある図柄が減る可能性があるんです。図柄流しっていうんですけど、それが発生すると恩恵が一番少ない図柄が無くなるんで、図柄が3つになったりするんですよ。さっきのパターンだと、銀ボーナス図柄が無くなって、金ボーナス・地獄廻廊・地獄少女ロゴの3つです。図柄が減る分、図柄揃いの可能性も上がりますし、なによりすごいのが図柄揃いの確率はどの図柄も同じなんです」

編集長「しょぼいボーナスもフリーズも当たる確率は一緒ってことだ」

鬼くん「そうなんですよ。しかも、同じ有利区間内なら図柄流しの恩恵は引き継がれるので、1度図柄流しが発生すれば以降のCZは図柄が3つしかない。もう1回図柄流しが発生したらATかフリーズの2個になるんですよね、図柄が」

編集長「ほうほう。期待度が高まっていくわけだ」

鬼くん「図柄流しの存在を考慮すると、CZ中に最も揃いやすい図柄って地獄少女ロゴのフリーズなんですよ。地獄少女ロゴは絶対流されませんから」

ラッシー「へぇー、アツいね。その仕様」

マコト「そっか、フリーズは絶対残るんだもんね」

▲図柄流しは必ず弱い図柄が消えていく

鬼くん「そのCZが設定1でも1/120で当たるっていうとこがまずひとつの魅力です。ここからは2つ目なんですが、最近の機種ってCZのCZみたいなものがあるじゃないですか」

編集長「あるね」

鬼くん「地獄少女にもCZのCZみたいなものがあって、あい探索ステージっていう名称なんですけど、そこのゲーム性がすごく面白いんですよ」

マコト「CZのCZが面白いって意外」

鬼くん「あい探索ステージは最低でも20G継続するんですけど、ベル揃いといずれかのレア役が対応役になっていて、ベルが揃うと50％でCZが当たるんです。当然、対応役を引けばCZ確定です」

マコト「地獄少女って純増3枚のAT機だよね。ってことは結構な高確率でベルが成立してるわけで…」

鬼くん「そこなんですよ。ベル確率が約1/1.7なので、だいたいベルが成立しているですよね。あとはその押し順を当てれば50％でCZに繋がるんです」

編集長「ほぉ。それはやれそうな気がする」

鬼くん「まだあるんですよ、推しポイントが。例えば、あい探索ステージの1G目にベルが揃って、CZが当たるも失敗したとするじゃないですか。その場合、あい探索ステージの残ったゲーム数を消化させてもらえるんです。だから、1度のあい探索ステージで5回も6回もCZに当たる可能性があるんですよ」

ラッシー「すごく面白そう」

マコト「それにヤレそう」

編集長「ちなみに、その図柄流しっていうのはどうやって発生するの？」

鬼くん「CZの1G目のレバーON時に発生する可能性があるんですけど、同一有利区間内のCZ当選回数によって図柄流し発生率が変わります。奇数回のCZで発生しやすいって特徴がありますね」

マコト「ベルは6択なんだよね。ってことは1/10ぐらいでベルが揃う感じか。勘が冴えれば4回ぐらいはCZをやれそうだもんなぁ」

鬼くん「そうなんですよ。あい探索ステージに入っちゃえば後は己のヒキ次第ですし、それが現実的なところがすごい良い」

編集長「うん、鬼くんにしては説得力ある」

鬼くん「ここまでが通常時編です。ここからはAT中の推しポイントなんですが、AT中に1枚役が連続するとCZ高確に移行するチャンスなんです。頻発する1枚役って枚数も減るし、諸々の抽選も冷遇されていたりするので、忌み嫌われる存在だったりしますけど、地獄少女の1枚役には意味があるんですよね。1枚役2連で10％、3連で50％、4連で必ず高確へ、さらに5連するとATをストックします」

編集長「マイナス要素をカバーしてるんだ」

鬼くん「地獄少女はAT中の高確が本当大事で、高確中は押し順ベルの約1/8でCZが当たるんですよ。当然AT中なのでベルがバンバン揃うわけじゃないですか。それの1/8でCZが当たるんで、出玉を伸ばすチャンスなんですよね」

マコト「ベルの1/8はデカいね。もらったも同然だもの」

鬼くん「AT中のCZも通常時と同じ仕様で、エピソードチャンス・セット数ストック・怨み晴らしボーナス・輪廻転生の図柄が揃えば恩恵をもらえます」

ラッシー「1枚役に良い意味があるのは嬉しいね。サラ金MAXにもそういう要素あるし」

マコト「タイバニにもあるね」

鬼くん「損した気分になるどころか、連続してくれって思えるのがデカいです。むしろウェルカムなんですから」

編集長「なるほどね。じゃあ、ムムムポイントは？」

鬼くん「これもCZ絡みなんですけど、それこそG－STOPみたいにリール停止時に図柄の抽選をしてほしかったなって思いました。ボタンを押した時にアツくなりたかったなぁって」

ラッシー「でも、図柄が揃う確率は一緒だよね？」

鬼くん「そうですね。それはもう好みの問題だと思います」

編集長「じゃあ、ムムムポイントもほぼない感じだ。前回、設定6の挙動が分かりやすいのか、分かりにくいのか気になるって言ってたじゃん。それはどうなの？」

鬼くん「……めちゃくちゃ分かりやすいです(笑)」

編集長「それは良いこと？それとも悪いことなの？」

鬼くん「いやー、結構分かりやすいので設定6を使うとそれ以外が動かないってことになりそうです。あと、設置台数が少ないのでメイン機種っていうより、バラエティーにひっそり置いてあるタイプなんですよね……」

編集長「じゃあ、設定にはそんなに期待できないね」

鬼くん「そうなんですけど、低設定にもチャンスがあるゲーム性なので、もっと流行ってもいいんじゃないかな、って思いました」

マコト「ちなみに、設定6は分かりやすいって話だけど、どんな挙動になるの？」

鬼くん「設定6はレア役が仕事をするんですよ。低設定でもあい探索ステージにそこそこ行くんで、CZにも入るんですけど、設定6はレア役の直撃抽選でボーナスが当たるんです。ボーナスからATにも入るんで、CZに頼らずとも出玉を増やせるんです。反面、低設定はレア役からのボーナスが少ないんで、どうしてもCZ頼みになるんですよ」

マコト「ゲーム性が違う感じになるんだ。それだと分かっちゃうね」

編集長「ひと通り話を聞いてみて思ったけど、正直、地獄少女の方が面白そうな気がしたなぁ」

ラッシー「ええ、私も話を聞いてて、新鬼武者プレゼンが勝てる要素ねぇなと思いました」

マコト「同感です」

編集長「2人、ダメじゃん(笑)」

鬼くん「面白さで言ったら今年NO.１です。それぐらい完成度が高いです」

マコト「藤商事キテるなぁ」

鬼くん「喰霊も面白かったし、マジでキテると思います」

編集長「よし、ありがとう！じゃあ、今回は地獄少女の勝ち(笑)　まぁ、勝ち負けを決める企画じゃないけど、純粋に面白そうって思えました」

マコト＆ラッシー「同感です」

編集長「だからそれだとダメなんだって(笑)」

▲ S地獄少女あとはあなたが決めることよ機種ページ

★2020年4月の注目機種

編集長「では、4月導入の注目機種ですね」

マコト「俺は圧倒的にサンダーVライトニングですね」

編集長「あー、そっか！　アクロスか！」

鬼くん「サラ番２も4月ですよね」

編集長「サラ番２もだね。これは結構入りそう。あとはラッシーさんが推していたスナイパイも」

ラッシー「スナイパイは新しい試みをしているんで、この手の仕様が増えてほしいですね」

編集長「まぁ、でもサンダーか！面白くないわけがないですからね、アクロスは」

マコト「それは間違いないですね」

ラッシー「ただ、ボタンがちょっと気になるんだよなぁ」

編集長「それは僕も気になってます。鬼くんはどう？」

鬼くん「僕はサラ番２ですかね」

編集長「サラリーマンが最も打てない機種、サラリーマン番長ね。怖すぎて打てないんだもん(笑)」

ラッシー「うん、たしかに怖い。AT入らないと延々お金使うんだもん」

編集長「僕はサンダーですね。ラッシーさんは？」

ラッシー「スナイパイの使われ方は気になりますね。見た目で設定の奇偶が分かるって意味では」

編集長「はい、ということで今回はここまで。地獄少女は完全にノーマークでしたけど、気になる存在ですね」

コロナウイルス問題で7都道府県はホールが営業を自粛しているところも多いですし、今後、パチンコパチスロ業界がどうなっていくのかも見えない状況ではありますが、今は我慢の時。平穏な日常が戻ってきたら、今回のプレゼンを思い出して、地獄少女・新鬼武者を打ってみては如何でしょうか。

それではまた次の更新でお会いしましょう。

★マコト&ラッシープレゼン『新鬼武者』は下記より。

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マコト: 代表作：名機のそこ~マコトがメーカー開発インタビュー~・【回胴の探り手】マコトの味変（あじへん）回胴

岐阜県出身。3本のリールが織り成す出目演出に魅せられて、当時読者だったパチスロ必勝本に携わる仕事ができたらなという気持ちで履歴書を送付。無事、ライターとして採用してもらい、ほぼパチスロライターという仕事しか経験したことのない男が生まれてしまう。現在はパチスロ必勝本などを中心に執筆しているほか、DVD・CS番組・ネット動画などにも出演中。とにかく出目でアツくなれる機種が好き。