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パチ7自由帳月間賞

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2020.02.03

【伊藤ひずみのお題帳】2019年12月分『2019年のお題帳で出し損ねたネタ』結果発表!

伊藤ひずみ 伊藤ひずみ   パチ7自由帳月間賞

はい、どうも!伊藤ひずみです!

今回のお題は『2019年のお題帳で出し損ねたネタ』でした。 みなさん、心残りなく年は越せましたでしょうか。それではさっそく見ていきましょう!

 

▲musclepriest496さん/今年(2019年)のお題帳でもう一度描きたいお題 「この漫画の4コマ目を考えて!」

2回目の投稿ありがとうございます! musclepriest496さんからは独特な感性を感じますね! この世界観をぜひもっと見てみたいです! 「ありそうでないもの」と文章が添えられていますが、いやいやまったくありそうじゃないですから!(笑)

 

▲ざきゃさん/『今年(2019年)のお題帳でもう一度描きたいお題』 「魔法陣みたいな下絵、何に見える?」

みつやさんの下絵が魔法陣みたいということでとても盛り上がったお題ですね!  ざきゃさんには手前の物体がテ〇ガに見えた模様(笑) それだけでもなかなか変態なのに、白ブリーフに白ソックスのおじさんが出てくるあたり本物の変態さんだと思いました!

 

▲ひじきさん/遅れてきた「自分で考えたオリジナル図柄」

オリジナル図柄で投稿してくださいました。「おわり」が揃うと世界が滅ぶ…突然のワールドワイドが大好きです。しかもまったく深刻さのないデザインと色なのが素敵。ひじきさんのこういうセンスが好きです。

 

▲ひじきさん/牛乳と海

今回、ひじきさんは2作品送ってくださいました。しかもこちらは大作! オカルト派と論理派について考えさせられる内容になっております!こういうお話大好きです!

 

▲ハンドルくん/「4コマ漫画(フリーテーマ)」妄想猫日記

毎回毎回高いクオリティの作品を投稿してくださるハンドルくんさん。猫×パチンコのほのぼのストーリーです。こちらの作品を読んで「猫が絡むパチンコ漫画ってありだなぁ」と思い創作魂に火がつきました(笑) そのうち作ってみたいです!

 

▲むー太@もふたんさん/5周年の思い出

アナログの絵作品はいいですよね!  ぜひ生でも見てみたいです!  どうやって描いているのかわからなかったので思わず聞いてしまいました。コメント欄で解説してくださっているので興味のある方はぜひ見に行ってください!

 

そして大賞に輝いたのは……!
 

▲ひじきさん/牛乳と海

おめでとうございます! 大賞のひじきさんには5,000円分のパチ7オリジナルクオカードを差し上げます!

【評価ポイント】
ハンドルくんさんの猫漫画ととても迷いました!  ハンドルくんさんは相変わらずの高クオリティかつ猫+パチンコという新しい切り口。一方、ひじきさんはオカルト派対論理派というパチンコあるあるを童話のような世界観で哲学的に漫画にしてくださいました。本当に悩んだのですが、今回はひじきさんに大賞を差し上げたいと思います!  細かい内容についての伊藤的解説は「余計なお世話」で取り上げようと思いますので、そちらをご参照ください!

 

ということで今回の余計なお世話コーナーは、ひじきさんの作品について「もう少しここを修正するともっとよくなるのではないか」というお話をしたいと思います。今までは作画的な余計なお世話が多かったのですが、今回はストーリーをメインにお話ししていきます。

いつも言っていますが修正案と言っても私のような若輩者の個人的見解です。そのうえ多分に好みが含まれます。読んでみてピンとこないようなら、自信をもってご自分が正しいと思っていただければなと!

ということで今回のひじきさんの作品、個人的にはテイストもストーリーもとても好きな内容です。童話的世界観で現代科学では説明できないこともあるということをパチンコも絡めながら説明しています。

簡単にアウトラインを書き出してみましょう。


主人公が海から牛乳を求められる

主人公は牛乳を海に入れる

海が牛乳海になる

主人公は科学者に牛乳海になったことを教える

科学者は海から牛乳が検出されるか調べる

しかし海から牛乳は検出されない

科学者は海が牛乳海になっていないので主人公を嘘つき扱いする

オカルト妖精が登場

主人公に「世の中には科学では説明できないことがある」と励ます。

元気になって2人が海で遊んでいるとまた科学者がくる。

オカルト妖精が海でおしっこをする

科学者と主人公が浜に逃げる

オカルト妖精が、おしっこが海に入っているか調べる

海からおしっこは検出されない。

だから「泳げよ」と二人に言う。
 

▲自分が作った話をチェックするときにこうやってチャートを作ると整理しやすい


とても皮肉が利いていて素敵な作品ですね。実際に科学が進めば、現在ではオカルトや迷信だと思われていることが一転して常識になることは十分にありえます。ダーウィンの進化論、コペルニクスの地動説など、多くの人が鼻で笑った理論が今や定説となっている例は枚挙にいとまがありません。「今、常識外れに思えるからと言って、それを頭ごなしに否定するというのは愚かである」そんなことを考えさせてくれる漫画です。冒頭のネタをオチで使って絞めるのも短編の王道の手法で好印象。

ただ最後におしっこをしてやり返すのが妖精ではなく、主人公だったらよかったのではないかと思います。「主人公が嘘つき扱いされて妖精が仕返しをする」という構造だと、他人任せすぎて主人公に魅力を感じません。「主人公が嘘つき扱いされて主人公が仕返しをする」という構造だからこそ読者さんはすっきりするのではないのでしょうか。

そして、もしかしたら多くの人が疑問に思う部分が「牛乳海」という概念とそれに対する「科学者の対応」だと思います。

まず「牛乳を入れたから牛乳海になった」ということは、どんなに少量でも牛乳を入れたら牛乳海になるということのように読めます。つまりソースを一滴垂らせばソース海、醤油を垂らせば醤油海になる。ただこの場合、海の広さに対して混ぜたものが少なすぎて、海からその成分が検出されなくなるのは当然に思えてしまいます。むろん世界の反対側のブラジルで検出されることはない。これが読者さんにとっても感覚的に当たり前すぎるので、科学者がまったく論理的な人間に見えない。言い方を変えれば間抜けすぎて説得力がない状態になってしまっています。

また科学者を論破するのも簡単です。もう一度、科学者の目の前で牛乳を入れ、再度検査をしてもらえばいいのです。同様に牛乳が検出されないはずなので、科学者側の検査では牛乳を入れてもそれを検出できない…ということが確定するわけです。

このように論理派の代表である科学者というキャラが間抜けな印象ですので、倒すべき相手としては小さい相手に見えてしまっている…もっと言ってしまえば論理的な人に見えないのが少し問題だと思います。

だったらどうするのかというと、海に牛乳を入れたことが証明できるかどうかという論点で争わせるのはやめる、というのはいかがでしょう。例えを上げると…


主人公が海に牛乳を入れる

海がよろこんで高波になる

科学者が高波になった原因を探る

主人公「高波の原因は牛乳よ」

科学者、牛乳を入れるも何も起こらない

主人公「欲しがったときにあげなきゃダメなの」

科学者「うそつきめ」


せっかく海がしゃべるというファンタジー的世界観なので、「海が喜ぶと高波になる」という、とんでも設定も許されるのかなと。「海が欲しがったときに牛乳をあげると高波になる」。この因果関係を現代科学で証明できるかというのが論点にします。これなら、どんなに科学者が頭よく立ち回っても証明は難しそうですね。

しかしこれだと、ラストのおしっこの場面にはつながりません。個人的にはこのシーンで終わらせるのが大好きなので、極力キープしたいところ。牛乳海の部分を直すか、このシーンを残すかで迷わなければいけないでしょう。

しかし、このおしっこのシーンも残すにしろ問題点を修正した方がいいかなと。まずは上記でも指摘した通り、おしっこするのを主人公にした方がよいということ。もしくは違う形でも主人公が能動的に動くことで、仕返しが成功するようにする。他の作品でも助っ人が強力すぎて、ほぼその人が敵を倒してしまうという失敗はよく見かけます。


そしてもう一つ。冒頭の牛乳のシーンとラストのおしっこのシーンでは決定的に条件が違うので、科学者が逃げるという反応になっても仕方がない、という問題もあります。何が違うのかというと「目の前でおしっこをしている」ということ。目の前でおしっこしているのであれば、確実に海にはおしっこが混じっているので、逃げるのは当たり前ということになります。これは先ほど指摘させていただいた「目の前で牛乳を入れれば、海に牛乳が混じったことを確定できてしまう」ということと全く一緒です。

または実際にしているところが水面下なので、見えているわけではない。妖精がおしっこをしたと言っているだけで本当にしたかは未確定、という状況として考えることも可能ですね。

もしその場合、私が科学者であれば「おしっこをした」というのが本当であることを考慮して一旦逃げる。検査をしたあとにおしっこが検出されなかったら「おしっこをした」という言葉を嘘だと判断してまた入ります。あくまで検査を信じるというスタンスはくずさない。そのうえで科学を信じ過ぎて、おしっこまみれになる科学者を笑う……というオチでもいいかもしれませんね。


もし私が編集であれば、先ほど書いたように検査までの話とラストの変更を提案します。とにかく一番大事なところは「科学者をしっかりと論理的な人代表に見せる」ということ。それさえクリアしていれば、どんな修正でもかまいません。その作品の良さを維持しつつ、どこを直してどこをそのままにするか、そのあたりで四苦八苦するのが編集さんと組んで漫画を作る醍醐味だと思っております。

何かの役に立つかと思い普段、担当編集さんと組むときに私なりに気を付けていることをまとめてみました。


・まず担当編集さんの「おもしろい」「おもしろくない」という判断は信じる。
・場面Aでダメ出しを受けたら、ダメなところがあるというのは絶対に受け入れる。
・ただし場面Aが悪いように見えて、原因が場面B、場面Cにある場合も多いのでその可能性も探る。
・担当編集が「こうしたら?」という以上のアイデアで返す。
・整合性を取るだけでなく妥協なく自分が「おもしろくなった!」と思えるような修正をする。



今月は長くなってしまいましたが以上となります。 何度も言うように、本当に「余計なお世話」ですので話半分で聞いていただけたら幸いです。このお話、このままでも十分に素敵なお話ですので!

次回もよろしくお願いいたします!

 

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伊藤ひずみ
代表作:伊藤ひずみのお題帳

漫画家。『のぞまこ。』『パッチくん』『若葉レバーオン!』『ロックンリール』など。パチンコで初めて触った台はCR海物語、スロットは初代北斗の拳。ぽっちゃりだったころのマリンちゃんの方がエロかったと思う今日この頃。

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