前略、パチンコ屋さん

パチンコ屋があってよかった話。
正直難しい。

いつの頃からか通っていて、当たり前にある存在。

パチンコ屋がなければパチンコしてなかった。


家族と、親戚と、友達と打つこともなく、他の事をしていただろう。

パチンコしてなきゃ、他の事をしていてもっと幸せで有意義な人生だったかもしれないし、逆に違っていたかもしれない。

ただ、今のところ、パチンコをしていたおかげでいい出会いがたくさんあったので、していてよかったとしか言えない。してない自分は知るよしもないのだ。



パチンコをしていてよかった話。だと以上である。

パチンコ屋があってよかったなーと思ったことは過去にあっただろうか。

婚約者に逃げられ、都心から離れた場所で独り暮らしをしていた時、休みの日は逃げるように駅前のパチンコ屋にいっていた。

七店舗も駅前にあり、有名チェーンから珍古台をとりあつかう店までさまざまあったので、気分転換には十分すぎる環境だった。

客層もぬるく、ハイエナもよくできたので収支は上向き。もともと共働き前提でひろめの新築を借り、家具なども新しいもので揃えたりしたのでまあお金が出ていってた。

そんな中で休みの日はわざわざ都心にでることもなくパチンコ屋で稼げたという面でも助かりはした。五号機初の万枚もこの土地だった。


あってよかったと思う。

ただ、誰ともしゃべらず、無表情で通っていたような気がする。仕事以外で誰ともあわず話さず、自宅でも一人で大人しくする日々が続いていた。


それでもやることが無いよりは、下見して、立ち回りをしてと頭を使う場所を与えてくれたのはパチンコ屋さんだった。



いま、外出自粛で同じように誰とも会わずに、そしてやることもなく日々を過ごしている。

パチンコ屋さんはあるけどやっていない。


しかし自粛があけてパチンコ屋に行くことがあれば、今は一人ではない。
そしてあの頃とちがい笑顔で打つことができる。


パチンコ屋さんがあって良かった。


パチンコ屋さんはあり続けてほしい。

そんな中、残念ながら無くなっていくパチンコ屋さんもある。


コロナの影響で、行ったことのある店が何軒も無くなっている。


わたしにとってそれらの店はあってくれて良かった店だと伝えたい。届かないとは思うがいいたい。


いままでありがとう。


パチンコ屋さんがあって、よかったと、頑張るすべてのパチンコ屋さんに伝えたい。

耐えた先に安心して店をあけてくれたなら、必ずいきますので。


だからって回収したりしたら嫌だからね！

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