保留変化にご注意を。

何でもかんでも「規制」の一言で全部ダメになっちゃう甘美な業界なのに規制内容がコロコロ変化していく。そしてその規制内容を熟知している業界関係者、ライター、演者、YOUTUBERは少ない。なんとも理不尽な感じですけど、たまんないっすね、アウトローな感じが。

昨今のSNSは1秒で炎上。ファイヤーシスターズよろしくプチならいいですがプラチナまで期待度が上がるようならば一家の一大事。下ザラに残ってた玉をこれでもかと計数機にぶち込み、くわえタバコの準備万端で待ち構えた先にあるのは何なのだろうか。予想を超えた大連チャンか、はたまた単発駆け抜け御免なのか。

大連チャンしたなら拍手喝采。周りから羨望の眼差しを受け、引く手数多の大立ち回りになる事でしょう。だが、単発駆け抜けしたもんならば、計数機にぶち込んだ玉を電サポ中に払い出し、なおかつ虚無とともに背後から哀れみの目を味わうことになるでしょう。

炎上とはつまりそういうこと。うまく転べば名が売れて、転び方を間違えれば大怪我につながる両極端。自分が用意していた「玉」も不発に終われば目も当てられない。そして、この業界で現規制内容に触れるってのは、保留が「炎」になってるのを覚えておいた方がいいでしょう。

とある演者さんは自信満々に言いました。「俺は規制守ってます」と。大丈夫大丈夫、君は守ってるつもりなだけで守ってないから。さらに厳密にいうならば誰も守れませんから。それでも言い切ってしまうのは無知が故、若さ故。「所属媒体に言われた事は守ってます」ならわかりますが、こういう一言も今の時代炎上に繋がるのだから侮れない。

ライターや演者を教育するのは媒体の役目。ただ、増え過ぎた出演者全員をカバーできるほど時間も手間もかけられないのが現状かと思います（フリーも多いし）。なんならいっそ「検定機関」でも作って、そこをパスしないと業界から仕事が貰えないようにすれば、ある程度マシになるかもしれませんね。

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