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パチ7落語会
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あきうめさん
恥ずかしながら帰ってきました - 投稿日:2017/09/07 05:50
世の中は学歴社会となっておりまして、トップになる方は一流大学を卒業してる事も多いようで。
しかし、東大生が首相の名前を答えられなかったり、お米を炊けなかったり。
その点で言えば私らは気楽なもんで。米も炊けるし一般常識もある。
けれど何故でしょうね? 悔しいのは。
いつの時代も「世間知らず」な方々がいらっしゃいます。
今日はそんなお話でございます。
「今日はとても暑いな。爺、わしはどこかで涼んでいきたい」
「お殿様、城まではもうすぐですから、何卒…」
「いいや。わしは涼んで行きたい。そうだ。こんな暑い日にはパチスロ店に行くと言っていたではないか。そこへ連れていけ」
「しかしお殿様、あそこは下々の者が行く場所で…」
「うるさい!わしの命令が聞けんのか!そこへ連れていけ!」
「ははぁ…」
「ほぅ、やはり涼しいの。ところでここでは何をするのじゃ」
「へぇ。パチスロというものを遊戯する所でございます」
「わしもやる」
「いやしかしお殿様、パチスロは下々の者が…」
「なるほどあいわかった。そういえば地方の小さい田舎に城があってな。人が足りていないんだが、どう思う」
「…すぐに教えさせて頂きます。まず投入口にコインを3枚入れまして、レバーを叩くと回ります。左からボタンを止めます。以上です」
「ずいぶん簡単じゃの」
「はい。細かい事は気にしないで下さい。それだけで十分です」
「おっ?なんか音がしたぞ?」
「予告音ですね」
「予告音?」
「はい。ハズレたりもしますが、小役が成立している場合に鳴るものでございますが、気にせず左から止めてください」
「止め終わったら派手に光りだしたが故障か?」
「お殿様!大当たりでございます!しかもBIGです!」
「いやぁしかしパチスロとは面白いもんじゃの。こんな遊びがあったとは。爺、皆は毎日楽しめて幸せじゃの」
「いいえお殿様、こちらはやはり下々の遊びでございます」
時は過ぎまして翌日の事でございます。
「今日も暇じゃの。とにかく暇じゃ。しかし外へは出られん。そうだ。おいそこの者!こちらへまいれ!」
「はい!なんでございましょう?」
「ここにパチスロを持ってまいれ」
「パチスロ…ですか。あれは下々…」
「その話は何度も爺から聞いたわ!すぐに持ってまいれっ!」
「はっはい!承知致しました!」
「んん?ずいぶん形が違うではないか」
「はい。やはり分かりやすい物をと思いまして、こちらをご用意致しました」
「ほぅ、予告音も鳴らないがこれで良いのか」
「この機種には予告音はございません」
「ほう、そんな物か。…左側が光ったが、これはどういう事か」
「大当たりでございます」
「なんだこれは。何も起きなくてつまらん。これはなんと言う機種じゃ」
「ジャグラーという物でございます」
「やはりそうか。パチスロはサンダーに限る」
とんちゃんのリクエストにお答えして、「目黒のさんま」を題材に作りました。
バーサスやゲッタマはこの頃まだ出ていません。
繰り返します。バーサスもゲッタマも出ていません。
6
あきうめさんの
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このコラムへのコメント(10 件)
殿様イメージは自由なんで、バカ殿でも大丈夫です(笑)
てれすこは調べましたけども、まぁ難しい。
…できるかなぁ(苦笑)
ただの独り言ですが、私はてれすこが好きです(チラッ
バレたw
いずれ誰かツッコむだろうなと思ったんだ(笑)
ダメダメ。
そうやっておだてるから
また書いちゃうでしょ?
うん。また書くけどねw
確かに(笑)
いやぁなるべく登場人物を削らないといけなくて困ったあげく爺の説明に丸投げ(笑)
いやはや難しいもんです。
多分また投稿するけど(笑)
いや、美味い。サンダーとサンマ。やはりパチスロはサンダーに限る。
あんたほんまもんの天才や!
多分w
目黒を出そうかどうか迷って、いきなり目黒のパチンコ屋はないだろうと考えた結果、
サンダー=さんま
にしかならなかったという語彙力のなさすまねぇorz
引用)六三四の剣
途中まで目黒のサンマって気づかなかったけどww 上手い事話しになっとるし〜〜w
滑ってないすよね?