結婚式の挙げれるパチンコ屋さんへ

何かをする時には「目的」があるはずである。


パチンコ店に客がいくのは、台を打ちたい、台を楽しみたい、勝ちたい、というのが目的。


パチンコ店においては新台をいち早く入れるのは、すぐ打ちたい客を集めるためである。

設備をととのえるのも、スタッフの労力の軽減であったり、快適に遊戯できるようにするため。こちらも集客が目的である。





新台を最速で、かつ頻繁に入れたりはしないが、なぜか囲炉裏や水槽を導入しているお店がある。

もうかなり有名になっているので集客になっているといえばなっているのだが、最初聞いたときは「なにが目的だ！」と悪役や犯人に対峙したヒーローのような言葉が浮かんだ。


たぶん「なんか面白いじゃん？」という犯人だとしたらサイコパス的な答えが返ってきそうであるが、来てくれたお客さんにどう楽しんでもらうか？店も一緒になんか楽しんじゃおう！っていうシンプルな目的なんだろうと思う。


お店の名前はファンタジーランド。



ファンタジー、幻想である。


遊戯台に希望を抱き、パチンコ店で楽しくゆったり打つ…ということすら幻想になりつつある
このご時世、そのファンタジーは栗橋にあった。



そんな中、パチ7でこの店の瞬間稼働記録をみんなで集まって塗り替えちゃおうぜ！という企画があがった。


なにが目的だ！！



やはり「面白そうじゃん？」という答えが返ってきそうである。
※編集長はサイコパスではありません。多分。


パチンコを打つ、勝つ、という目的ではなく、みんなで押し掛ける、という行為が目的になりそれを楽しんじゃおうというもはや参加者もみんななんかおかしい企画ではあるが、店と客が同じ目的で楽しむなんてこと、普通はありませんよね…。

同じ目的を店と客が一緒に達成させよう！なんて前代未聞だ…。超楽しそう。



決行日は6月4日日曜日…。はい。普通に仕事。

行きたかったなあ…。







「シャオ！！」




「レイ！？」



復活大当たり！！(偶然予定が1日と入れ替わることになり休みに！！！)


公式の参加者、ユーザー参加者もかなり多く、二周年オフ以来のビッグイベントになりそうなこの企画。



行く道を選べ！！

「安定」→行く
「波乱」→なんとか行く
「勝負」→むりやり行く



もう行くしか選択肢ないよね！うん！



前置きなげえぇぇぇぇぇぇぇ！！


当日の朝。ゆうきさん、とよぴ、タイルんと車にて栗橋へ。


駅から店までを歩こう！！という早速楽しそうな企画！！体にもよさそう！！！






運転手、助手席のわたし。


40才二人の出した結論は「やめとく」でした。


ただ、同乗したタイルまんは歩かないとだめだな、と思い(何故)駅で降ろすことにした。



駅につくと、歩く軍団がちょうど出発したところだった。


「ほら！はやく！追いつかないと！」とけしかけられ走っていくタイルんの後ろ姿を見送っていると、かわりに誰かが乗ってきた。


「いや、まじで腰がやばくてさ…。」


この企画の発起人、そしてわたしが歩かないといったら「企画の半分を損することになる」とまで言ってきていた編集長である。


「歩かないんですか？」

「うん。ちょっと…。ほんとにムリ。」


歩くときの重心のかけ方を見ててわかる。あ、これほんとにムリなやつだ(笑)


歩いてるみんなの横を車でさっそうと手をふりながら通過する我ら。

嬉しそうに手をふる編集長。


「編集長！？？」
先頭をあるくワイルドさんをも追い越し、中継地点である神社でみんなとお参り。



なぜか編集長の腰にテーピングするわたし。
ついでにマッサージローションも。

編集長「あれ？わたし今、なにか塗られてます？」



再び歩き出すみんなを尻目に我らは車に乗り込み、途中マックなんか寄ってからあっさりファンタジーランドに到着。


この駐車場に来るのも何度目か。


初めて来たのは二周年オフの二日後。

幸手チャレンジャーにいたときにTwitterを眺めていたら、ファンタジーランドで打っているとてぃむたむさんが呟いていた。


近いらしいし、ちょっといってみるか、と思い移動していってみたのだ。


噂には聞いていたが面白い店だなあ…。なんかくつろげるというか…。

店側からこんなに「ゆっくりしていってね」感を出してる店を見たこと無い。

そっから度々遊びに来るようになり、休憩スペースや、隣のゲームセンターといったホール外の施設も満喫するように。




さてさて、優雅に朝マックを休憩スペースでしていると、歩き組がやってきた。

パチ7軍団でいっぱいになる休憩スペース。


常連さんは何事かという顔。



車で来たおかげで並びは早め。狙い台はひとつ。

滅多に打たない１ぱち。



CRエヴァンゲリオンプレミアムモデル。2作目、セカンドインパクトの甘デジだ。


並んでいるときに情報が入る。




朝の並び、新記録達成と。



早速塗り替えました。あとは稼働をさせるのみ！


さあ！開店！



無事台は押さえれました！

さあー！打つぞー！
稼働させるぞー！


稼働…。

ゆうきさん？


…おやすみなさい…。



朝イチはスロットにいく人が多く、パチンコは少なめ。わたしの真後ろでタイルんが南国麻雀を打ってるくらいだ。

開店したあとたどり着いたまろっこさんがなにか探している。

「エヴァは？」

「シトフタならそこに」

「キセカチ！キセカチは？」

一緒にうろうろ探すともう押さえられていた。


「あー…じゃあシトフタで…。」


もどるとシトフタも押さえられていた…。


仕方なく北斗に座るまろっこさん…。


さてさてプレミアムモデルはその名の通り甘ならではの当たりの早さ、プレミアム演出の見やすさで、その後もエヴァパチの定番となったシリーズ。


早々に当たり、アスカ背景プレミア、初代レイ背景、レイしゃべる、などのプレミアムを見れて至福の時をすごす。


ファンタジーランドでは、土日などに屋台を出したり、有名スイーツや築地で朝買ってきた新鮮な海鮮の交換会を行ったりとこちらも楽しませるために全力である。

このフランクフルトが50円！安い！


ある程度出玉が出来たので、移動。

やっとシトフタが空き(キセカチは終日空かず)まろっこさんが打っていたのだがその隣にあまり打ったことの無いスペックのガンダムがあり、気になってたのでそちらを打つことに。


あと隣のシトフタも見たかったので。


あっさり当たり、ST中もいい引きを見せて箱をつむ。


そんな中焼そばの販売が開始された。
行きたいが、ST中だったりしてなかなか買いに行けず何回も売り切れになっていく…。


やっとありつけた焼そば。

え？


多くね？


麺も具材も多すぎる…。これで100円とか…。


ほんとに何を考えてるんだろう(笑)


そしていよいよ囲炉裏で持ってきた食材を焼き出すめり込み隊。

ただ、みんな…。


わりと焼そばでお腹が一杯に…。





「やります？」

シトフタである程度出したまろっこさんが聞いてきた。少し飲まれて飽きてきたので移動することに。わーい。


すると立ち去るまろっこさんの背中がまだ見えるんじゃないかという5回転目に当たり。


時短で引き戻したりと11連もしてしまった…。

その後は外のベンチで休憩したり、ゲームセンターいったりだらだら過ごして16時の閉会式に。

最大稼働人数記録を達成したことが報告される。


店と客が一緒に達成を喜ぶという
♪不思議な現象。それは幻想？いや、現にSO！
(突然のラップ)



そして夜は駅前のお店をほぼ貸し切り状態にして飲み会(常連の方、騒がしくてすいませんでした…)。

誰よりもこのイベントに来たかったであろう松田つーちゃんさんのお知り合いの店で、事前につーちゃんが予約しておいてくれたらしい。

ボトルまで入れてくれてた！！！

つーちゃん、ありがとう！

そのころ宮古島で大負けしてたなんてね！！

ポセイドンなんか打つからだよ(←ひどい)。



飲み会にはTwitterなんかでお話したことある、ファンタジーランドの名物スタッフのまりたん(かわいい)とブラザー先輩(もみあげ)のお二人も忙しい中参加してくれました。


以前勝手に漫画に描いたことをお二人に改めてお礼をいい、楽しくお話できました。

超絶デレデレするおじさん(撮影なるちゃん)



乾杯の音頭をムチャブリされたタイルんに巻き込まれ、ブラザー先輩が強ツッコミされた件はタイルまんに変わってわたしが謝罪いたします。訴えましょう。



なんというか久しぶりにみんなで純粋に楽しむ、というか改めてユーザーと店と、そしてそれを繋いで楽しむというパチ7のわたしが大好きな部分を感じれた日でした。


パチ7てこういうサイトだったわ。忘れてた(ぉい)←


そのユーザーと楽しむという考えをホールが体現してくれるというのがほんとにすごくて、なにがすごいって焼そばが美味しかったんですよ。


パチンコ打ちにいくだけじゃなく、焼そば食べに行こうって思う。これはもうアミューズメントパークみたいなもんですよ。


某ネズミランドも、ポップコーン食べるのも楽しみだったりしますし。

そうだ。


ネズミランドもやってるように、そのうちファンタジーランド内で結婚式でもやれるんじゃないだろうか。



わたしが結婚することになったあかつきには、ぜひ！ファンタジーランドで式をあげさせてください！


ライスシャワーならぬ銀玉シャワーでみなさんから祝福されたい(痛い)。



ぜひご検討をお願いします。




来世に。

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