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例えるなら関ヶ原の合戦
例えるなら関ヶ原の合戦
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久兵衛さん
店の看板機種を無視してバラエティコーナーで散財するのが好きな人。大型店より中小店。珍古台LOVE。 ついった⇒ QB0083 - 投稿日:2017/03/27 15:42
今現在も「名機復活!」「お客様のリクエストに応えて○○再導入決定!」「○○増台!当店は賭けに出ます!!」等というアピールで、導入当初から”残念”だと叩かれ非難された5号機を何故か名機の様に謳って再導入する店が多いようですが、4号機から5号機への移行時代もほぼ一緒でした。
5号機の話がチラホラと出始め、今ある4号機も設置期間を過ぎたら2度と設置できないという危機に店側の行動も複数に分かれました。
■■店側の動き■■
【4号機心中型の店舗】
扱いも分からず1回のBIGで300枚程度しか出ない5号機は使えないと判断し、高設定のまま放置。
1BIGで500枚以上出て連チャンする4号機を最後まで使い続け、新台導入も設置期間の長い4号機の中古台を大量に導入して「当店は4号機を最後まで使い続けます!」と謳い、それは『俺の空』だけになっても相変わらずでした。
4号機だけを見て4号機と共に心中するような店。
いつまでも過去に縋り続け、5号機という新時代を迎える体制を怠ってきた事もあって、この様なタイプの店は廃れるのも早くて店内は長い間ベニヤ板で覆われたままでした。
やがて5号機が店全体に設置されるようになっても、チカラの無い店だと客に悟られてしまって新台も導入できず、設備も古いままの状態で結局は廃ホールと化してしまうか、生き残っていたとしても未だに5号機初期~中期の台がメインの『珍古台店』となっているかのどちらかではないでしょうか。
【4号機・5号機共存型の店舗】
いち早く5号機の仕組みを理解して4号機の設置期間が終わった後でも客離れを起こす事無く順調に営業できていた店。
4号機心中型の店舗の客を取り込んで成長。今でも定期的に最新台が導入出来ている店の多くがこの共存型の店舗だったのではないでしょうか。
【5号機メインの店舗】
4号機心中型とは逆に早い段階で4号機を手放し、5号機をメインとして扱ってきた店舗。
最初こそは客付きも悪いようでしたが『リングにかけろ』や『戦国無双』などの”出る”5号機をキッカケに急成長しました。
4号機がまだ打てる時期に5号機をメインとして扱うことは、賭けの様な部分でもあったので例としては多くありませんが、実際に存在はしていたようです。
一方で客の方も変化がありましたね。
■■客側の動き■■
【4号機依存型】
店と同じように4号機が無くなるギリギリまで4号機を打ち続けた方々。4号機至上主義で5号機がメインとなっても不満ばかり述べて5号機を学ぼうとせずパチンコがメインになる人も多かったです。
また、5号機の始まりと共に引退したものの『ミリオンゴッド』の復活と共に再びホールに通うようになり、今現在もGODやアクロス機をメインとして立ち回っていたりと時代が変化しても4号機の思い出から離れられない人を私は”4号機依存型”と呼んでいます。
【4号機・5号機共存型】
長く付き合ってきた4号機を打ちつつ5号機を摘みながら時代に適応していった人。
店も共存型の店舗を好み、早い段階でアイムジャグラーが時代の先端を行く機種だと理解したのも、この共存型が多かったのではないでしょうか。
設定の入らない日は4号機を避けて5号機を打ち、信頼できる日は4号機を打つ。
私の先輩がこの立ち回りでした。
【5号機メイン型】
使い方が分からず高設定のまま放置された5号機に目をつけて常に5号機ばかりを打ち続けた人。4号機依存型が何千枚も出して目立っているその裏で、地道にプラス800枚前後で終えられていた為に月間収支がスゴい事に。
イベント告知もOKな時代だったから、6の付いた日には設定が1or6しかない『サクラ大戦』の6をツモって一日中ブン回したものです。
「チャンス!」がうるさかったけど楽しい台でした!(笑)
『4号機→5号機移行時代』ってどう?と聞かれ、例えるならば天下分け目の合戦だった『関ヶ原の戦い』なのかなぁ……と思ったわけです。
5号機は出ないから4号機を最後まで打ち続けようとする西軍。
古い4号機よりも新時代の5号機を受け入れるべきだと主張する東軍。
結果としてホールもユーザーも5号機を受け入れられた人が勝利しましたが、
仮に今よりもずっと早い段階で”5円スロット”が導入されていたら時代も変わっていたかも
知れませんね。
そう、当時は1円パチンコも5円スロットも見かけない時代でしたから。
■■総括■■
終焉感といいますか「パチスロ終わったな」という感情においては、5号機への移行時代の方がありましたね。今はレートも含めて取捨選択が非常に多い時代なので、ライフスタイルに合わせて自由に選べる。
一番の理由ってソコなんじゃないのかなーと思うわけです。
長く”遊べる”という観点で考えたら今は大分救われていますよ。
そんなわけで、話をまとめるとこんな感じでしょうか。
・4号機→5号機移行時代前から全国規模で5スロが導入されていたら違っていた。
・4号機に執着し過ぎた店は5号機時代の波に上手く乗る事が出来なかった。
・5号機を学ぼうとしないユーザーは時代から淘汰されて行った。
この事から分かるように、ホールはいつまでも『バジリスク絆』に依存してないで、
少しは未来を見つめ現行機に設定入れやがれ!って話ですよ。えぇ。
以上。お付き合いありがとうございました!
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久兵衛さんの
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このコラムへのコメント(4 件)
それまでは北連なんて呼ばれていた愛称がジャグ連に変わったのもこの辺からですね。
ノーマル機で揺るがない地位に現在も君臨しているのだから
既に完成された機種というのは恐ろしいものです。
古いお店に行って懐かしい台を打てばいいと思います。
バジリスクが好きなら初代を。北斗が好きなら将を。
高ベースのボナ合算が重い機種ばかりの中で、2種搭載のボナ合算を上げたタイプは正に5号機ノーマルタイプの光だったように思います。
(設定が)入らない、(メダルが)出ない、(回ってないから設定が)わからないの3ない状態ですからねえ
今さら設定入れても客が回さなそうですし、どうすればいいんでしょう。