新着記事
- パチセブントップ
- パチンコ&パチスロコンテンツ
- ワンランク上のスロッターになるために
- 第二話『同じ105%なのに、どうしてこんなに違うんですか!?』【ワンランク上のスロッターになるために】
ワンランク上のスロッターになるために
2026.10.27
第二話『同じ105%なのに、どうしてこんなに違うんですか!?』【ワンランク上のスロッターになるために】

前回は「出玉率」という、パチスロを打つ人間にとっては馴染み深い言葉を解説しました。今回はその出玉率をもう少し深掘りしていきましょう。
▶前回記事:第一話『出玉率100%超えなら絶対勝てるって本当ですか!?』
前回、出玉率110%で9,000G回した場合の期待獲得枚数を算出しました。
「9,000G×3枚×110%」
という計算で、結果は+2,700枚でしたね。
では、既存の機種ではどうなるのか。
ネオアイムジャグラーEX(以下、ネオアイム)とスマスロ ゴッドイーター リザレクション(以下、ゴッドイーター)の2機種で考えてみましょう。
機種ごとの出玉率を見てみる
ネオアイムの出玉率と期待枚数

| 設定 | 出玉率 (機械割) |
|---|---|
| 1 | 97.0% |
| 2 | 98.0% |
| 3 | 99.5% |
| 4 | 101.1% |
| 5 | 103.3% |
| 6 | 105.5% |
ネオアイムの設定6の出玉率は105.5%です。なので、
「9,000G×3枚×105.5%」
となり、およそ1,480枚ほどのプラスとなります。
ちなみに、この9,000Gというのはボーナス中の消化ゲーム数も含まれ、リアルボーナス搭載機の場合はボーナス中の消化ゲーム数はデータ表示器に反映されません。
あとは、ジャグラーシリーズで言うとボーナスを揃える際に1枚掛けで回した場合も3Gに1度しかデータが上がらないため、データ表示器で確認できるゲーム数よりも実際の消化ゲーム数は多くなります。
リアルボーナス搭載機ではなくともデータ表示器には反映されないゲームは結構ありますので、自分が思っているよりも実際に消化したゲーム数は多くなりやすいですね。
10時開店/22時45分閉店のホールで朝からぶん回した場合は1万ゲーム以上回せると思いますが、途中で休憩したりトイレに行ったりなど、諸々の回さない時間を考慮したゲーム数が9,000Gと考えていただければ、と。
ゴッドイーターの出玉率と期待枚数

| 設定 | 出玉率 (機械割) |
|---|---|
| 1 | 97.9% |
| 2 | 98.9% |
| 3 | 101.1% |
| 4 | 105.6% |
| 5 | 110.0% |
| 6 | 114.9% |
ゴッドイーターの設定6の出玉率は114.9%です。これは現行機の最も高い出玉率ですね。
「9,000G×3枚×114.9%」
これを計算すると4,023枚のプラスとなります。
同じ設定6でも、ネオアイムとゴッドイーターではここまで大きな差が出てきます。
また、ゴッドイーターの設定4の出玉率は105.6%です。これはネオアイムの設定6の出玉率とほぼ同値、つまり1日打てばゴッドイーターの設定4でもおよそ1,480枚程度のプラスを見込めるということになります。
じゃあ実際にゴッドイーターの設定4がネオアイムの設定6より好まれるかというと、意外とそうでもない、むしろ忌避しがちなのがスロッターなのではないでしょうか。
設定4は高設定じゃないという言論もしばしば見かけますしね。そもそも、現在の型式試験の方針としてもボーナスタイプとATタイプで比べるものではないかもしれません。
Tips 主に保通協(保安通信協会)で実施される試験。この試験に合格すると晴れてホールに導入することができる。超短期(400G)、短期(1,600G)、中期(6,000G)、長期(17,500G)について、それぞれ試射試験とシミュレーション試験が実施される。
設定4は高設定じゃない!?
ではなぜ設定4が高設定じゃないという風潮があるのか。
2つの見方があると思っていて、1つは安定感、もう1つは出玉率にあると思います。

設定4の安定感
まず1つ目。
安定感については、ここまでお話ししていたゴッドイーターを再び例に出して説明します。
ゴッドイーターはご存知の通りATのみで出玉を増やすスマスロです。
ATの初当り確率は設定4だと1/317。唯一出玉を増やす契機となる初当りが重ければ重いほど、その偏りは大きくなりやすく短時間で収束させることが困難になります。
なので、出玉率が100%を超えているにもかかわらず設定4だと「安定感がない」=勝ちづらいという認識になりやすいです。
確率の収束に関する例として、1/100の確率のAと1/500の確率のBを比較しましょう。
1000G試行した場合、Aを10回観測でき、Bを2回観測できたとすれば、これは確率通りAが1/100でBが1/500です。 しかし、Aが9回、Bが1回とそれぞれ1回ずつ少なかったとすると、Aは1/111.1となりBは1/1,000となります。
Aは元の確率とそこまで大きな乖離はない一方で、Bは倍の乖離を見せていますよね。
つまり、確率が小さければ小さいほど多少の回数のブレは影響が少なく、少ない試行回数で元の確率に落ち着きやすいということです。
パチスロは高設定ほど出玉に関わる確率の分母が小さくなりがちなゲーム性です。なので、高設定ほど確率が収束しやすく、想定された出玉率通りの出玉が得やすいということになります。
設定4の出玉率
さて、それでは次に2つ目の出玉率について解説します。
ここまででお話ししているネオアイムを例に出してみましょう。
仮にネオアイムの設定4(出玉率101.1%)を1日(9,000G)回したとします。その場合は
「9,000G×3枚×101.1%」
となり、差枚数は+297枚となります。
この差枚数では、例えばBIGが1回少ないだけでもうほぼプラスマイナス0になってしまいますよね。
ネオアイムの設定4は他のパチスロに比べてもかなり低く設定されていますが、とは言え設定4は103〜105%くらいがほとんどかと思います。 なので、少しでも確率が下ブレると平気でマイナスになってしまいます。
ただし、ここまでお話しした設定4の特徴というのも、少ない試行回数というのを前提での話。
より多くの試行回数、つまり何度も何度も高設定に座ればいずれ確率の下ブレは少なくなり、いわゆる確率が収束していき出玉率との乖離は少なくなります。
ここは間違えてはいけない部分ですね。
まとめ
出玉率というものを分析してみると、どの程度のプラス収支が見込めるかが分かります。
前述の通り1度の試行、たった9,000Gでは偏りが出てきますので長い目で見なければいけないものではありますが、こうして比較してみると自分が打つべき台が朧げながら選定できますよね。
単純に設定4は高設定じゃないと考えるより、出玉率という観点からも機種に対してアプローチすることが、ワンランク上のスロッターになることに近づくと思いますよ。
▶前回記事:第一話『出玉率100%超えなら絶対勝てるって本当ですか!?』
(C)KITA DENSHI
GOD EATER™Series & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
(C)Bandai Namco Sevens Inc.
(C)SEVENLEAGUE (C)YAMASA NEXT
0
共有する

