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真の勝負事の神様は松戸に降臨した女神だった!?　ぱちんこと競輪を調伏する松戸オフ会レポート！

じくゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~ パチ7参加者募集企画

パチンコパチスロ好きは勝負事も大好きのはず。今の日本には公営競技もあり、ギャンブル好きにとって幸せなお国柄です。

でもみなさん、あまりにそれが身近にありすぎて準備をおろそかにしていませんか？休日になーんとなくホールに出かけたりスマホでオンライン投票したりするのもいいですが、それが勝負事だというのを忘れてはいけません。

やはり勝負事には、心身を整えて己を追い込み、キッレキレの状態で立ち向かわなければなりません（本当か？）。ということで、2023年８月26日に松戸で開催されたパチ7オフ会、今回は「ぱちんこと競輪を調伏する」をテーマに祈祷・背水の陣・女神降臨とあらゆる手段を講じて勝負に挑んだ一日の模様をレポートします！

勝負運の神様がいる柴又帝釈天で運量UP！

後の勝負に備えて朝から参加組が集合したのは京成金町線の柴又。向かったのはインド最古の聖典リグ・ヴェーダで最も賞賛され軍神・武勇神インドラとも呼ばれる神様「帝釈天」が祭られている柴又帝釈天・帝釈天題経寺です。

何だか強そうな神様ですが、そのご利益は厄除け、病気平癒、そして勝負運と言われています。これはガッツリ神様から運を授からねば……と思いつつ、まだ観光客の少ない午前中の柴又帝釈天を堪能してきました。

▲柴又駅から続く帝釈天参道。お土産、お食事、雑貨など古式ゆかしい店が並ぶゆったりとした参道です。

▲広く落ち着いた雰囲気の境内には手水舎（ちょうずや）やおみくじがあり、屋内も廻れて有料で入場できる庭園＆彫刻ギャラリーもあります。

▲「せーのっ！」って連れ打ちの朝入場抽選かよ！というおみくじバトル。ちなみに帝釈天のおみくじは凶も入っているガチver.でした。

▲しっかりとお賽銭を投じて祈祷する参加者たち。500円の大盤振る舞いをした人もいましたが、はたしてその結果は？

柴又帝釈天を味わい尽くして運量UPしたら、一行には次の予定があります。それは船を使って松戸の地へと臨む矢切の渡しチャレンジ！ 三国志ならば赤壁の戦い（曹操の船は焼かれたけど）、史記ならば背水の陣（韓信がわざわざ川を渡ったかは知らない）です。

今回の松戸オフ会、実は前半はかなりダイナミックな行程が組まれていまして、

柴又集合→帝釈天祈願→矢切の渡し（柴又側）→江戸川渡河→矢切の渡し（松戸側）→直行バスで松戸駅へ

となっていました。2000年代も四半世紀を迎えIT革命からドローンやAIへと時代が進化する中、わざわざ矢切の渡しという小舟で川を渡る蛮行。しかし、この自己を律する荒行で自身を背水の陣に置くことで……

あっつい！暑いって！！

当日は連日猛暑の気温30度越え、そして柴又側から渡って松戸側に付くと、バスが来るまで炎天下で30分近く待たされるらしい……ということで急遽、予定変更！

矢切の渡しでは江戸川を渡り切らず、往復して柴又側に戻ってくることにしました。これぞまさに勝負師の采配（？）、早くもパチ7らしい~~いい加減さ~~臨機応変さです。

矢切の渡しは一大エンタテインメントだった！

さて当たり前のように存在する交通機関として矢切の渡しの名を出しましたが、荒天の場合は運休、季節によっては土日祝のみ運行される船頭さんが1人の小舟です。片道200円でおよそ10分の渡航になります。

▲岸辺で待ち受けているのが、後にパチ7一行を驚かせてくれる船頭さん。上記のとおり不定休なのでお出かけの際は電話で問い合わせましょう。

正直なところ「本当にやってるのか？」と企画した側もちょっとだけ不安でしたが、柴又帝釈天から徒歩5分ほどの江戸川河岸に矢切の渡しはありました。

▲本当に小舟が一艘だけ、発着場もレトロ感満載で今が令和であることを忘れさせる雰囲気です。

料金を手渡しで船頭さんに支払い、思い思いの場所に座るパチ7一行。他の乗船客もおらず貸切状態、手漕ぎの櫂（かい）が「ギッコ…ギッコ…」と音をさせて矢切の渡しはヌルっと出発しました。

▲川面に出ると、陽の照り返しもなく風が通って体感3～4度は涼しく快適な船上。

船頭さんに「どれくらいやってるの？」と聞くと、「いや、まだ始めたばっかり」とあやふやな返事が返ってきただけで、櫂の音だけが静かに響く心地よい小旅行が始まり……と思ったら、

「あー疲れた、もう無理だわ！」
船頭さんは突然宣言すると、櫂で漕ぐのを放棄してモーターエンジンを起動させました！

▲木製の小舟や櫂に気を取られて、フツーにエンジン付いてるのに気付かなかった……

この船頭さん、矢切の渡しを始めたばかりなわけもなくハナからこの展開を狙っていたとんでもないエンターテイナーでした！

それまで寡黙だったのに、エンジン使い始めてからは流暢に言い伝えや噂話（という名のやや下ネタ多めなギャグ口上）を話し続けます。

そして対岸に着いたら「乗る人いる？いないね？」と大声で確認しただけで接岸はせず、そのまま船体を切り返すダイナミックさ！（お客さん待ったりしないのかよ……）

▲対岸の発着場には乗船客の姿はなく、かわいらしい小鴨のみで渡し舟はUターン。

どうやら貸切状態の往復客のみということで、船頭さんの粋な計らいによる観光プランが発動！往路は直行で戻らず、江戸川上流へと大きく迂回して矢切の渡しはジャングルクルーズ顔負けのエンターテイメントに変身しました！

「あと5000円くれたら、このまま下ってディズニーランドまで送るよ～」と一向に止まる気配の無い船頭さんのギャグを聞きながら、情緒豊かな渡し舟を楽しむつもりがサプライズクルーズとなってテンションが上がったパチ7一行。

何となく予定を変更して柴又に戻る往復プランにしたら、予想外のサプライズ観光を楽しんでしまい大満足の矢切の渡しでした。

パチンコ連れ打ちは楽園松戸へ

結局、パチ7一行は柴又に戻って電車で松戸へ。松戸駅東口から徒歩5分ほどにある楽園松戸で連れ打ち自由行動となりました。

▲今回、連れ打ちの許可をいただいた楽園松戸は、4パチ・20スロの本館だけでなく10スロ・5スロの新館もある2店舗タイプです。

▲早くも帝釈天効果が発動か？という報告もありましたが……？

ここからは北松戸駅近くにある松戸競輪場集合まで自由時間。パチンコパチスロを楽しむも良し、ランチでお寿司に舌鼓を打つも良し、サウナで次の勝負に向けて整えるも良し、ということで各々が松戸駅前で時を過ごしました。

この時に筆者は帝釈天効果を期待しつつもパチスロを渡り歩いてチョイ負けだったのですが、効果があったからこそチョイ負けで済んだかもしれないし、本当に効果があるならこの後の競輪の軍資金もゲットできたかもしれないし……あれ、考えてみたら矢切の渡しで江戸川を渡り切ってないから背水の陣じゃなくね？と不安を胸に抱いたのでした。

松戸競輪に成瀬心美さんと閉店くん先生が登場！

朝イチやパチンコ連れ打ちから参加した人、競輪から参加予定の人などが松戸競輪場正門前に集合してきます。松戸競輪場の最寄り駅は、松戸から常磐線各駅停車で1駅の北松戸です。隠れた優良ホールとして知られる駅前のゴールドを通り過ぎて徒歩5分ほどの場所にあります。

▲人の流れに身を任せればほぼ迷うことなくたどり着ける駅チカの松戸競輪場。開催期間中は入場無料です。

▲当日は松戸のご当地Vtuber 戸定梨香（とじょうりんか）さんがお出迎え、G3燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯の初日ともあって松戸競輪場は大変賑わってました。

さて集合した一行にはネームプレートに加えて来賓通行証も配られ、スタッフに場内へと導かれていきます。目に入るのは……

ロイヤルルーム？何だか人気が少ない奥に進んでるし、選ばれし者だけが立ち入れる雰囲気が。専用エレベーターで階上に上がると、

なんと、ロイヤルルーム貸し切り！

▲あまりに見晴らしのいいバルコニー、当然他のお客様がいない専用の喫煙スペースも完備のVIP空間！

正直、ガチで予想を大きく裏切られました、イイ意味で。参加費無料のオフ会イベント（さすがに車券や飲み会などは自費ですよ）で、こんな最高の競輪体験ができてしまっていいんですか!?

そしてフロア内にはモニターやホワイトボードが用意された特別コーナーが用意されています。高揚感が抑えきれない参加者の前に現れたのは……

成瀬心美さんと閉店くん先生！

今回のオフ会イベントでは、お二人の競輪教室や予想を聞きながら車券を購入して競輪を楽しめるというぜいたくな企画が用意されていました。

▲熱心に予想する成瀬心美さんと、参加者に展開を説明する閉店くん先生。

パチ7読者だけでなく成瀬心美さんや閉店くん先生のファンも参加してくれたこの競輪イベントは、毎レース説明や予想を聞きながら自由にロイヤルルーム内で車検を購入しレースを楽しめるという仕組みです。

レースが始まると窓越しに行方を見守る参加者のみなさん。モニターで中継を見るのもアリですが、せっかくの現場に来たからにはロイヤルルームからバンク全体を俯瞰してレースを楽しむのがおつなものです。

ここでロイヤルルームだけでなく、当日の松戸競輪場の様子をピックアップ。週末開催のグレードレース開催初日ということもあり、イベントブースや飲食店も盛りだくさん、メインレースが近づくごとに来場客も多くなっていきました。

▲ステージイベントには立すいの余地が無いほどの人だかり、飲食ブースも長蛇の列と週末の競輪開催を楽しむお客様ばかりです。

▲もちろんバンク近くまで行ってレースの迫力も体験できます。場内実況だけでなく、強烈な声援や野次が飛ぶのも競輪ならではの醍醐味です。

▲グッズやタイアップなどの商品も豊富で、令和の競輪は垢抜けてマーケティングにも力を入れている様子がうかがわれます。

さて、レースも進んで夕方からナイターへと場内が姿を変える頃、参加者のみなさんもだいぶ車券購入にこなれてきた感じでしたが、一つだけ問題がありました。それはレースごとに「当たった人～？」と聞いてみても的中者が少ない件。

そりゃあ毎レース的中者であふれていれば、何の苦労もなくギャンブルで蔵を立てる人が続出してるはずです。競輪は選手の出身地から形成されるライン、逃げ・追い込みなどの脚質、捲りやマークなどの決まり手、それらを考慮した上でのゴールまでの位置取りを争う展開、そして選手自身の実力や成績を加味して予想するかなり頭を使うギャンブルです。

そんな中で参加者たちの希望の光となっていたのが成瀬心美さん。ここまで3レース連続で車券を的中をさせて挑む11R、ここみんが予想したのは3連単で1-9-全（1-9-2～1-9-8の全通り）でした。何とすべてが400倍以上の万車券、さすがに夢を見せてくれる我らがここみんといったところで「それもアリ」くらいに参加者も捉えていましたが……

539.6倍、的中！

ゴール時にはロイヤルルームにココミンの喜びの悲鳴が響き渡り、レース結果確定と共に倍率が表示された時には参加者たちの万雷の拍手で包まれました！

そうだったんです……我々は忘れていました。ギャンブルの鉄則、「ツイてる奴にノれ」という法則を。

柴又帝釈天の観光を楽しみ、矢切の渡しクルーズを満喫して何となく勝負運を蓄えたつもりになっていましたが、本当の勝負運の神様、勝利の女神はここ松戸競輪場に降臨していたのです！

▲ちゃっかり用意されていたミニくす玉で的中を祝うここみんと参加者たち。オフ会に参加してくれた多くのファンの人たちも、しっかりとここみんにノッって高額配当をゲットしていました。

あまりに劇的な展開に参加者も驚きを隠せませんでしたが、特に印象に残ったのが参加されたここみんファンの声でした。

「今まで貢がせる推しはいたけど、稼がせてくれる推しは初めてだ」

……たしかに。この日の勝ち頭は何と60万円！ “持ってる”推しを信じることの大切さをひしひしと感じさせられたのでした。